「君が心をくれたから」 第6話 ネタバレ 感想~ばあちゃん逝く。雨と太陽は同居

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声の手ざわり

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逢原雨(永野芽郁)、朝野太陽(山田裕貴)、雪乃(余貴美子)、霞美(真飛聖)と最初の最後の家族旅行に出掛ける。
「何も言わずにお母さんを連れてきてごめんね。
雪乃さんに頼まれたの」
雪乃は雨と霞美を元の家族にすることが最後の勤めだと思っているらしい。
「そんなの無理だ・・・」
虐待の日々を思い出す
太陽は自分の母は亡くなったから伝えたいことがあっても何も伝えられない。
「生きているんだから。ありがとうもごめんねもまだ伝えられるでしょ?」←なんで雨がありがとうとかごめんねって言わなあかんねん。

船内では霞美は雪乃に
「無理だよ。」
と言っていた。
「許すかどうかは雨が決めることよ。
それより大事なのは霞美がどうしたいか。」
「戻りたい。
戻れるならあの子お母親に。
もう一度お母さんって呼んで貰いたい。」
フェリーを降りてレンタカーで海に向かう。
浜辺
「こっち来て」
霞美を呼ぶ雨
「ここに立って」
じゃんけんして勝った方が一歩進んで前に進む。
そして質問するゲームを開始する雨。
「私のお父さんってどんな人連絡は取ってる?」
「女優を目指したていた時の役者仲間で。
あなたができてそれきり・・・」
「雨の・・・好きな色は?」
「白・・・かな。」
「私も白なの」
「そう。」

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二人の様子を見ている太陽と雪乃
「これからあの子は辛い思いをたくさんする
それでも強く生きてくれるかしら
あなにはたくさん迷惑かけちゃうわね
だからあの子とずっと一緒にいてなんて言えない
あなたはあなたの人生を生きて下さい。」

「夢の話聞かせて欲しいな
パティシエになる夢」
「諦めた。
私病気だから。もうすぐ五感を失うの。
味覚も嗅覚ももうないの」
「ごめんなさい。何も知らなかった」
謝らないでよ。」
「母親らしいことはできてない・・・」
「泣かないないでよ。
泣きたいの私なんだから、わかった気になって泣かないでよ。」
霞美が勝ち、ゴール!!!

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「雨はお母さんのこと恨んでるよね。
今もまだ憎んでるよね」
「当たり前じゃん
恨んでるよ
あんな酷いことされたいもん
どうして私のこと産んだりしたの?
だから泣くな
私の方が辛いのに
ずっとずっとずっと辛いのに
泣いて許されようとしないでよ
大嫌い
自分勝手でいい加減で無責任で、ホント大嫌い
最低だよ!最低な母親だよ。
でも最低だけど、心からは嫌いになれなかった。
何度も何度も嫌おうとした憎もうとしただけどどうしても思い出しちゃうの
子供の頃、お菓子を褒めてくれたときのこと、楽しかった
だから余計に辛かった
嫌いになりきれなくて、ずっとずっと苦しかった。
どうして私に”雨”ってつけたの?
こんな酷い名前。どうして」
「あなたを産んだときすごく不安だったの。
産まれてすぐのあなたを抱っこしても泣かれて嫌がられて
自信もなくなって。
そんな時雨が降ったの
そしたらあなた嬉しそうに笑ってくれた気がしたの
もしかしたら雨がこの子をあやしてくれたのかもって
だから雨ってつけたの
雨があなたを笑顔にしてくれますようにって願って
でもそのことがあなたを苦しめちゃったね。
こんな名前しかつけられなくて
あなたを傷つけることしかできないダメなお母さんでホントにごめんね」

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「雨ちゃんは強くなりましよ。
だから大丈夫です。
きっと強く生きて行けます
だって。雪乃さんの孫だから。
それでもくじけそうになったら
オレが雨ちゃんを支えます
一緒にいます。ずっと一緒に。
それで雨ちゃんの幸せを願います。
雪乃さんのぶんも
たすきはオレが。
ちゃんと受け取りますから。」
「ありがとう。太陽君」

雪乃の車椅子を押す太陽。
階段はさすがに無理ってことでおんぶをすると言うと、雨が支えると言い出す。
反対側は「お母さん」が支えて。
3人で歩いて登る
そこはおじいちゃんにプロポーズして貰った場所と言う。
「結婚しよう
オレと結婚したらきっと良い人生になるぞって。
当時の九州男児の言葉。
そのくせあの人すぐに死んじゃうんだもん
でも良い人生だった。
ホントにホントに良い人生だった」

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帰りのフェリー
眠っている雨と太陽
「自分のことを愛しなさい
それは難しい
代わりなんていあに
愛して
今日までずっと頑張ってきたんだもん。
少しくらい認めてあげないと可哀想
今度こそ雨のお母さんになってあげてね。」
と霞美に声をかける雪乃

