「君が心をくれたから」 第2話 ネタバレ 感想~お菓子言葉って、気にしたら生きづらい

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マカロンは恋と夢の味

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逢原雨(永野芽郁)と朝野太陽(山田裕貴)は高校時代に食べたマカロンに思い出があった。
雨が東京のパティスリー『レーヴ』へ面接に行く前の日、眠れなくて太陽に電話した。
太陽は花火の話をする・・・明け方、通話時間5時間を超えた。
雨は眠り、太陽は「雨ちゃん、好きだよ」と言って電話を切る。
面接に上京する前に太陽は雨にマカロンを持っていく
「マカロンの“お菓子言葉”は・・・忘れちゃった」
二人はマカロンを食べ笑う。
空港から雪乃(余貴美子)に電話をする雨
「搭乗手続き終わったよ。
マカロンのお菓子言葉調べて」
と・・・。

太陽はまた花火師の仕事に戻る。
まずは下働きから。
雨は食べ歩きに出掛ける。
望田 司(白洲 迅)に出会う。
「少しでも可能性があるなら、あがきなよ。
未来に後悔を残すべきじゃない。」
とアドバイスされる。
その後、マカロンを買いに出掛けた雨。
そこで貰ったチラシで、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る。
そのゲストに招かれていたのは、かつて雨に「君は必要ない」と告げたパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)だった。

前は田島に会いに行った
「ずっと謝りたくて。
逃げるように辞めてしまったので。」
だから過去にケジメをつけてパティシエを辞めることにしたと告げる。
「うちの店が求める水準には達しなかった。
でもパティシエの素質はあると思う。
磨けけば立派なパティシエになる
そう思ってあえて厳しく接してしまった。
でも逢原くんはまだ若い。
夢を諦めるにはまだ早い
いつでも連絡してきなさい。
それじゃ」

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太陽は古い新聞記事を持って仕事場にやってきた。
「俺がお母さん殺したの?
あの火事、おれが原因だったんでしょ?」
新聞には子供の火遊びが原因とある
柳田達夫(螢 雪次朗)がうなずく
「そうだよ。
火事のきっかけはお前だ
その時俺は出掛けてて、明日香はお前を助けるために火の中に飛び込んだんだ
なんとか助け出したは良いが
一酸化炭素を大量に吸って・・・」
朝野陽平(遠藤憲一)と答える
「じゃ母さんの写真を燃やしたのは?」
太陽は目を覚ました時、火事のことは忘れてた
だが母・明日香の写真を見ると過呼吸を起こすようになった
このままでは一生苦しむ事になる
「だけどお前は母さんとの約束だけは覚えてたよ」
「全部・・・俺のせいだったんだ。
ホントにホントにごめんなさい」
出て行く太陽。
妹は陽平にお父さんができることは太陽に花火を教えることだと言う。

太陽の妹から火事のことを聞いた雨は必死で太陽に連絡をとる。
「ごめん、雨ちゃん。さっき電話でも言ったけど・・・」
「どうでも良いじゃん
資格なんてどうでも
それより大事なものを太陽君は持ってるでしょ
なのに?
それなのにどうしてもっと頑張らないの?
自分の作ったものでたくさんの人を幸せにしたいって思ったんでしょ
だったら
どうして簡単にくじけたりするの?
許さないから
今度くじけたら太陽君のこと許さないから
私は逃げない
逃げないで最後まであがく
だからお願い太陽君も逃げないで」

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雨は虐待した母に会いに行く決心をした。
たまたま休日だった太陽にも付き合って貰う。
アッシーは司(白洲 迅)
雪乃(余貴美子)は、雨が初めて雪乃に電話をしてくれた日、霞美(雨の母)からも電話があった。
「このままじゃあの子殺しちゃう。」
「佐世保こころの病院」にやってきた4人。
じつは雨の持ち物に着けられたワッペンは霞美がつけたものだった。
それは雪乃の提案だった
雨の服に持ち物に一つ一つそれを縫いなさい
雨が自分のことを好きでいられるようにと。
「あんたにしたことは簡単に許されることではない
でもねそれでも思うの
許されない罪はないって
だから雨
いつかあのバカな母親をどうか許してあげて欲しい」

