「君が心をくれたから」 第3話 ネタバレ 感想~相次ぐ不幸な設定と告白と当て馬と

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初恋の想い出

あらすじはコチラ→

雨(永野芽郁)が次に失うのは「嗅覚」
『視覚』や『聴覚』ではなかったことにホッとした、という雨に対して日下(斎藤工)は、
「人に無駄な感覚は一つとしてありませんから」

雨は就職活動をするも難航。
日下の言ったことも気になるし・・・千秋(松本若菜)に相談
「また無くすのかなぁ。
夢の他にも大切なもの。」
呟く。
千秋から仕事なら望田 司(白洲 迅)に頼んでみれば?と言われ実行。
「結婚式場はどう?」
自分も出席する結婚式で人手が足りない。
笑顔が素敵な女性はいないかと相談されていたと言う。
謙遜する雨に
「雨ちゃんの笑顔は素敵だよ」
と望田←グイグイくるな
雨は仕事を引き受けることに。

朝野太陽(山田裕貴)と春陽(出口夏希)は逢原雪乃(余 貴美子)と病院で出会う。
雪乃は脊椎に癌が見つかって持って半年と言われていた。
でもあれから1年。
「雨ちゃんは知ってるんですか?」
「ううん」
子供達に出来ることがどんどん減って行く。
出来ることは雨と霞美の幸せを願う事だけ
「だからお願いがあるの
受け取って欲しくて、雨の幸せを願う気持ちを
ただ願うだけで良いの
この世界にたった一人でも自分の幸せを願う人がいるって本当に幸せだから
たすきリレーみたいだけど。
私はあなたに受け取って欲しいの」

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妹の春陽にも背中を押され雨に家に行く太陽
「この間大丈夫だった?
泣いてたから心配で。」
「もう大丈夫」
居間に二人きり
雨は太陽の小指に目を留める
高校時代の思い出の恋ランタン祭
準備をしている時、太陽が眠っていた。
隣に座った雨は
”前に夕日が今までで一番綺麗って言ったよね
あれはきっと太陽君がいたからだよね
ありがとう太陽君”
太陽の手に自分の手を重ねようとした雨だが、思いとどまって、自分の小指を太陽の小指にそっとくっつける。
雨が満足げに笑う

現在、雨が自分の小指をなでる
「ねえ、雨ちゃん。
明日、ランタン祭に行かない?
話が・・・。
伝えたいことがあるんだ。」
「明日、アルバイトがあって。
終わったら行ける。
8時には行ける。
だから待っててくれる?」
「待ってる」
夜、子供のように喜ぶ雨

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翌日、結婚式のバイトに行く雨。
参列者に香水の試験紙を配るのが雨。
なぜ香水なんだろう・・・と不思議がる雨に、望田は「プルースト効果」のことを話す。
幸せな思い出を思い出すための匂い。
それを失うのだと実感する雨。
夜、日下を前に絶望している雨。
望田は「このあと予定ある?」と聞かれ、「予定が合ったんですが、今日はもう帰ります。」
帰り道、太陽から着信があるが電話に出ない雨
千秋がやってきた。
「私は幸せになれないんだなぁって
味覚がない私じゃ美味しいご飯を作ってあげられないんだな。
もうすぐ何も出来なくなっちゃう。
そんな子と一緒にても太陽くんは幸せじゃない。
だから私は幸せになっちゃ駄目なんです。」
「そうね。
あなたはきっと幸せにはなれないわ。
でもで雨ちゃん。
それでも思い出を作ることはできる
あなたにはまだその時間がある。
だから太陽君と作っておいでよ。
うんと幸せな思い出」
「でも意味ないよ。
だって五感をなくして暗闇の中ですっと一人で生きてたらきっと全部忘れちゃう」
「そんなことない
ある、きっとある。
絶対ある。
一生忘れられない思い出が人生には必ずあるから」
雨が涙をこぼし、駆け出す。

