幕末編
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大政奉還。
慶喜(大東俊介)は私利私欲に動く。
ところが徳川は新政府のメンバーからはじかれてしまう。
西郷隆盛(原田泰造)は江戸に総攻撃をかけようとしていた。
大阪で戦っているはずの慶喜(大東俊介)は戦を放棄。
「最初は勝てると思っていた。」
と言う慶喜に勝海舟は呆れる。
しかもその尻拭いをするはめになる勝海舟。
慶喜は貝塚異臭だけではなく天璋院(福士蒼汰)にも泣きつく。
薩摩出身の天璋院、京都出身の和宮それぞれに間を取り持つように言う。
嫌がる和宮だが、家茂は江戸が戦火に巻き込まれるのは嫌なのでは・・・と苦渋の決断だと言うのだ。・
江戸を戦場にしないため、西郷と会談する勝海舟。
天璋院、和宮、瀧山は隣室で聞いている。
西郷は、長年、徳川家が女将軍に国を治めさせたことを恥ずべき歴史で海外に後れを取っている。
女が治めてきたからこの国は腐った。
徳川家は滅ばなければならない。
家茂を否定された和宮は思わず飛び出す。
天璋院を見た西郷はひれ伏す。
宸翰を見せる。
和宮が帝の妹であること。
帝を殺した謀反人は新政府側の岩倉と薩摩と書かれていた。
帝を殺害したのが新政府側だと薩長が掲げた新政府の正当性が揺らぐ。
江戸を総攻撃するならばこの辰韓を公にすると西郷に伝える。
最初は余裕をぶっこいでいた原田泰造・・・いや西郷。
和宮が女なら家茂は男。
歴代の将軍の名前も男。
「歴代の将軍達を男だったことにする」
そうなれば徳川の歴史は恥ずべきことはなく、慶喜を殺す必要もない。
和宮は
「歴史なんてどうでもいい。歴史を歪めてもええから江戸の町は傷ひとつ付けんといて」
とぶちかます!
「御台様」
と西郷さん
江戸城無血開城
慶喜は実家の水戸藩へ。
武器や軍艦は接収後に徳川相当分は戻す、江戸城は城内から臣下をすべて立ち退かせ、明け渡すとなりました。
大奥では最後の宴が行われる。
和宮はの美しい西陣を着用。
男装ではない。
青い空を見つめ
「これで良かった。上さん」
と微笑む和宮。
翌日、江戸城の掃除。
瀧山は「ちり一つ残すな」と命じ、自らも掃除をする。
天璋院はここであつらえたものは全ておいて行くことにした。
夜。
瀧山は没日録を読んでいた。
天璋院も一緒に読む
「これは我々のような男たちがここにいたという証なのだから。」
”今日より大奥はここで過ごした各人の心を住処とする”」
二人は大奥のすべての始まりであったお万の方へ思いを馳せる。
「もしかしたら大奥のような哀しい場所が消えて無くなる事を誰よりも望んでおられたのはお万の方様ご本人であられたやもしれませぬ」
天璋院が去る。
瀧山は涙を流してしまうかもしれないので見送りはしたくないとひれ伏す。
「ではまたどこかでな」
天璋院が出て行く。
回想シーン。
こうして女将軍達が幾度となく歩いた大奥のお鈴廊下は静かに閉じられた。
天璋院は籠に乗ろうとして、不安に駆られる。
江戸城に戻ると瀧山は自害していた。
その後、新政府によって葵の家紋がついたもの、没日録、全て燃やされてしまう。
明治4年。
天璋院は実業家となった瀧山の商談に同行するため船上にいた。
大奥最後の日、切腹した瀧山だが天璋院に救われた。
その時、家定の臨終に立ち会った蘭方医と出会う。
「家定公の臨終の際、毒殺の可能性は無かったか。」
天璋院は長い間家定の死を不審に思っていた。
蘭方医は家定公は黄だんで妊婦によくある症状。
そうなると医者はなにもできない。
家定公は出産できないことを悟る
「御台許せよ」
最後まで天璋院とお腹の子を思って旅立ったことを聞かされた。