ドクターストップがかかり、雨は母と対面できなかった。
それでも電話で話す雨と霞美
「お母さんも頑張る
雨もたくさんの人を幸せにしてあげてね」

太陽は母との約束。
星作りを教えて欲しいと父に言う。
条件は簡単に諦めないこと。
「くじけるな
何があってもだ」

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雨の味覚がなくなる日。
朝早く、雨が太陽を呼び出しマカロンを作る。
「食べてみて
人生最後の最高傑作」
美味しいと喜ぶ太陽。
雨にも一つと言うが、
「でも手、汚れてるから」
マカロンをつまんで雨の前に差し出す
かぶりつく雨、。
特別な人がくれた思い出の味
雨の味覚がなくなるまで残り時間が10秒をきる
恋と夢の味がしていたのに。
今はもう、何も感じない。
涙がこぼれる
「雨ちゃん、どうしたの?」
「思ったの。
甘くて美味しいなぁって
自画自賛して泣いちゃったよ。」

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太陽が去ったあと雨が千秋(松本若菜)に話す
「さっき何の味もしなかったとき思ったんです
私の夢は終わっちゃったんだなぁって
もっと頑張れば良かった。
あと1時間、ううん30分でも良いから
寝るのをガマンして勉強すれば良かった。
動画見たり、スマホ触ってる時間があるならもっと必死にもっと精一杯
必要無いって言われても頑張れば良かった。
それなのにどうして。
どうしてあのとき・・・簡単にくじけちゃったんだろう。」
かける言葉もない千秋

日下(斎藤 工)が千秋に
「人は後悔とともに生きてます
何かに失敗するたびに思うんです。
でもだんだんと後悔すらしなくなる
人生を諦める。
彼女もじきに全てを諦めますよ」
「でも私は・・・」
振り返る千秋。
こちらを見ている太陽に気付く
太陽は雨の様子が気になり戻って来たのだった。
「たしか前に病院の屋上で・・・」

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許されない罪はあると思うんだよね。
しかも・・・母・・・あれからずっと入院を?
おばあちゃんは持ち家なの?
なんだか経済状況ばかり気になっちゃって(苦笑)

高校卒業して上京して有名洋菓子店に就職・・・。
そんなことあるのか?
洋菓子店の人も「うちの店のレベルには・・・」って、普通かの高卒の子を雇っておいてそりゃないわ。
基礎から教えるわけでしょう?

なんとなく耳障りの良いセリフと長崎県の綺麗なロケーションで、なんか良いもん見たなぁって気にはなるんだけど。
なるんだけど・・・。
やっぱり五感がなくなるの怖い。
ファンタジードラマなのに「五感」がなくなることへの恐怖がすげー!
ワタシは怖いんだけど、主人公は平気そうだなぁ。

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ワタシは許されない罪はあると思うんだけど、最後の最後に母親が娘の為に五感を投げ出すのかなっていう予感はしてますが、安直か。
だからって許されないとは思うんだけど。
主人公もこのままブラブラして過ごすわけにはいかないし。
五感を失ってできる仕事はあるのか?
おばあちゃんにずっと助けて貰うの?
太陽君も、辞めるいうたり戻るいうたり、資格がないから辞める言うて、また続ける。
あんた、たかだか2話でどんだけよ!
もう二度と辞めるいうなよ!

お菓子言葉・・・ってすごいな。
なんでもかんでも「ブツ」に言葉を絡めたら・・・生きづらい(爆)
セリフは良さそげだし。
キャストは少ないのでわかりやすいんだけど(いや、でも白洲迅の当て馬・・・)
この調子で五感が失われていくと・・・6話で無になるけど、大丈夫か!?

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CAST
逢原 雨(永野芽郁)
朝野太陽(山田裕貴)
望田 司(白洲 迅)
朝野春陽(出口夏希)
柳田達夫(螢 雪次朗)
花村竜一(佐藤貴史)
菊野 純(谷 恭輔)
飛岡雄星(萩原 護)
日下(斎藤 工)
千秋(松本若菜)
逢原霞美(真飛 聖)
朝野陽平(遠藤憲一)
逢原雪乃(余 貴美子)

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