赤い傘と花火の約束
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逢原雨(永野芽郁)は母親に虐待されていた過去があるため、自分には価値がないと思って過ごしていた。
朝野太陽(山田裕貴)は、偶然去年(2012年)の花火大会で雨を見かけた。
「ちっとも笑ってなくて
笑った顔が見たいなって
俺の花火で幸せな気持ちにさせて上げたいって。」
そう思った。
「ねえ太陽くん
お願いがあるの
あの子の子心を変えたげて。」
雨の祖母・雪乃(余 貴美子)から言われた太陽は校内放送で告白
「3年3組朝野太陽
俺には夢があります
花火師になることです
高一の時に一度諦めた
ある人に会って思ったんです
諦めないぞって
だからみんなに宣言します
俺は一人前の花火師に鳴ります
10年後、りっぱな花火師なります
みんなを笑顔に知るために
そう思わせてくれたのは他でもない
君がいたからです
だからきみには価値がある
100回でも1000回でも言う
君には誰にも負けない素敵な価値があるよ
だって俺の人生を変えてくれたから。
雨はこの世界に必要だよ。
だから自信持って
名前が嫌なら裁判所がかえてくれる
住む場所だっておばあちゃんがかえてくれる
だけど君の心は君しかかえられないよ。
君ならできる絶対変わるんだ。」
雨も太陽も涙を流す。
その日の帰り道、雨は太陽を待っていた。
「あなたって迷惑な人だって
迷惑でお節介で大げさでちょっと気持ち悪いことでも平気で言える。
でも思ったの
私、太陽さんと友達になれて良かった
変わりたいってそう思った。」
雨が笑顔になる。
10年後、雨は長崎に帰省していた。
祖母・逢原雪乃(余貴美子)の知り合いの市役所員・望田 司(白洲 迅)にお菓子教室の講師を頼まれる。
しかし以前のトラウマからパニックになり倒れてしまう。
その頃、太陽(山田裕貴)も花火師を辞めようとしていた。
妹・春陽(出口夏希)は太陽の色覚障害に気付いていた。
「見えてないんでしょ?赤い色。」
「俺の目 赤い色を感じる事が出来ないんです。
だからもう。」
「辞めて正解だ
もう良い。今日限り辞めろ
色を識別できないからではなく、言い訳してるヤツに人の心を動かす花火は出来ない」
と父と陽平(遠藤憲一)と衝突していた。
高校時代
花火をしている二人
「太陽さんとこんなふうに仲良くなるなんて思わなかった。」
太陽が以前言った
”晴れた空に赤い傘に入っていた二人は運命の赤い糸で結ばれる”話は太陽の嘘迷信だと言う。
「どうして」
祖母は「きっとその子雨の運命の人になりたいのよ。」と笑う。
雨は一足早く長崎を出ることにした。
祖母に手紙を残す。
どこに行っても必要ない。
惨めで情けな。
ちょっとでも才能あるって思った自分がバカみたいで。
だけど私。
それでも私。
変わりたくて。
約束。。。叶えたくて。
太陽君の花火を見に帰ってきた。
ホントはね、夢 諦めたの
この5年ずっと自分が嫌いだった。・
何の成果も出せなくて何をやっても
一人前にもなれない毎日毎日悔しくてたまらなかった
ねえばあちゃん
もしも私がこんな性格じゃなかったら
ばあちゃんに喜んで貰える
自慢の孫になれたのかな
ばあちゃん、こんな孫でごめんね
こんな大人にしかなれなくてごめんね。
それから最後に一つだけお願いがあるの
雪乃は太陽に電話をする。
太陽の赤い折りたたみ傘を預かっていたのだ。
そこへ司(白洲 迅)から連絡がはいる。
雨が12時発の夜行バスに乗るとか。
「もう一度雨の心を変えて欲しい」
追いかける太陽。
花火があがるカウントダウンの人混みの中。
雨を見つける。
呼んでも雨は気付かない。
太陽は人をかき分け、爆竹を鳴らす!←それは犯罪
打って変わって静な場所で話す二人。
「太陽君。私諦めたの
パティシエになれなかったの」
「俺もなんだ。
諦めたんだよ。花火師になること
俺、ずっと自分の事が嫌いだった
花火師なのに赤い色がちゃんと見えなくてさ
やってもやっても製菓が出来なくて
一人前にもなれなくて
この花火も俺のじゃないんだ。」
ポケットから折りたたみ傘を取り出す
「約束間に合わなかった
それで結局、花火師辞めちゃったよ
でも思ったんだ。
やっぱり俺は君を幸せにする花火を作りたい。
だからもう諦めない
自分の目を言い訳にしたりしない
何年かかっても雨ちゃんの心に俺の花火を届ける
雨ちゃんだってできる。
変われる。
絶対変われる。
何度だってやり直せる
それでもまたくじけそうになったら
俺何回でも言うからさ
100回でも1000回でも10000回でも
雨はこの世界に必要だよ。」
太陽が雨を自宅まで送る
「生きている事を後ろめたく思うヤツがあるか
負けるな。雨。
