きっと誰よりも幸せな今
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太陽(山田裕貴)は雨(永野芽郁)にプロポーズすることにした。
二人で花火をする。
「そばにいるから。
魔法の薬も作れないし、何にもできないけど。
でもずっと雨のそばにいるから」
太陽の火の玉が落ちる
「オレと結婚して欲しい。
結婚しよ。雨」
驚きのあまり言葉がでない雨
太陽が雨の花火を回収して捨てに行く
「どうかした?」
「思ってたの。
私、今、誰よりも幸せだなぁって。」
「大げさだよ。」
「そうかな?」
「でもそう言ってくれてうれしい。
「じゃあ」
「考えさせて。びっくりしちゃって。
一度落ち着いて考えた亥の。
線香花火の勝負。私の勝ちだったね。
そのお願いも考えなくちゃ」
夜、自分の部屋にいる雨
「さっき、泣くつもりはなかったです。
うれしかったんです。
プロポーズ。でもそれよりも苦しくて。
太陽君に嘘つかせちゃったから。
きっと私のためなんです。」
雨がみつけた太陽の本には「介護入門」と書かれていた。
恋人の介護が必要なったら結婚したほうがいいのかというページに記しがあった。
「私の将来を考えて結婚しようって言ってくれたんです。
いつか太陽君と結婚してウエディングドレス着れたらなあってずっと願っていたんです」
「断るつもるですか。
しかし彼はそれでもあなたを支えるかもしれない
五感を失ってからでは断るすべもない
ならばプロポーズを受けてみれば?」
「日下(斎藤工)さん最近すごく優しい。
どうして?」
「私は優しくなんて・・・」
役所。
春陽(出口夏美)が司(白洲迅)にミサンガを渡す。
「実はお兄が。」
「もしかして花火師をやめるってこと?」
司は太陽から聞いていたことを口走る。
花火工場に戻ってきた春陽は
「花火師やめるってどういうこと?」
「どうしたんだ?」
陽平(遠藤憲一)もやってきた
「お兄が花火師やめるって。
雨ちゃんを支えるために」
「ほんとか」
「春陽、オレはね。
今は何よりも雨が大切なんだ
それにオレには雨を支える責任がある」
「そんなの許さない
お母さんとの約束なんだと思っているの?
こんなことなら私が約束したかったよ
どんなに反対されても花火師になったよ
私はお母さんの顔も知らない。
だからお兄に花火師になってほしかったのに。
バカ、ゴミくず、そんなんだったら最初から花火師になるな!」
出て行く春陽
「春陽、本気で花火師になりたかったんだな。
それに明日香の顔も覚えてない」
太陽が産まれてすぐ、太陽の祖父が亡くなった。
朝野煙火を畳もうと思ったが、朝野の花火はなにがあっても未来に繋げなきゃだめだと明日香に言われた。
「お前に朝野煙火を継いでくれるなら嬉しい。」
雨に母・霞美から連絡がはいる。
退院が決まった
「一緒に暮らさない?」
驚く雨。
呼び鈴が鳴り
「考えておく」
と電話を切る。
春陽がやってきた。
「もうプロポーズされた?」
「うん。
でもまだ返事してないの
もちろん春陽ちゃんのお姉ちゃん・・・」
「断って。
プロポーズ断ってほしいの。
ひどいこと言ってるのわかってる。
いつも二人の邪魔ばかりして最低だって。
でも私・・・
お兄から花火を奪わないで。
お兄、さくら祭が終わったら花火師やめるの
雨ちゃんを支える責任があるって。
ごめんね。
雨ちゃんが一番辛いよね。
でも私は朝野煙火を守らないといけないの。
お願いします。
お兄の前からいなくなって下さい。」
千秋(松本若菜)に太陽が話す。
「母さんとの約束もわかってる
雨がいないと意味ないんです
間違ってますかね、オレ。」
「あなたは正しいわ
前の言葉撤回する
跡取りだって誰だって良いじゃない
それにお母さんだって、
”私との約束なんてどうでも良いのよ
だから太陽君心のままに生きなさい。”って」
笑う千秋。
帰宅した太陽に雨が声をかける
「プロポーズの返事をしようと思って。
太陽君。私と結婚して下さい。
ふつつか者ですが・・・」
「いいの?オレでいいの?」
「太陽君こそ、私で良いの?」
「雨じゃないとダメだよ。」
雨を抱きしめる太陽
「太陽君。
いつも私のこと一番に思ってくれてありがとう。」
「オレこそ。婚姻届出さなきゃ。」
保証人はおうさんと・・・
翌日。
婚姻届の保証人には司に頼んだ。
窓口が混んでいるからと太陽を先に帰らせる雨。
司が手続きに付き合おうとすると
「帰ります。
私、太陽くんとは結婚しません。
立派な花火師になって欲しいから
でも私と結婚したら彼の未来を奪っちゃう。
だからいなくなります。
あと1ヶ月で彼の前から
だけど、変に断ったら彼あやしまれそうで。
司さん、私の五感が全部なくなったら、太陽くんに伝えて貰えませんか?
