「大奥」 第17話 ネタバレ 感想~阿部正弘の死。カステラ怖い!

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幕末編


よしながふみ/大奥

あらすじはコチラ→

徳川家定(愛希れいか)の正室としてやってきた胤篤(福士蒼汰)。
薩摩の刺客としてやってきたと瀧山(古川雄大)らが心配していた。
しかし胤篤は皆の心を掴むことに長けていた。
瀧山は阿部正弘(瀧内公美)に相談。
阿部は家定に会いに行く際に聞いてみると言う。
すでに胤篤は慶喜公を後釜に据えるのを諦めており、政に入れれば良いと言う考え方となっていた。
「お似合いの二人」
だと瀧山に感想を告げる。
瀧山は腑に落ちない。

家定の様子に安心した正弘は、日米修好通商条約を結ぼうとしていることに井伊直弼(津田健次郎)と対立する阿部だが、家定から託された役目を果たそうと奔走する・・・が体調は悪い。
宮中ではコロリが流行っていた。

家定と胤篤の距離は縮まる。
家定は慶喜にも胤篤を紹介する
「メリケンとの条約」について意見を聞くが慶喜は「どうせ女が将軍になる」と意見は特にないと言う。

一方、跡目争いのライバル福子は、若干14才ながら聡明で自分の意見を持っていた。
そんな福子にカステラを勧める家定。
そのカステラには毒が盛られていた。

家定は犯人はわからないが、水戸ではないかと推察。
胤篤はそんな家定に自分との子供をもうけてほしいと頼む。
そんな中、阿部が病に伏せったと連絡がある。
瀧山がカステラを持って阿部を見舞う。
阿部は昔話をするが瀧山は「まだ昔話などしたくない」と言う。
阿部は泣きながら家定から届けられたカステラを抱きしめる。

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瀧山は阿部を抱きかかえ家定の城に連れて行く。
家定は馬に乗った元気な姿を見せる。
「この素晴らしい上様は伊勢守様が作られたのです。」
「こちらのことは案ずるな。
じっくりと治し戻ってこい。」
家定が差し出した手を握る阿部。
「いいえ。上様。身代わりは私の役目。
上様の過去も病も私が全てあの世に。
私に全て運ばせて下さい。
病のになってからこちら私恨んでばかり降りました。
なにゆえ私が、
何一つ成し遂げられぬまま 一体なんの為に産まれてきたのだ
けれどやっとわかりました。
いいえ思い出しました。
私はそもそも上様を生かすための者にございました。
ありがとうございました。上様。
私と巡り会って下さって。
思い切り空を飛ばせて下さって。
上様どうかこれよりは誰よりもお幸せになって下さいませ。
阿部正弘 最後のお願いにございます。」

阿部の死で荒ぶる家定。
家定は阿部が父からの性的虐待から救ってくれたことを告白。
「私が誰よりも幸せになる事
私にとっての幸せとは
今度は私があやつの身代わりになって飛ぶ事じゃ!」
家定は胤篤に唇を重ねる。
胤篤も家定に唇を重ねる
二人は一層仲良しになった。

阿部の死後、日米通商条約を結ぶことになるが、堀田正睦は、
「勅許が無ければ通商条約に調印出来ない」とアメリカに伝えてしまい、政に帝が口出しできるようになってしまった。
堀田を解雇する家定だが、そのまま倒れてしまう。

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阿部正弘の為に将軍になった家定。
家定のために生きてきた阿部正弘。
二人の愛情深さというに・・色々泣けた今回。
ここまではあまりドロドロしたところもなく。
上様と御台との関係も微笑ましくて・・・。
大奥に爽やかな風が吹いた。

いや、ホント、阿部の死は辛かった。
泣いちゃった。
最後は本当に老けた阿部。
やつれた阿部。
瀧内公美さんと愛希れいかさんが素晴らしかったね。
ポロポロ泣く二人がもう愛しくて。
お二人ともその年代によって声や所作まで気配りをされていた。
大奥のキャスティングすごいな。

しかしそこは大奥。
二人の関係も御台も瀧山も良いんだけど・・・。
慶喜公に井伊直弼な!
この大東駿介は悪い奴。
めっちゃ悪い時の大東駿介!!
一瞬だれかわからんかったわ。
そしてツダケンも。声が良すぎるわ!←そこ?

んで、大奥、再登板の福士蒼汰。
この大奥で福士君は一皮むけたんじゃないかと思う。
時代劇が似合っているのもあるのかしら?

先週に引き続き超特急。
これはギリギリついて行けるレベルよ。
原作を読み込んでいるほうが堪能できそうだな。
別にこんなに急がなくても、Season3を来春放送すれば良くないか!!
って思っちゃうほどの良作。

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Season2

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キャスト

幕末編
徳川家定(愛希れいか)
瀧山(古川雄大)
阿部正弘(瀧内公美)
天璋院 / 胤篤(福士蒼汰)
徳川家茂(志田彩良)
和宮(岸井ゆきの)
徳川家慶(高嶋政伸)
中澤(木村了)
仲野(中川翼)
勝義邦 / 海舟(味方良介)
堀田正睦(高木渉)
井伊直弼(津田健次郎)

青沼(村雨辰剛)
平賀源内(鈴木杏)
黒木(玉置玲央)
田沼意次(松下奈緒)
松平定信(安達祐実)
伊兵衛(岡本圭人)
一橋治済(仲間由紀恵)
徳川家斉(中村蒼)
御台/茂姫(蓮佛美沙子)
五十宮(趙珉和)
お志賀の方(佐津川愛美)
僖助(新名基浩)
松方(前田公輝)
武女(佐藤江梨子)

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