自分に負けるな。」
雪乃がそっと雨を抱きしめる
「大丈夫
あんたはずっと私の孫なんだから」
太陽を見送る雨
「太陽君。
私も諦めるの辞める
何年かかるかわからないけど一人前のパティシエになる
だから
もう一度いい?」
雨が小指を出す
「約束。
もう一度約束したいの」
太陽が指を絡める
「うん。約束」
雨が強く降り出す。
雨に赤い傘を渡し別れた太陽
赤信号が緑色に見えて歩き出す。
クラクションが鳴り、太陽がトラックにぶつかる
大量の出血で、太陽に意識がない
暗がりからやってきたのは黒い傘に喪服姿の日下(斎藤工)がやってきた
「私は案内人です。
朝野太陽くんを迎えに来ました」
「助けて下さい。
なんでもします。」
「ならあなたに奇跡を授けましょう
奪わせて下さい。
あなたの心です。」
「心」
日下から千秋(松本若菜)を紹介される。
二人の姿は雨と太陽西か見えない
「奪わせて貰うのは五感です。」
これから3ヶ月かけてあなたの五感を奪わせて貰う
この奇跡を受け入れれば太陽を救う。
拒否すれば10分後に太陽は死ぬ
「さぁ決断を心を彼に捧げますか」
翌朝、太陽は目を覚ます
千秋は本当にこの決断で良かったのかと雨に問う。
雨は「もう十分心を貰ったから」と言う。
太陽の病室を訪れる
「奇跡だって言われた」
と太陽
「奇跡なんてないよ。」
ご家族の方がくるからと立ち去ろうとする雨に
「あの時の約束今つかっていい?
会いたい。
また会いたいんだ。」
雨の目からこぼれる涙。
「その傘、借りていってもいい?
今度は自分で返しに来るよ。
これが二つ目
赤い傘と花火の約束。」
二人は笑い合う。
単純に1時間ではなかったから長く感じたのか。
脚本が長く感じたのか。
セリフばかりで長く感じたのか。
よくわからんけど長く感じだ(苦笑)
高校時代と現在が交錯するのは今回だけにして欲しいなぁ。
にしてもやっぱり山田裕貴に高校生は辛いッス。
これ高校時代は違う俳優でも良かったかも。
見た目にもその方がわかりやすい。
33歳が頑張っているけど、ヤンキーではない山田裕貴が高校生に見えないんだよ。
頑張ってるけどなぁ。
あ、最初からやたら雨とコミュニケーションを取りたがる白洲迅。
登場から当て馬感をすごく感じた。
かなりのよそ見運転で雨ちゃんを気にしすぎ。
一目惚れされるような可愛い子が「雨」って名前だけであんなに馴染めないかなぁ。
やっぱり虐待のトラウマなのか。
にしても主人公は暗い。
太陽は明るいキャラってことだけど、そこまで明るいキャラには見えなかったぞ。
なんでだろ。
やっぱり赤い色が識別できないって病気もあるからだろうか。
「ミステリと言う勿れ」でもトラウマで赤い色が識別できないってあったなぁ。
太陽もトラウマを抱えているんだろよな。
しかも人混みで爆竹を鳴らす太陽。
長崎県では精霊流しじゃなくても爆竹ならしてエエんか?
怖いわ。
「雨ちゃんとはぐれたら爆竹鳴らすね」
ってセリフからなんだそのセリフ!って思っていたけれど、そこは回収せんでもエエから、祖母の雪乃さんに雨ちゃんの携帯番号聞こうぜ!
みんなの安全のためにって思っちゃう。
しかし命と引き換えに「五感」を取り上げられるのは重さを比べられないけれど。
「変われる」って言ってくれた初めての友達だからって、五感を取り上げられるのはどうだろう。
心がなくなるなんて、相手にとってもおばあちゃんにとっても辛いことで。
自分にとっても辛いことなのに。
「心を奪う」
が「カリオストロの城」みたいな意味ならエエんやけどさぁ
全然違うからさ。
五感を奪われるくらいなら命と引き換えのほうがまだマシなような気がするよね。
案内人の斎藤工は喪黒福造みたいなもんなの?←古い・・・。
松本若菜の立ち位置もよくわからん。
なんとか俳優の力でここまで持って来たけど・・・。
あ、余貴美子さんも20代の主人公の祖母の役なんだぁって感慨深いけど。
そういえばカステラを作っていたおばあちゃん。
めっちゃオシャレインテリアのおうちに住んでいるけど。
外観も豪邸に見えるんだけど・・・割と貧乏なのか?
だから専門学校にも通わせて貰えなかったの?
専門学校も卒業していないのに、ケーキ屋さんに採用されるなんてすごいと思うわ。
ま、全部クビみなってんやけど。
ツッコミどころ一杯なのはファンタジーだから覚悟していたけれど、こんなにも暗いとは思わなかったなぁ~。
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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)
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