「大奥」 第12話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～10年越しの口吸い

医療編

よしながふみ/大奥

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源内（鈴木杏）は熊から赤面疱瘡が感染することがわかったと青沼（村雨辰剛)の講義部屋で話す。
薬は見つからないが、感染しなければ良いのだ。
青沼のサボンのように、赤面のサボンが見つかれば･･･！
青沼（村雨辰剛)の講義には著名な蘭学者・杉田玄白が訪れるようになった。

その裏で、一橋治済（仲間由紀恵）は暗躍。
田安定信（安達祐実）は陸奥に追いやられることになる。
そのことで、またお家騒動に発展しないと良いがと田沼意次（松下奈緒）は胸を痛めるが、定信は田沼を「成り上がりが！」と怒りを募らせる。

青沼は五十宮（趙珉和)の様子が気になる。
五十宮は腹に腫瘍があり、もう長くないと確信していた。
もし直らなければ、蘭学が疑われてしまう。
五十宮は姫の父としているが、本当は父ではない。
いつもむなしさを抱えていたが、青沼の講義が楽しく、いつの間にか生きる糧となっていた。
五十宮は36才でこの世を去った。

青沼は杉田玄白から洋書を貰い勉学に励む。
ある患者が漢方医の赤井に腰痛を相談するも「練習のしすぎ」と診断。
気になった青沼は患者が尿道結石だと診断。
飛び跳ねると腰痛が治った。

危機感を募らせた漢方医たちは定信（安達祐実）に訴える。
蘭方医に仕事を取られた。
大奥には素性の知らない男が出入りしている。

定信は意次に抗議する。
商人のまねごとをするのは武家として恥ずかしい。
「吉宗公も草葉の陰で泣いておるわ！」
その話を聞いていた源内は定信こそ吉宗のことがわかっていないと笑う。
吉宗公は蘭学好きで金のことばかり考えていた。
髪や着物だけ真似ていても、遺志を継いでいるのは意次ではないかと。
定信は源内を刺そうとするが「殿中にございます」と意次に止められる。

そんな定信に近づいたのは一橋治済（仲間由紀恵）。
上様のお気に入りだから意次に逆らえないが、みんな不満に思っている。
そして源内は「女」なのだと。
女が二人で大奥に出入りをしていることを問題視する定信。

青沼の講義では西洋の本から赤面撲滅のヒントを得る。
弱毒の赤面患者を作り出せば二度と感染しないのではないか。
源内はある村では赤面が2，3日で完治し、二度赤面に感染した人はいなかったと言う。

今回のことは大手柄だったと意次に褒められる源内。
褒美に口を吸うて欲しいと頼むと、意次は源内にキスをした。
10年前に出会った時のことを思い出す源内。
そして自分が男として生きて行く決心をした時のことも。
源内が夜歩いていると男たちに襲われる。
源内はレイプされてしまった。
男たちは武女（佐藤江梨子)に金で雇われていたのだ。

1ヶ月後、行き詰まっていた青沼の教室に久しぶりに源内がやってきた。
源内は青沼に診察をして貰う。

あっという間の45分。
しかも内容が濃い。
ああ、こんな終わり方。
源内･･･病気だわな。
予告では黒木の涙。

もうな。
源内、死ぬ病気なのか。
田沼様に見惚れ10年越しの口吸いをされてこの世を全て手に入れた感がある源内。
もう杏ちゃんの笑顔を見ているだけで、こちらも元気になれるような。
とっても可愛い源内が･･･。
殺されるより辛いよね。
医療編は来週で終わるのか･･･。
意次も白髪だったしな。
ここから治済（仲間由紀恵)の世の中なのか。
意次ってそんな良い印象がなかったんだけど、この物語では人格者だなぁ。
治済は習った通り、ヤバそうな人だし。
定信は･･･

もう少しこの医療編を見たかったような気もするんだけど･･･。
原作を端折ったのか、そのままなのか。
もちろん続きも気になりますが、源内、意次、青沼の関係は好きだったなぁ。
青沼の教室･･･無くなっちゃうのかなぁ。
家光から幕末までだから･･･急がないとできないかぁ。
大河ドラマくらいの本数がないとね～。

Season2

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キャスト
青沼（村雨辰剛)
平賀源内（鈴木杏)
黒木（玉置玲央)
田沼意次（松下奈緒)
松平定信（安達祐実)
伊兵衛（岡本圭人)
一橋治済（仲間由紀恵)
徳川家斉（中村蒼)
御台/茂姫（蓮佛美沙子)
五十宮（趙珉和)
お志賀の方（佐津川愛美)
僖助（新名基浩)
松方（前田公輝)
武女（佐藤江梨子)
徳川家定（愛希れいか)
瀧山（古川雄大)
阿部正弘（瀧内公美)
天璋院 / 胤篤（福士蒼汰)
徳川家茂（志田彩良)
和宮（岸井ゆきの)

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