「君が心をくれたから」 第9話 ネタバレ 感想~ファンタジーネタ切れてきた?月に溶けない理由を教えて。

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いつか見る景色のために

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太陽(山田裕貴)は雨(永野芽郁)に励まされ、母・千秋(松本若菜)と話すことにした
「千秋さん。」
「なに?」
「今、休憩中だから話相手になって貰おうかなって思って・・・。
すいません・・・。」
なぜか謝ってばかりの太陽。
「じゃ質問。
太陽君のこれまでの人生を教えてほしいな」
「普通の人生です。
子供の頃からよくここに入り浸ってました
オレもいつか花火師になりたいなって
だけど赤い色が見えないことがわかってあきらめたんです。
落ち込みました。
もうこれで、母さんとの約束は叶えられないって。
それを支えに生きてきたから。
けど高校で雨に出会って
もう一度頑張ろうって思えたんです。
オレの花火で幸せにしたいって
だからオレの人生は雨と・・・
母さんのおかげで今があるんです。」
「そっか。」
「千秋さん、お願いしても良いですか。」
太陽が千秋を真っ直ぐ見る。
「天国があるかはわからないけど、もし偶然オレの母さんに会ったら、伝えて欲しいんです。
ごめんなさい。
オレのせいで・・・火事に巻き込んでごめんなさいって。」
あふれ出す涙を見られまいと顔を背ける千秋。
太陽も涙を拭う
「わかった。伝えるわ。
じゃ、私も良いかしら。
見たい景色があるの」

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「日下さん、五感を失ったら、蕎麦にいてくれるのですか?」
「いいえ奇跡が終われば、われわれはいなくなります」
「お願いがあります。
耐えられません。
まっくらな中で1人で生きて行くなんて。
だから私のことを死なせて下さい」
「それはできません。」
しかし気持ちはわかるという日下。
日下は1953年東京で生まれ、映画が好きで脚本家を目指してました。
厳格な両親を飛び出し下宿で脚本を書いて映画会社に持ち込む日々が続くが夢は叶わなかった
そんな時、画家を目指していた白石小夜子という女性と出会う。
今思えば、人生で一番楽しい日々だった。
彼女が事故に遭って瀕死の重傷を負った。
その知らせを受け取って病院へ向かった
そこに喪服姿の案内人
白石小夜子は命こそ助かるが、後遺症で傷害働くことができない。
でも奇跡を受け入れたら、彼女が負った怪我を自分が引き受ける
「彼女には画家になると言う夢を叶えて欲しかった
そして信じた
何があってもかわらず私を思ってくれると。
後遺症もなく目覚めた彼女は私を捨てて姿を消した
画家になりたいから日下を支えることはできない。
それから20年
夢も恋人も失いただ1人孤独に生きました
奇跡を受け入れた人生に何の希望も見いだせず。
変な話をしました忘れて下さい」
「やっぱりないんですね。
奇跡の先に希望なんて。」
と雨

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太陽が家族団らんで鍋を食べようと言い出す。
朝野陽平(遠藤憲一)と朝野春陽(出口夏希)で楽しく鍋をつつく。
太陽は「母さんも」と椅子をひき、その前に鍋をよそう
涙ぐむ千秋
「来てるかなぁ、お母さん」
「来てるよ、きっと」
太陽は春陽を連れてコンビニへ
「明日香そこにいるのか?」
”いるよ”
聞こえない陽平
「なんてな。
明日香、オレはこの20年間いつも考えてた」
出会わなければ死なずに住んだのではないか。
申し訳ないなっていつも思ってた
だけど明日香と生きることが出来て良かったって。
幸せ者だって。
「ありがとな。
太陽を朝野煙火を守ってくれて。
あの時の雨、お前がふらしてくれたんだろ。
火事を消すために
おれは信じてる
ありがとう。
あの日の約束守ってくれて
ありがとう」
戻って来た太陽に
「一番大切だった10秒間。
きっと明日香と出会った時だな。
あの最初の10秒間がなけれりゃ、今はないから」
「最初の10秒間?
オレ、わかった気がしたよ。
作りたい花火。」
「そっか、よかったよかった。」

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雨のもとに戻る帰り道。
太陽と千秋が歩く。
「ねえ知ってる?
人って誰もが心にキャンドルが持ってるの」
そこには希望の光が灯って、誰かと分け合いながら生きて行く
「この20年、いつも願ってた
もう一度会いたいって。
だけど叶わなかった。
希望もとっくに消えてた
だけど。
灯してくれてありがとう。
雨ちゃんにも分けてあげて。
彼女五感がなくなった人生に怯えているの。
希望がないって。
だからお願い。
雨ちゃんの心にも灯してあげてほしい。」

帰宅した太陽は紙袋を持って帰る。
紙袋からたくさんのキャンドルを出す。
「もしかして千秋さんに?
心配させちゃったかな。
五感がなくなったら私の希望もなくなるんだなって」
「オレが灯すよ
雨の五感 オレが必ず取り戻すから
今の化学ってすごいんだよ。
科学がダメなら医学でも良い
世界中の病院を回って探す
雨の五感を取り戻す
いつか必ず届ける
雨に音を」
太陽は東京のパティスリーで雨の最高傑作のスイーツが食べたい。
そんな景色が見たい。

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雨は日下にパティシエになるのは絶対無理だけど一つだけ見たい景色が増えたと話す。
「彼がうんと立派な花火師になって、誰かと結婚して幸せに暮らす未来を
遠くから見たい」
「悔しくないですか?」
「そりゃ悔しいです。
でも好きな人の幸せな未来なら。」
日下が目を伏せる
「だから生きます。
その希望を叶えるまで生きて生きて生きまくってやる。
奇跡なんかに絶対負けない。」

日下は美術館に足を運ぶ。
恋人の絵を見ている。
最後の絵は2人がモデルになっていた。
タイトルは「ごめんなさい」
千秋が現れた。
やっと絵を見る気になった。
理不尽な奇跡を背負ったが、あの日々がこの絵に繋がっていた。
ほんの少しだけ報われた
「私の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」

いよいよ太陽の花火を

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太陽が「母さん」と千秋に言ったら、月に溶けてなくなってしまう・・・。
って、なんだか綺麗事に聞こえるなw
いやいや綺麗事じゃなくてファンタジーだった(苦笑)
ってか、そのワードさえ言わなければ良いの?
お互いが親子だってわかっていても、口にさえ出さなければお天道様は見逃してくれるの?
なんだか変な独自ルール。ってかご都合ルール

日下さんの奇跡と雨の奇跡。
どっちも1人では生きて行けないと思うんだけど。
日下さんは看護師さんが毎日かよってくれてたの?
あの家は実家・・・?
実家に戻ったのかな?

奇跡が起きたあとに希望がないと言うけれど、その奇跡で「太陽が生きている」ってのが希望なんじゃないの?
希望がないって今更・・・。
日下さんも恋人は捨てられたと思って生きてきたんだろうけど。
奇跡を伝えても捨てられる場合はあるよね。
それを受け入れられなかったのかな~?

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日下さんは生きていれば70歳。
ってなかことで雨のお父さんではない。
でもおじいさんの線はあるか?
恋人は出産していたとか。
でもそれならそんな絵を描いたかもなぁ。

なんだからもうファンタジーネタも尽きてきた模様。
五感がもどってハッピハッピか。
雨も案内人になるのか。
雨も月に溶けてなくなってしまうか。
ま、最後に奇跡が起こるんでしょう。

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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)

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