数日後、雪乃はなくなり、リビングに祭壇がある。
太陽と司も来ていた。
「雪乃さんも
雨ちゃんとお母さんがまた親子に戻れて喜んでるね。」
「まだまだ会話はぎこちないけどね。」
「それでもこれ以上のおばあちゃん孝行はないよ。」
「雪乃さんから預かってるものがあった」
亡くなる前日、千羽鶴とダンス教室の仲間からの寄せ書きを持って雪乃を見舞った司は、風呂敷に包まれたボイスレコーダーを差し出す。
小さい頃、ボイスレコーダーで交換日記をしていた雨と雪乃。
雨にばあちゃんの声が楽しみだった。
嫌なことがあっても立ち直れたと言われとても嬉しかった。
「聴いてあげて昔の交換日記もちゃんとこの中に残ってるから」

夕方太陽たちが帰った後ボイスレコーダーをおして雪乃の声を聴く。
にわか雨が降り出す
”亡くなった人はほんのわずかな時間だけ雨を降らすことができる”
案内人の言葉を思い出す雨が微笑む
「ばあちゃん・・・」
”雨。
これが最後の交換日記です。
今日はどんな一日だった?
変わりなく過ごせたかなぁ?
雨が元気だと、うんと嬉しいよ
ばあちゃんは今日、ずーっと思っていました
あなたのおばあちゃんになれて良かったなぁ~って
幸せだったな~って。
それなのにあなたが一番辛いときに一緒にてあげられなくてごめんね。
ごめんね。雨。”

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「ばあちゃんの声はあったかい。」
雪乃が元気な頃の姿で雨を抱きしめる。
”ばあちゃんの声に触れたらなんだかずっと褒められているみたいだ”
”人生って残酷ね
いつも辛いことばかり
でもあなたなら立ち向かえるわ
大丈夫。雨は強い子だから
あなたは強い子よ
私の自慢の孫だもの
だから辛くても苦しくても一瞬一瞬を大切に生きてね
そうすればきっと出会えるはずだから
幸せだなぁって心から思える瞬間を
雨なら出会える
絶対出会える
ばあちゃん願ってる
天国で雨の幸せ願ってるから。”

「ばあちゃん。
交換日記の返事するね。
私もだよ。
私もばあちゃんの孫になれてよかった
幸せだった。
だから忘れない絶対忘れないよ。
ばあちゃんとの思い出も料理の味もにおいも笑顔も
声も手触りも。
ずっとずっと宝物だからね。
だからばあちゃんの声はこれからもずっとずっと私の一生の宝物だ」

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日が替わり
朝起きてリビングに行くと太陽がいた。
「まだ慣れない?」
「もう慣れた
あのね太陽君一個お願いがあるの」
「お願い?」
「今日から私のこと”雨”って呼んで
自分の名前好きになろうと思って
それがばあちゃんに出来る最後のことだから
試しにちょっと読んでみて」
「雨。」
「ぎこちないな。」
嬉しそうに笑い合う

太陽が家を出て歩いているとスマホが鳴る。
「司です。
雨ちゃんの病気の件で。
友人の医者に確認したんだけど。
五感を失う病気なんてありませんでした。」
「いやでも。
そんなはずないです。
確かに味覚はないです。」
「じゃ、病気ではない別の何かで・・・」

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とにかく膨大なセリフで進んで行くなぁ~
今日は雪乃さんが亡くなってしまったので、やっぱり泣けました。
ボイスレコーダーのばあちゃん。
若い頃と死ぬ間際じゃ全然声が違う。
ボイスレコーダーでばあちゃんの声を聴いて。
死ぬ前にも謝ってくれて。
なのにダメ押しでまたばあちゃんが出てきて、抱きしめてくれて。
「人生は辛いことばかりだけど、頑張れ」ってさ。
う・・うん。
ちょっとお腹いっぱいになって涙がひっこんだ(爆)

あと、ま、ばあちゃんは娘も孫も可愛いから仲良くして欲しいよね。
だけど殴られたりネグレクトされたり・・・包丁まで持ち出されて「いなければよかったのに!」って勝手に産んだくせに言う母親とは仲良くしなくても良いのに。
でも虐待された子は、母親を憎めないのね。
なんかそこにつけ込んでいる気もして・・・なんか切なかったわ。
そして・・・母親は退院したら・・・どうする気?
いつから入院しているのか知らんけど、職歴もなさそう。
ちゃんと働けるのか??
そもそも母の入院代はどこから・・・?
まさか、太陽がその分も・・・。

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雨と太陽は同棲ってことで良いのかしらね?
太陽は病名を雨に聞いたけど・・・ググったんか?
司に言われるまで・・・調べなかったのかしら。
ってか、司が太陽に
「司です」
って電話かけてくんのおもろいな。
苗字を名乗らんのねw
んで、司が話の展開を作ってくれているw

病名をしらないどころか、通院していない雨を不審にも思わない。
変な時計にも気付いていないのか?
「病気ではない別の何か」ってなんなん?
世の中にはまだまだわからない病気が存在するよね。
ま、通院したらしたで「自律神経の問題」って言われそう。
自律神経って言っておいたら、医者はOKだもんなぁ。

来週は雨が五感を失ったことを知ってしまう太陽。
太陽にだけは知られても良かったのよね。
そんなルールだったわね。
案内人のことも太陽は見えるし。

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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)

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