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ランタン祭にやってきた。
何かあったかと心配したという太陽
「太陽君と思い出つくりたくて。」
雨が微笑むと太陽も笑顔になる
学校の中庭を歩く
綿飴を食べたり、花火をみてはしゃいだり。
二人きりの教室
「あの日、夕日が綺麗だって言われたこと・・・。
オレその綺麗さがわからなかったんだよ
この目じゃ赤はくすんだ緑色だから
悔しかった。
雨ちゃんが綺麗だと思う景色を隙ない炉をオレは一生分かち合えないのかなって
だから好きな曲を知りたかった
好きな匂いを
好きな味を知りたかった
雨ちゃんのことを知りたかった。」
そっと雨の手を握る太陽
驚いた雨が太陽を見る
「こんなふうに思えたのは雨ちゃんだけだよ。
だからオレはこの世界で誰よりも一番
人生で一番、君の事が大好きだ。」
雨が微笑む
「ありがとう。太陽君。」
太陽が照れ笑い
「私ね。好きな人がいるの。
太陽の顔から笑顔が消える
太陽君じゃなくて、他にもっと好きな人が。」
雨が手をほどく。
「だからあなたの気持ちには応えられない。
でも・・・嬉しい。
すごくすごく嬉しい。
だから、忘れないよ。
太陽君が好きって言ってくれたこと。
ずっとずっと忘れない。
私の一生の思い出。」
小さく笑う太陽
涙を浮かべ雨から顔を背ける。
雨も涙を堪えるもこぼれる涙。
声を出さずに泣く。

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帰り道
太陽と別れた雨が肩を落として歩く。
「どうして断ったの?」
千秋が言う
「ただ欲しかっただけだから
”好き”って言葉が
その言葉さえあれば頑張れる気がしたんです。
五感をなくしても、暗闇の中でひとりぼっちでも。」

”恋ランタン一つ下さい”
祈願所に高校生の雨を見つける。
高校生の雨が吊した赤い札には「好きな人の最愛の人になれますように」と書いていた。
高校生の雨は新しい赤い札「初恋の人といつか手を繋げますように」とも書いて吊る。
”欲張りかなぁ”

「そんなことないよ。
叶ったよ、二つとも。
この初恋が実ったら私は幸せ。」
雨の中、ずぶ濡れで歩く雨。
家の前までやってきて、望田司に傘を差し出される
「さっき、辛そうだったから心配になって」
「バカみたいなこと言っても良いですか。
出来るところまでは一人で耐えようって思ったんです
まだまだ頑張れそうってそう思ったんです。
でも辛くて。」
「辛い?何が?」
「もうすぐ・・・五感をなくすことが
苦しくて・・・。思い出だけじゃやっぱり怖くて
笑っていいですよ。」
望田が傘を手放し、雨を抱きしめる
「笑えるわけないよ。
だって雨ちゃんが泣いているから」
その頃、太陽も雨の中歩いていた。

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当て馬ホイホイだなぁ、白洲迅。
初回登場シーンから当て馬だった。
そして雨を抱きしめて・・・やっぱり当て馬だった(苦笑)
ま、でもそうだよ。
雨ちゃんみたいな、永野芽郁ちゃんみたいな子を見て好きになるのはわかるよ。
逆に高校時代に「ザー子」なんてあだ名をつけて笑ってた男子の気が知れない。
お前、永野芽郁だぞ!
何がザー子だよ。

五感失って暗闇の中で生きていくなら、余命告知されているほうが良いなって思ったけど、まさかばあちゃんが余命告知されてたとは。
これ以上しんどい設定いらんくないか?

このスピードで進んで行くと・・・7話くらいで完結するの?ってくらいな猛スピード。
日下と千秋がどう立ち回るか・・・だなぁ。
それによっては引き延ばせるのか?

ただロケーションは良いんだよなぁ。
冠婚葬祭も派手だしw
結婚式ってずいぶん出席していない間に、すんごい恥ずかしいことになってたし(爆)
中華街もあるんだっけ?
長崎は雨だった。
太陽が雨にうたれる。
色々趣向は凝らしているように気がするんだけど。
主人公二人の声は優しいしさ。
素敵なんだよねぇ。
絵は持つんだ!
絵はすご~~~~く持つ!!

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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)

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