「大奥」 第9話 ネタバレ 感想~三浦”家重”透子の伝える力

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八代将軍吉宗・水野祐之進編


よしながふみ/大奥

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吉宗(冨永愛)は、江戸で発生した『赤面疱瘡』に効くかもしれないという猿薬を試すが、敗北に終わる。
責任を感じた水野(中島裕翔)は訴えで、男たちに蘭学を学ばせることにした。
水野と杉下(風間俊介)は再会し抱き合う。

7年が経つ
吉宗の長女の家重(三浦透子)は言語・排尿などの障害を持っている。
二女・宗武は容姿端麗で聡明だったため「家重を廃嫡して宗武を世継ぎに」と宗武の小姓は吉宗に進言。
吉宗は加納久通(貫地谷しほり)に相談するも、政には口を出さないと言う。
しかし家重は知能は正常。
それでも酒や男に溺れる日々を送り、小姓の入れ替わりは激しかった。
大岡忠光(岡本玲)は龍(當真あみ)に白羽の矢を放つ。
龍は一生懸命家重に尽くすが、家重はイケズ。
しかし龍は家重と将棋をさし、家重が先を読む力があり、聡明であることに気づく。
ある日、家重は皆が集まる前で排尿ししてしまう。
部屋にこもりずっと泣いている家重
誰の役にも立たない自分は早く死にたいとまで言う。

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これ幸いに?と宗武の序章はまたも家重ではなく聡明な宗武を次期将軍にと吉宗に懇願。
あんな障害がある家重に将軍の荷は重く、可哀想だと
するといつも政には口を出さない久通が
「宗武が将軍になるのは幸せだと言っているのか?」
と聞く。
「それはもう」
宗武が将軍になりたくて、それを小姓が実行しているならそれは「謀反」だと言う。
小姓はみんなのことを考えて意見をしているというと
「上様が考えていないとでも言うのか?」
と言い返され、ひれ伏すしかない小姓

龍は吉宗にどうか家重を励まして欲しいと言いにきた。
死にたいとまで言っている家重は吉宗の言葉が欲しいのだと思う。
吉宗は家重と将棋をさす。
家重には敵わない吉宗。
吉宗は政をする気があるのかと家重に問う。
家重は自分には無理だ誰の役にも立たないと涙を浮かべる。
「誰の役にも立たないなら死にたいというのは、生きるなら人の役に立ちたいということだ」
と吉宗。
吉宗は家重を抱きしめた。
家重を跡継ぎにすることを決めた。

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言語障害のある徳川家重(三浦透子)と、わりと滑舌のよくない吉宗。
とりあえず字幕はオンで見ました。
それでも三浦さん。
聞き取れるギリギリのラインの台詞に感動。
ちょと樹木希林さんを彷彿とさせる風貌で、確かな演技力でございました。
家重も母上に認められたらこれほど嬉しいことはないじゃろ。

今回、貫地谷しほりさんにもスッキリしましたね。
彼女も台詞の緩急が素晴らしくて、とても素敵。
久通、チャーミングですよね。
このドラマ通して、一番好きな女性キャラかもしれません。
宗武の小姓もぐうの音も出ないな。

家重の障害は知能が良いだけに失禁のシーンは辛いね。
もし知能にも障害があれば、あんなに気にしないもんね。
酒や色に逃げてしまう…。
だけど…将棋が強いからって政ができるかどうかは別で。
吉宗が家重を世継ぎにするのは、やっぱり長子だからかな。
跡目争いにならぬように。
小姓の龍も聡明だから、なんとか助けて欲しい…
ま…でも結果はもうね。
江戸時代の話ですから(苦笑)
それにしても當真あみちゃんの透明感よ。
時代劇慣れしていないところも可愛いなぁ。

来週は最終回です。
続編は秋に…。

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キャスト
8代・徳川吉宗×水野祐之進 編
徳川吉宗(冨永愛)
水野祐之進(中島裕翔)
杉下(風間俊介)
加納久通(貫地谷しほり)
藤波(片岡愛之助)
お信(白石聖)
松島(橋本淳)
柏木(井上祐貴)
村瀬正資(吉宗編・綱吉編:石橋蓮司/家光編:岡山天音)
間部詮房(国分佐智子)
徳川家重(三浦透子)
大岡忠相(MEGUMI)
吉宗の側近、江戸の町奉行。
小川笙船(片桐はいり)
大岡忠光(岡本玲)
龍(當真あみ)

五代将軍綱吉・右衛門佐編
徳川綱吉(仲里依紗)
右衛門佐(山本耕史)
桂昌院(竜雷太)
柳沢吉保(倉科カナ)
鷹司信平(本多力)
伝兵衛(徳重聡)
秋本(中川大輔)

徳川家光 / 千恵(堀田真由)
万里小路有功(福士蒼汰)
春日局(斉藤由貴)
玉栄(奥智哉)
村瀬正資(岡山天音/吉宗編:石橋蓮司)
稲葉正勝(眞島秀和)
和田正隆(佐藤祐基)
角南重郷(田中幸太朗)
勝田頼秀(水間ロン)

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