「大奥」第14話 ネタバレ 感想~恐ろしい仲間由紀恵!新境地開く

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医療編


よしながふみ/大奥

あらすじはコチラ→

治済(仲間由紀恵)は、政に集中し全ての権力を握る。
母の言いなりとなった将軍 家斉(中村蒼)。
老中となった松平定信(安達祐実)は吉宗の孫として治済とともに改革を進めていくつもりであったが、治済はもう格が違うと言わんばかり。
自分を大御所にしてほしいと持ちかける治済。
“大御所”とは隠居した将軍の尊称であり、将軍を歴任していない治済が大御所を名乗れるはずはないと断った定信。
すぐに家斉から老中を罷免されてしまう。
「母上を怒らせて良いことなどない」
定信は家斉に「この国も上様もあの方に滅ぼされる」と忠告する。

家斉は人痘接種をして貰ったから生きている。
日本中の男に人痘接種ができれば・・・。
人痘接種を人痘接種調べるものの黒塗りになった部分が多くわからない。
家斉は治済に人痘接種を提案する。
「男が政に手を出すな!」
人痘接種を全員に施す金と手間はない。
男が出来るのは種付けそんな男が増えて増えても困る。
母の怒りっぷりにひれ伏しただただ謝罪する家斉。

黒木(玉置玲央)は偶然、平賀源内(鈴木杏)が訪れた村にやってきた。
源内の書き付けには赤面にかかった軽症の熊から人への接種すると軽症で済むとあった。
その村では男が生きている。

治済は御台(蓮佛美沙子)に側室のお志賀(佐津川愛美)は御台に嫉妬している。
と仲の良い二人を引き裂く。
しばらくしてお志賀の子が亡くなった
「幸せにしている御台様を見るのは辛い」
と言う志賀。
しかしそれからずっとカステラを送ってきてくれた。
そのカステラを食べた御台の子も亡くなった。
御台は志賀に文句を言いに行くが、志賀はカステラなど送っていないと言う。
治済が増えすぎた家斉の子を始末していると気づいた御台は家斉に訴える。

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家斉は定信(安達祐実)に会いに行く。
「あの女は人の皮を被ったバケモノだ。
気がつけば将軍を継ぐ女子はいなくなっていた。
いたのは女のように丈夫なあなた様だけだ。
あの女には志がない。」
「でも・・・孫は。
御台が母が己の孫を殺していると言うのだ」
邪魔者を殺すのはまだわかるが、幼い孫を殺す意味がわからない。
人が苦しむのを楽しむ者もいる。
家斉は武女(佐藤江梨子)が治済に叱責され血を吐いた時のことを思い出した。
その頃、治済は「天下は思ったより退屈」と呟いていた。

黒木が旅を終え自宅に帰る。
黒木には息子がいた。
伊兵衛(岡本圭人)にも軽症の熊からでも接種ができると話す。
昔、源内が赤面が元は熊の病気だったと言っていた。
もし軽症の熊がいたら知らせて欲しいと村人に伝えたと話す。
伊兵衛はこれで黒木の息子も長生きができる。
自分のガキにも種を分けて欲しいと笑う。
伊兵衛が出て行くと声を出す。
そこには松方(前田公輝)と家斉がいた。
家斉は土下座する。
人痘を復活させたい。
黒木は人痘の方法を教え、漢方医にでもやって貰えば良いと答える。
しかし家斉は黒木にやって欲しい。
この世を変えたい。
男が女を守るそんな世の中にしたい。

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仲間由紀恵、あんな声も出せるのか…!
ドスが効いてたねぇ。
今までの仲間由紀恵とひと味違った。

頼りなく情けない男も似合う中村蒼。
あの家斉ちゃんに母と戦う根性があるのかどうか・・・。
めっちゃ気になるなぁ。
男の底力を見せて貰いたい。

しかし束になってかかっても、あの仲間由紀恵の貫禄に敵わないかも。
自分以外の人間への愛情なんてなさそう。
「志がない」
そうだな。
ホントにそうなんだろうな。
自分の欲望だけ。
人が苦しむところを見るのが何より楽しいってサイコパスだな。
誰かが死ぬところでなくても苦しむとこなら良いんだよね。
御台様と志賀の対立も見たかったんだよねぇ。
天下が退屈なんだしね。

どのカットもどのシーンも手を抜かないねぇ。
役者さん、みんな良い演技でしびれたわ。
できれば治済のギャフンが見たいけど・・・白髪になっても元気そうだったなぁ。
来週も楽しみですな。

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Season2

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キャスト
青沼(村雨辰剛)
平賀源内(鈴木杏)
黒木(玉置玲央)
田沼意次(松下奈緒)
松平定信(安達祐実)
伊兵衛(岡本圭人)
一橋治済(仲間由紀恵)
徳川家斉(中村蒼)
御台/茂姫(蓮佛美沙子)
五十宮(趙珉和)
お志賀の方(佐津川愛美)
僖助(新名基浩)
松方(前田公輝)
武女(佐藤江梨子)
徳川家定(愛希れいか)
瀧山(古川雄大)
阿部正弘(瀧内公美)
天璋院 / 胤篤(福士蒼汰)
徳川家茂(志田彩良)
和宮(岸井ゆきの)

コメント

  1. saki より:

    こんにちはー

    こわーーー!と叫びながら視聴中です。

    前回、青沼さんと平賀源内が亡くなった時には、図らずも泣いてしまいました。
    が、仲間由紀恵にひえーっとなりつつ、「子を産むこともできず、乱暴と種付けしかできない」の件には確かにそうなのに、なーんで歴史上こんなに男性はいばってきたのかいな?と改めて思い、「もっとやれー」とも。

    相棒の美禰子はほんと、内容もややこしい上に、ボソボソ話すから余計にわけわからんのですが、
    そしてミュージックフェアでも何言ってるかわからんのですが、
    この仲間由紀恵はよい。
    ずっと棒だったと思っていたが、やればできるじゃないか。
    ほんでもって、安達祐実ちゃんも、仲間さんのマトリョーシカの3番目くらい小さいですが、やっぱすごい迫力。

    大奥見るときは教科書も見ながらなんですが、最近はどうやら、田沼意次の解釈も変わってきたとか。
    でも、必ず覚えさせられる寛政の改革も1行も触れずふっとばす、よしながふみさん。
    歴史ドラマも漫画も苦手なんですが、これを機会に読んでみようかなぁ(ただしパリピ孔明きっかけで、三国志興味持つも、すぐ冷めたのでこれも自信なき)

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメント&お心遣いありがとうございます。

      この仲間由紀恵、良いですよねぇ。
      声も表情も違う。
      ご本人はかなり悩まれたそうですが。
      ご自身のスタイルにも時代劇は似合うんですよねぇ。
      ちょっとふっくら(芸能人比)だから余計に。
      この「大奥」のキャスティングは素晴らしいと思います。

      よしなが先生ってすごいですよねぇ。
      ワタシは完全に歴史とは切り離して見ていますw
      勉強する気はなしですが、楽しいです。