ホントは結婚してないよって。
責任なんて感じないで良いよって。
太陽君は自由に生きてって。
いつも面倒なお願いばっかりでごめんなさい。」
「良いよ。
だって僕は傘だから
司って名前「かさ」が隠れてる
雨には傘が必要でしょう。」
「ホントだ。
でもちょっとキザですね」
雨は母と電話で話す
「迷惑かけちゃうけど私もお母さんと暮らしたいな。
でも長崎を離れたいな。
誰も私の知らないところに連れてって。」
母は看護師に呼ばれ、電話を切る。
「プロポーズ断るんですか。」
日下が現れた
「今だけはどんな嘘をついたって、神様も許してくれるはずです。」
「じゃあ。ついちゃおうかな。
あと1ヶ月だけ。」
雨が婚姻届を破る
「太陽君の奥さんでいたいから」
太陽が帰宅。
玄関にはシャツと蝶ネクタイとベスト。
廊下からキャンドルやバスケットブーケが飾られている
「ホントはウエディングドレスも買いたかったの。
でも思ったより花束が高くて。
だからワンピース引っ張り出してきた。
どう?」
「似合ってる。」
「ここで結婚式をしようと思って」
「ここで良いの?」
「ここが良いの。ここで十分」
順番を思い出す。
誓いの言葉・・・結婚指輪・・・ベール・・・。
「安物のソファカバーだけど、変じゃない?」
「綺麗だよ。まるで」
「お姫様みたい?」
<これがただの結婚ごっこでも>
「誓いの言葉なんだっけ?」
「わからないから省略しちゃおうか」
雨が左手を差し出すと人差し指から雨粒の指輪を取り薬指にはめる。
ベールを取ると雨の頬が涙で濡れている
誓いキス
<この十秒間だけはきっと誰よりも幸せな今。>
二人は満面の笑みを浮かべる。
春陽が雨からのメッセージを見る
「私も春陽ちゃんと同じ気持ちだよ。
でもあと1ヶ月だけ太陽君と結婚したふりをさせて欲しいの
お願い。」
「春陽、母さんの写真があるんだ。」
「全部燃やしたんじゃないの?」
「母さんの実家から送ってもらった。」
「子供の頃からの夢を叶えて欲しい
そしてあの約束も」
千秋は日下に話す。
「われわれ案内人は奇跡を見守るだけの人間だ
でも心の中で思うのは自由だ」
「祈ります。
二人の今が幸せでありますようにって。
案内人として。
それから太陽の母親として」
千秋は太陽と春陽の母親だった。
みんなイライラするなぁ。
女性陣は特にな。
もうばあちゃんもいなくなっちゃったしさ。
妹にとっては太陽が花火師になって家業を存続させたいだけなんか?
自分は母の顔も知らないし、母のことを覚えていないっていうコンプレックス。
太陽の意志も幸せも無視して、自分の思いを貫きたい。
妹の頭は花火のことだけか。
ならやっぱり花火師になれば良いのに。
まだ若いんだから修行すれば良いじゃないか。
で、雨は、いつでも一番太陽を傷つける方法を選ぶ。
またもや、司、便利屋。
なんだかんだで司に大切なことを伝えるのは、あとで気付いて欲しいからなんじゃないか。
消えるなら誰にも言わずに消えればいいのにさ。
手紙に書いておくこともできるしさ。
おばあちゃんみたいに録音しておいても良いしさ。
五感を失えば、あの虐待母と暮らしても傷つかないから、どうでも良いって思っているのかな?
ま、あのオカンに贖罪の気持ちがあるなら、娘の介護はするべきだな。
生活保護を受けたとしても、小さい時に愛情を注がなかった分、面倒をみればいい。
ただなぁ。
触覚がなくなったって、もうわからんわ。
先週は急に歩けなくなったのに、普通に生活しているように見える。
結婚式の用意まで出来るし、毎日、ご飯も作ってるし。
そしてこの結婚式も、人生で一番残酷な思い出にならないか?
太陽はさ、あのまま事故で死んだほうが辛くなかったんじゃない?
断ってやりなさいよ。
それが一番傷が浅い。
急にいなくなったらもう立ち直れない。
それこそ自分で自分を殺してしまうかもしれないよ。
で、松本若菜が太陽のお母さんな!
もうその前のセリフでバレバレやったよね。
斎藤工は雨の父親?
それは若すぎるか?
「案内人は奇跡を見守るだけの存在だ」
なんてクールに斎藤工が言っていたけれども。
ずっと干渉してくるよね。
急に、雨の部屋に入ってきてるしな(爆)
太陽は松本若菜が母だってこと覚えてないっぽいが、写真がでてきたからな。
長崎のロケーションで、永野芽郁と山田裕貴にこういうセリフを言わせたいって感じ。
これは前にも書いたけれど、ロマンティックなセリフを言わせて。
ってか、セリフありきの設定ってか。
今日の結婚式のシーンも
雨粒の指輪の指チェンジも
そういうシーンがとりたいから。つぎはぎしたいから。
この設定、生かせているとは思えない。
なんぼ甘いワタシでも、今日の雨は最悪だなって思ったよ。
読んでいただいてありがとうございます。
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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)
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