家定の最期を知った天璋院は涙を流す。
「あなた様に侘びこそすれ恨みなど微塵もなかったのです。
願わくばお二人の分まで今生を楽しんで下さいませ。」
号泣しながら笑う。
家定の死を受け入れることができた瞬間だった。
またまた明治4年の船上。
天璋院に借りが出来た瀧山は天璋院を使用人として雇う事になった。
船にはアメリカへ留学するという6才の少女がいた。
英語を学ぶのは偉い男性の妻になって支えるためだと話す少女。
「あなた自身が国を動かす人物になれるのだ」
天璋院は将軍の御台だったことを明かす。
そしてこの国は偉大な女将軍達が支えていたことも。
慶喜のダメダメぷりっが今日も光ってたな~。
天璋院に泣きついてからはもう蚊帳の外。
そんな慶喜が主人公となった大河ドラマもあるんでね。
エエようにもとれるのが歴史上の人物ってなもんよね。
それに来れば、和宮さまの男前っぷり。
その出生は父にも知らされていなかったのに、視野も広い。
賢い。それでいて情熱的だし。
隠れて辛い思いをして生きてきたからお人形さんではいられなかったんだろうね。
追い詰められてもなお西郷ドンは頭のキレる男。
判断も速い。
頭も柔らかい。
こりゃ慶喜が敵う相手ではないってことやな。
瀧山~。
最後まで心配させやがって(爆)
いつも潤んだ目で悲しいことを乗超えてきた瀧山。
大奥がなくなったらどうなるんだろうって思ってたけど、まさか切腹するとは。
時計に阻まれて死に損なったとはいえ、もう痛すぎて刺されへんかったってことか?
まぁ、瀧山が商売で成功するのはなんだかよくわかる。
ボスの為に尽くす。
そして支える。
そして交渉もする。
そしてあれだけの人数がいる大奥をまとめることができる。
ビジネスマンとして通用するはずやわ~。
天璋院は・・・最後の少女(あれは津田梅子なの?)もメロメロになりそうな微笑み
女性の扱いが上手すぎねーか?
それもこれも家定公のおかげだな。
天璋院は商売はだめかもしれないけれど、営業マンとしては優秀かも。
いや、相談役とか?
人垂らしなところがあるな。
明治の初期のお子たちはもう「将軍」がどんなもんかわからんのかもなぁ。
でも最後にバラしちゃった。
しかし男とか女とか区別は必要だけど、差別するのはつまらん。
どっちが大きな仕事やってもエエやんかいさ。
1話からずっととにかくキャストが素晴らしかった。
女将軍たちも惚れ惚れするくらいかっこ良くて可愛くて。
みなさんきっと大河ドラマでも活躍するでしょうね。
もう決まっている人もいるかも?
衣装も似合っていたしねぇ。
瀧山さまは女装から洋服まで。
コミカルな演技も泣けるお芝居も。
古川さんはホントに楽しい。
そしてぐ~~~~~~んとお芝居が上手になって、表情の幅も広くなって。
良い役者になったな~福士蒼汰。
この二人は時代劇が合ってるよ。
福士蒼汰くんは遊川さん脚本のドラマが決まっているので・・・それはそれで心配なんですけど。
久々にキラキラした福士君を見た気がする←宇宙キター!から見てるもんでw
ああ・・・でも最終回は寂しい。
ホントはもっと時間をかけて見たかったなぁ。
やっぱりすごく上手くまとまっていたけれど、歴史に疎いワタシには早すぎたよw
寂しいな~。
Season2










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Season1の感想はコチラ
「大奥」 第1話 ネタバレ 感想~冨永愛さんのヴィジュアル最高
「大奥」 第2話 ネタバレ 感想~斉藤由貴が最高に怖い
「大奥」 第3話 ネタバレ 感想~福士蒼汰をもってしても女装はキツい。
