「君が心をくれたから」 第10話 ネタバレ 感想~視覚消失。母は月の青に溶けて。花火は見えず・・・

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人生いちばんの笑顔で

あらすじはコチラ→

逢原雨(永野芽郁)、望田司(白洲迅)に頼み、母・霞美(真飛聖)の病院へ。
五感のことも話し、和解する。
雨は司にレイを言う。
「感謝しています。
私の傘になってくれて」
「初めて会ったときおどおどしてて弱々しかった
雪乃さんの夢も叶えた。
お母さんと仲直りした。
雨ちゃんは変われたんだね。」
「あの頃の自分に聞かせてあげたいな。」
「行こう。
太陽君が待っている。」

病院からの帰り、雨と司が渋滞に巻き込まれる。
強風もあり、太陽(山田裕貴)はラックの下敷きになり病院に運ばれる。
目を覚ました太陽は会場に向かおうとするが、外は大雨。
雨と司もまだ会場には着けていない。
そこへ司の上司から「花火大会が中止になる可能性がある」と聞かされる。

「待ち合わせの場所に来て欲しいんだ。
ここまできて諦めるなんてできない。
だから信じて着て欲しいんだ。
叶えよう。10年前の約束
雨に花火を見て欲しい
俺は何が会っても諦めない。」
「わかった行く。
絶対行く。」
電話を切った雨は歩いて会場まで行くという。
「この約束だけは私も絶対に諦めたくないから。」

司は春陽に連絡。
雨の目はあと1時間で見えなくなる。
雨も太陽もまだ諦めていない
「今、雨ちゃんを助けてあげられるのは君だけだ。」

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「日下さん、千秋さん
この雨、なんとかできませんか?
俺、なんでも差し出します。
命でもなんでも
俺はどうなったって構いません。
お願いします。」
太陽が久間ずく
「何もできずに雨の目が見えなくなるなんて、嫌です。
だからお願いします。
俺に力を貸して下さい。」
「残念ですが」
日下(斎藤工)が静か言うが
「だったら。私がこの雨をやませてあげる。
天との約束を破れば私は月に溶けて消えるんですよね。
月が出るとききっと雨はやむから
今まで黙っていてごめんなさい。
私・・・。」
「千秋さん。
言わないで。」
「私、あなたのお母さんなの。」
雨がやみ満月が出る
青い月明かりが差し込む窓
「ごめんなさい
あの日も俺が火事に巻き込んだのに
今度もまた俺のせいで」
「違うわ。
親が子供に貰いたい言葉はそんなもんじゃない。
最後だもん
いっちばんの笑顔でいて欲しいな。」

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太陽が懸命に笑おうとする
「ありがとう。母さん。」
顔を歪ませて亡く
「あの約束があったから。
今日まで頑張ってこられたよ。
一人前の花火師になりたいってそう思えたよ。
みんなを。
雨を幸せにしたいって。
俺、母さんの子供で良かった」
千秋の目に涙が落ちる
「あの頃のあなたは寂しがり屋で甘えん坊で
いつも私の後をついて歩いていたね
泣き虫で臆病で。
あんなに小さかったのに。
立派になったね太陽。
春陽にも伝えてあげて
お母さんあの子に何もしてあげられなかった
ごめんねって
でも春陽が強い人になっていてくれて嬉しかった
家族を守ろうとしている優しい人に
大人になったあなたたちに出会えてお母さん、とっても幸せよ。
行きなさい。
届けてあげて。
雨ちゃんの心に太陽の花火を」
「ありがとう。」
頑張れ。頑張れ。
太陽。千秋が呟く。

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会場に走る太陽。
陽平(遠藤憲一)も花火大会の開催を直談判し開催が決定する。

雨が立ち上がれず座り混んでいると春陽がやってきた
「雨ちゃん。
間に合わせる。絶対に私が間に合わせる
だから行こう雨ちゃん」
雨が春陽に謝罪する。
「雨ちゃんはお兄とまた幸せになりたかっただけなのに
それなのに酷いこと言って。
だから雨ちゃん。
ごめんなさい。」
「気にしてないよ。
だって私たち相思相愛でしょ?」

会場近くで二人は出会う。
春陽が二人を見送る。

2発目の花火が太陽の花火。
1発目の陽平の花火が上がったが、太陽の花火が続けて上がらない。

「太陽君の人生で一番大切だった10秒間って?」
「あの日なんだ
初めて声をかけたあの日。
赤い傘の思い出の日。
花火、あの傘をイメージして作ったんだ。
同じだったら良いなって。
俺が思う赤い色と雨が見ている赤い色が」
女性客が雨に体当たり。
よろける雨
花火の音がする
「きた!きたよ!」
花火が上がる。
「うわうわ」
笑顔で花火を見上げる太陽。

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「綺麗!」
雨のほうを見る太陽。
雨は一人違う方向を見ている。
「ギリギリセーフだったよ。
おんなじだったね。
太陽君が心で見ている赤い色と
私が見てる赤い色」
悔しさに後ずさる太陽
声が漏れないように口を押さえて嗚咽する
「あの傘と一緒のうんっと綺麗な赤い花火だったよ。
太陽君。
泣いてるの?どうして?」
私の人生で一番大切な10秒間はあの日の約束が叶ったこの瞬間
「太陽君。どうして。」
「嬉しくて。
雨に花火を見せることができて嬉しくて
ごめんな。泣いちゃったよ。」
微笑む雨の目から涙がこぼれる。
「太陽くん、最後にこんな素敵な花火を見せてくれて
10年間願い続けた願いを叶えてくれて
本当に本当にありがとう。」
人生1番の笑顔であなたの花火を見ることは出来なかったけど

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太陽、自分の花火が気になるのはわかるけど、突き飛ばされた雨から目を離したらアカンやろ。
手を繋いで、ちゃんと立って見てようよ。
ああ、マカロンの次は花火か。
味あえなかった。
見えなかった。
なんつーかね。

でもさ、神様も結構情け深いっていうか。
「お母さんなの」
って告白から消えるまでそこそこの時間があったような気がするわ。
どうやって月に溶けるのかなって思ったけど、そんなシーンはない。←正解

ああ、混み合ってもいないのに、なんでぶつかって歩くんだあの女は。
ここんとこ永野芽郁ちゃんと山田裕貴くんに甘いワタシでもぜんっぜんなけなかったけど。
今日はちょっとヤバかったな。
母との別れも、最後の嘘も。
山田裕貴の涙にやられた。

永野芽郁ちゃんの嘘も。
来週、最終回。
斎藤工が「奇跡は終わっていない」って言うんだから、一発逆転はあるか。
しかしだね。
太陽はちょっと危ない目にあいすぎじゃね?
助けて貰った命、もうちょっと大事にしてよ。
一瞬、太陽の命と引き換えに雨に五感が戻る展開もありかと思ったよ。
なんせ、太陽、何回助けても死にそうな目には遭うタイプみたいだからさ(苦笑)

ベタな展開にしたいからって、花火大会の日に母ちゃんの病院の帰り渋滞とかやめて欲しいねw
ありがちやけどさ。
ワタシならそんな大事な日に大事な予定を二つも入れないよ。
平気で何本も予定入れる人ってなんなんやろ・・・って思うタイプ。
あ、それはワタシが友達が少ないから?

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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)

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