すべて魔法のせいにして
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次に雨(永野芽郁)が失うのは「触覚」
倒れた逢原雪乃(余貴美子)に言えずにいたが、雪乃から何か隠しているのではないかときかれ、とうとう五感を失う病気だと話す。
雪乃は絶対に雨を一人にしない。
生きて生きて雨を支えると言う。
「今でも毎日考えちゃうんだ。
五感を失わなかったらどんな未来が待っていたんだろうな。」
パティシエもめざし、太陽(山田裕貴)の告白に喜び、何年か付き合って結婚して、喧嘩もして。
でも太陽は優しいからすぐに仲直りできて、一日の終わりには”今日も幸せだったね”って笑い合う
そんなどこにでもある幸せを思ってしまう
「もう間に合わないの?今からでも」
「遅いよ。もう変わらないの。」
雨は望田司(白洲 迅)に電話し、施設を探す。
“案内人”千秋(松本若菜)に、
「難しいと思うんです
だからしておこうと思って
一人になっても大丈夫な準備」
施設を見に行く途中、太陽の妹・春陽やってきた。
太陽は雨が高校卒業の時に雨が欲しがっていた「雨粒の指輪」を買っていた。
この子の指環の精になれるなら
指環の精はアラジンの味方。
モクモクと現れて”オレが幸せにしたかったな”
「花火師として10年間頑張ってこれたのは全部、雨ちゃんのおかげだって。
キモいけど成仏させてやって。」
雨の手に指輪のケースを握らせる春陽
司は雪乃を見舞う。
介護するのは無理かもしれないけど雨の力になりたいと言う司
「あの子は望まないと思うわ。
一つ頼まれてくれる?
あの子の一番の願いを叶えてあげたいの。
だけどそれはあなたにとって一番辛いこと」
雪乃はどんな治療をしても余命が変わらないことを知った。
司は太陽を訪ねた。
雨の病気のことを伝える。
「五感を失う病気
今はもう味覚も嗅覚もないみたいで。
近い将来視覚も聴覚も触覚も失うって
だから嘘をついたんです。
太陽君のことが好きなのに邪魔にならないように
でも本当は君の花火がみたいんです
雨ちゃんは今苦しんでいます。
たった一人で病気の恐怖で耐えている。
でも君にしか頼めない。
太陽君しかいないんです
雨ちゃんの願いを叶えて上げて下さい」
司がカバンから「アラビアンナイト」の本を出す
そこには雨が高校卒業するときに太陽に当てた手紙があった。
”手紙を書くのははじめてで緊張しています。
まずはお礼をさせて下さい
太陽くん私と出会ってくれてありがとう
あなたがいたからすごく幸せな高校生活でした
あなたがいたから夢への一歩を踏み出せました
10年後の約束も絶対絶対絶対叶えたいとそう思えました。
ねえ太陽君
私たちこれからどんな未来が待ってるのかな?
きっと幸せな未来だよね
いつも笑っていられるように
そんな素敵な未来が待っているはずだよね
今から自分の未来にワクワクしてるの
そんな風に思えて私はうんと幸せです
こんな気持ちをくれた太陽君の事が
私は好きです
大好きです
太陽君いつも特別扱いしてくれてありがとう
雨なんて変な名前でちっとも冴えない私のことを、いっつも特別扱いしてくれて、沢山褒めて励まして
ちょっと恥ずかしいことも大げさなことも、何でも素直に言ってくれてありがとう。
お姫様になれたみたいで嬉しかった。
もし良かったら10年後も20年後ももっともっとその先に
生まれ変わってももまた私になるから
その時も欲張りだけどあなたの隣にいさせて下さい”
重症心身障害施設を訪れている雨は五感を失う自分の姿を思い浮かべていた。
司に呼び出され行った先には太陽がいた
「どうしても会いたくて
司さんに聞いたよ、五感のこと。
行野さんから手紙を貰ったんだ。
高校生の時の雨ちゃんの手紙」
「だったら尚更会いに来ないでよ
会ったらもっと苦しくなるから。
一緒にいたくなっちゃうから。
だから・・・もう会いに来ないで」
雨がかけだしバスに乗り込む。
呆然と見つめる太陽
千秋がバスを追いかける太陽を見る
「雨ちゃん」
雨も気付くが目をそらす。
太陽は転び、姿が小さくなっていく。
それでも走り続ける太陽。
雨はバスを降りない。
日下(斎藤工)が雨の前に立つ
「イフタフ、ヤー・シムシム!
この魔法にかけられたら心の扉を開いてしまう
素直になれる特別な呪文です
あなたは今日の選択をいつか後悔するでしょう
彼のもとへ行っても行かなくても必ず後悔する
今は全てを魔法の精にして・・・
だったら幸せな後悔をするべきだ」
小さく微笑む日下
雨はバスを降り走り出す。
雨と太陽が向き合う
「雨ちゃん」
雨が指環のケースを取り出す。
「春陽ちゃんが届けてくれたの
ねえ太陽君
私の指輪の精になりたいってホント?」
雨がケースから雨粒の指輪を取り出し左の人差し指にはめる。
「願い事しても良い?」
<<でもこれは敵っちゃいけない願いごと
それでも今は今だけでは・・・>>
指輪をこする雨
「お願い太陽君
目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、味も匂いも完食も全部わからなくなっても。
私のこと好きでいて。
お願い。」
涙をこぼす太陽
雨をそっと抱きしめる
「変わらないから。
絶対に変わらないから。
君がどんな君になっても・・・。」
たおようが雨をまっすぐ見る
「ずっとずっと大好きだからね」
涙を流しながら嬉しそうに微笑む雨
太陽が雨を抱きしめる。
こんな荒唐無稽な話なのに、最後はちょっと泣いちゃったよ。
すごくない?永野芽郁&山田裕貴。
あたしゃ、ホロッとくると思わなかったよ、この設定で。
あれだな。
コロナになって臭覚がなくなったときのことを思い出して、恐怖が蘇ったよ!
臭覚なくなるだけでパニックだよ?
もっと精神を病んじゃう。
多分、恋愛とか言ってられない←それはアラフィフだから
しかし「五感がなくなる病気」っていうだけで診断書もないのに、施設に入所できるんだろうか。
そしてばあちゃんも司さんも、もちろん太陽もすんなり信じるってどうなってんだ?
最後はお願い事しちゃって、太陽を縛り続ける事になってしまったよ。
ああ、でも五感を失う姿・・・大好きな太陽に見られたくないだろうな。
ただもういいじゃん。
太陽には事情を話そうぜ!
太陽には介護する責任があるからね(苦笑)
そんなこと言い出したら、全然ロマンティックでもファンタジーでもなくなっちゃうけどね。
にしても、永野芽郁ちゃんと山田裕貴くんの声がお似合いよね。
あ、見た目もお似合いなんだけど。
この二人の声・・・良いんだよね。
そして毎回毎回、セリフだけは良いと思っていたんだけど、今日はさほどグッとくるセリフはなかった。←ないんかい!!
あ、ただ、あの施設で斎藤工が気になる表情をしたんだよね。
案内人の謎もあるしさ。
あと5話もあって、あと3つ・・・どうすんだろ?
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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)
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