「大奥」 第4話 ネタバレ 感想~斉藤由貴の熟睡シーンが気になってw
「大奥」第5話 ネタバレ 感想~切ない家光の最期。奔放な綱吉登場
「大奥」 第6話 ネタバレ 感想~濡れ場多し。攻める仲里依紗とNHK(驚)
「大奥」 第7話 ネタバレ 感想~仲里依紗怪演に幕。綱吉、死す。
「大奥」 第8話 ネタバレ 感想~八徳川家重(三浦透子)に期待
「大奥」 第9話 ネタバレ 感想~三浦”家重”透子の伝える力
「大奥」 最終話 ネタバレ 感想~渋谷のスクランブル交差点にビックリ
キャスト
幕末編
徳川家茂(志田彩良)
天璋院 / 胤篤(福士蒼汰)
瀧山(古川雄大)
和宮(岸井ゆきの)
中澤(木村了)
仲野(中川翼)
勝義邦 / 海舟(味方良介)
観行院(平岩紙)
土御門(山村紅葉)
能登/ 志摩(中村アン)
絵島(三谷昌登)
西郷隆盛(原田泰造)
板倉勝静(坂東新悟)
徳川家定(愛希れいか)
瀧山(古川雄大)
阿部正弘(瀧内公美)
徳川家慶(高嶋政伸)
堀田正睦(高木渉)
井伊直弼(津田健次郎)
一橋慶喜(大東駿介)
青沼(村雨辰剛)
平賀源内(鈴木杏)
黒木(玉置玲央)
田沼意次(松下奈緒)
松平定信(安達祐実)
伊兵衛(岡本圭人)
一橋治済(仲間由紀恵)
徳川家斉(中村蒼)
御台/茂姫(蓮佛美沙子)
五十宮(趙珉和)
お志賀の方(佐津川愛美)
僖助(新名基浩)
松方(前田公輝)
武女(佐藤江梨子)
コメント
やっと!
見終わりました。
私も歴史が苦手で、しかも社会の教員免許持ってるのに、なんかいやってもすぐ忘れる。
日本史の教科書といっしょに、将軍の順番やらどこから来た人物なのか書いてある一覧表とともに。
しかも途中で人物やら出来事を調べながら見るから、まぁ時間がかかって。
年末は腰を据えるゆとりがなく、ようやくです。
途中で挫折しなくてよかったーー。
前半のときもそうでしたけどね。
あと、おっしゃるようにキャストがよかったです。
特に冨永愛さん、堀田さん、阿部役の人。
男性陣もよかったですね。
ほんと、ずぶん先輩みごとに演じていて「ご立派になられて」と言いたかったくらい。
昔のハンサムで顔も大きめなので時代劇向きですよね。
そこいくと、前半のジャニーズの子もよかった。
昨今時代劇も予算の関係でなくなってるけど、どんどん出て欲しい。
衣装もお城の中も素敵だったなー
マンガは読んでないのですが、昔の作品なのに後から後からいろんな賞を取っているのですね。
今流行り?のSDGs的な観点からも。
DNA的には男性は戦うのが好きだし、女性は守り、でも強い。
とはいえ、脚本家さんの「それぞれ1人ひとり好きに生きるのが一番。世の中の平和よりまえに半径1メートルを幸せに」というメッセージが聞こえたようにも思います。
sakiさん、コメントありがとうございます。
「大奥」良かったですね。
ワタシは歴史が弱いのでウィキペディアを見ながら頑張りましたw
歴史物って誰が主役になるかによって、めっちゃ悪役になったりするじゃないですか。
だから今回のこのキャストもフジの「大奥」では違ってくるんだろうなぁと思います。
しかしキャストはホントよかったですね。
まずは女性陣。
地味目の役が多かった堀田さんは、この役がはねたのか秋ドラマでは主役も。
仲里依紗の思いっきりの良さ。
まさか初めての時代劇だと思わなかった。
男性陣も良かった。
ホントずぶん先輩。
また輝きました!
彼は時代劇が似合うかも!
ラブストーリーじゃないほうが良い。
でも冬ドラマでは遊川作品にご出演。
これは・・・評価がまた分かれそうで。
ほんと「半径1メートルを幸せ」ならみんな幸せですよね。
今年は平穏に過ごしたいです。