「大奥」 第7話 ネタバレ 感想~仲里依紗怪演に幕。綱吉、死す。

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五代将軍綱吉・右衛門佐編


よしながふみ/大奥

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江戸市中では赤穂事件や生類憐みの令も手伝って評判が下落した。
綱吉(仲里依紗)は閉経を迎えて子どもを産めないと訴えるも桂昌院(竜雷太)は無理解。
若い男と寝る。
しかしその男は綱吉を殺害しようとした。
寸前で秋本が男に切りかかる。
男は生類憐れみの令や世継ぎも産めぬ老婆の色情狂いなどと言いたい放題だった。

騒動の後、綱吉は右衛門佐(山本耕史)にあの男が言ったことは本当のことだと笑う。
下がれと命令するも下がらない佐
「お一人になられたら命を断つつもりだからです。
生きなさい。」
「いやじゃもう疲れた。」
「上様、生きるということは女と男と言うことは、ただ女の腹に種をつけ子孫を残し
家の血を繋いで行く事じゃありますまい」
「いやじゃ、もう誰一人私が生きることを望んではおらぬ」
唇で口を塞ぐすけ
「もう死ぬと言うんなら
私の夢を今叶えさせて貰う
私は家様に恋をしておりましたよ。
一目お会いした時から」

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朝チュン
綱吉に抱かれるためにやってきた男が「恋、恋言うておったのは…」
「私の思いをかわりに言ってもらっておりました。」
「なんとまぁ」
「さように笑われずとも…」
「しかしさような次第ならもう少しはよう打ち明けてくれたら、もう少しマシな私を見せられたものの」
佐は子をなすための行為ではなく、こうしているのは産まれた初めてだと言う。
「ここには何もない
ただの男と女としてここにおるだけです
こうなったのが今のあなたで本当によかった。」
二人は抱き合う。
穏やかな笑みが浮かべる綱吉。

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綱吉は次の将軍を甲府の綱豊に決めた。
驚く桂昌院と柳沢吉保(倉科カナ)
「6代将軍は綱豊である」
家宣という名に改め自分の子どもにするのだと宣言。
桂昌院は綱吉打掛けを引っ張るも、綱吉はそれを脱ぎ捨て佐の元に走る。
少女のような笑顔を浮かべた綱吉。
しかし佐は急病死した。

哀しみにくれる綱吉。
夜、眠る綱吉のもとに吉保がやってきた。
「佐かと思った…。」
綱吉は佐に損得勘定なく慈しむことを教えてくれたと穏やかに話す綱吉。
吉保は濡れたタオルを綱吉にかけ、抱きしめる。
出会った時からずっと綱吉が好きだった。
自分も損得勘定なく綱吉に尽くして来た…!
綱吉が亡くなる。

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綱吉も死んじゃった。
いや、殺されちゃった。
吉保は綱吉に恋愛感情があったのね。

しかし・・・ほんまに、もう少し若くして二人が結ばれていたら。
佐だって、当初は野心家だったからね。
まさか自分が家綱を好きになるとは思わなかった。
常に綱吉のそばにいて…支えてきたつもり。
年齢を重ねて結ばれたことによる幸せもあっただろう。
でも…翌日死ぬなんて。
やっとこさ桂昌院から独り立ちできそうになったのに
やっと娘からの脱出ができたのに死んじゃった。
そう思うと…桂昌院、めっちゃ長生きするなぁ。
コイツ…ほんまに悪いなぁ。
有功さんが生きていればそばにいれば…もうちょっとマシなヤツになったんかしら。

家光の孫だから一番近い。
甲府の綱豊を養子にするのは妥当よね。
順番的には。
でも…短命だったんだっけ?←あんまり歴史を知らない人。

お信は吉宗。
聡明な子だったんだねぇ。
吉宗は母が農民だから質素だったのね。
差別もされていたみたいだし。
お城で育っていないので、民の気持ちもよくわかるのかもね。

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それにしてもホントに仲里依紗ちゃんの怪演は驚いたね。
ポロポロポロポロ涙を流して…。
晩年、老婆に見えるときもあれば、少女の恋する乙女のような表情もあって。
初めての時代劇とは思えない。

そして山本耕史。
ちょっと老けすぎと思っていたけど、確かな演技力だわよね。
それは想定内
でも山本さんのキスシーンとか泣きの芝居とか、最近、あんまり見ないよね。
泣いている山本耕史なんて「ひとつ屋根の下」(古いなw)くらいしか思い浮かばないくらいだもんw

倉科カナの怨念みたいなものもスゴかったです。
本当は桂昌院と関係なんて持ちたくなかっただろうけど、大好きな上様と一緒にいるため。
最後には綱吉を殺めてしまうほど。
ああ、そうして桂昌院役の竜雷太さん。
お若い…。
でもホントに嫌な役を…
最後はあれ?もうボケてんの?って感じの桂昌院。
それでも自分勝手でわがままで、娘を意のままに操ろうとする。
その姿がホントに…嫌だった(爆)
なんども仲里依紗なら蹴っ飛ばしてる!って思っちゃったw

なんともまぁ、すご~~く飛ばしてるのに、なんかずんずんくるなぁ。
原作、読みて~~~!!!

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キャスト
徳川綱吉(仲里依紗)
右衛門佐(山本耕史)
桂昌院(竜雷太)
柳沢吉保(倉科カナ)
鷹司信平(本多力)
伝兵衛(徳重聡)
秋本(中川大輔)

徳川家光 / 千恵(堀田真由)
万里小路有功(福士蒼汰)
春日局(斉藤由貴)
玉栄(奥智哉)
村瀬正資(岡山天音/吉宗編:石橋蓮司)
稲葉正勝(眞島秀和)
和田正隆(佐藤祐基)
角南重郷(田中幸太朗)
勝田頼秀(水間ロン)

8代・徳川吉宗×水野祐之進 編
徳川吉宗(冨永愛)
水野祐之進(中島裕翔)
杉下(風間俊介)
加納久通(貫地谷しほり)
藤波(片岡愛之助)
お信(白石聖)
松島(橋本淳)
柏木(井上祐貴)

コメント

  1. レモン より:

    大奥面白いですよね〜。
    吉宗編も楽しみにしている私です。
    ちなみに、有功さまはドラマでは退場してしまってますが、死んではいません。
    千代姫(家光の1人目の娘)が育った後出家し、大奥から出て行きましたが、僧として生きてます。
    原作では有功と玉英がお互いお爺さんになって再会するんですけどね…そのシーンもドラマで観たかったなとちょっと思ったりしてます。

    • tarotaro tarotaro より:

      レモンさん、コメントありがとうございます。

      吉宗編も楽しそうですね。
      有功様、そうですね。
      死んではなかったですね。
      すみません。

      続編が決定してたので、秋からも楽しみですね。