「春になったら」 第8話 ネタバレ感想~凍ったままの野菜を切れて食洗機で洗えるキッチンハサミは欲しいんだが!

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“グラッチェ椎名”最後の実演販売!父の退社式

あらすじはコチラ→

一馬(濱田岳)と瞳(奈緒)は龍之介の日曜参観に行った。
龍之介の優しさに涙を流す瞳。
帰り道、一馬は雅彦(木梨憲武)に飲みに誘われた。

一馬は瞳を大切に思っている気持ちを雅彦に一緒懸命話す。
その頃、瞳も龍之介から
「どこ好きになったの」
「この人はふいと之心之伊丹がわかる優しい人だなって」
「パパはラッキーだよ
瞳ちゃんみたいに変わった人と出会えて」
と言われ目を丸くする。

「母親がいないっていうのは寂しかったんだろうな
強そうに見えてさ
寂しがり屋なんだよ瞳
あの家。俺と瞳で住んでる家
あのさ、古くて狭いんだけど俺がいなくなったら
カズマルと龍之介で住んでくれないか?」
「もちろん!」

「瞳ちゃん。
ちょっと頼りないところのあるパパだけど
これからもどうぞよろしく
僕と一緒にパパを支えてあげて下さい。」
「私のほうこそ宜しくお願いします」

「カズマル
俺死んじゃったら宜しくな
瞳のことを幸せにしてやってくれよ。
頼む」
「約束します
必ず瞳さんを幸せにします。」
「ありがとう。
何だよ。泣くなよ。」

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夜、瞳にお灸を据えてもながら
「楽しいか仕事?」
「楽しいよ。」
「なかなか板についていたよね。助産師ぶり
仕事に助けられるってあるんだよね。
お母さん、なくなったとき、そうだった
続けろよ。仕事。」
「うん。」
「あ、瞳。
今度の日曜日、俺の最後の仕事見に来ていいよ。」

日曜日。
雅彦の為に弁当を作る瞳。
それぞれ出社する。
杉村節子(小林聡美)からお父さんの退社式に行っても良いわよと言われた矢先、陣痛の妊婦がやってくることになった。

最後の実演販売当日、雅彦は痛みをこらえながら売り場に立ち、ガンガン自社初のオリジナル商品のハサミを売っていく。
働く雅彦の姿を見届けようと、一馬やまき(筒井真理子)、そして結婚式場の黒沢(西垣匠)までやってきた。
途中、雅彦は痛みに耐えきれず休憩。
妊婦の対応が終わった瞳は、雅彦のもとへ走る。
なんとか間に合った瞳。
瞳は実演販売をしている雅彦をカメラにおさめる。
商品は完売。
最後に社長の中井が「感謝状」を読み上げる。
部下の加賀屋が花束を渡す。
雅彦は加賀屋にエプロンを託す。

会社で私物を持って帰る雅彦。
No.1の場所から写真を外す。

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瞳が食事を作って待っていた。
「父さん、かっこ良かったよ。
ホントにかっこ良かった。
中学とか高校の頃、お父さんの仕事嫌いだとか言ってホントにごめん」
「何言ってんのよ、それ。
昔のことじゃない。」
「一生懸命働くってさ、素敵なことだよね。」
「でもあれだよね。
一つ一つ終わってくね。」
「父さん、明日からどうすんの?
ヒマになっちゃうよ」
「まだまだやることはある。
残っているのはあと2つ」
「タイムカプセルを開ける。
英語をマスターする。
タイムカプセルって子供の頃に埋めたとか?」
「そういうとこかな」
「英語は何の為に勉強するの?」
「そのうちわかるよ。
あ、あと一つ」
”瞳の結婚式に出席する”
とリストに書き足す雅彦
「なっ」

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誰かが泣くと、こちらまで泣いてしまう。
あかん、今、泣くと鼻が詰まって眠れなくなるのさ。
と思いながら見ていた。

雅彦とカズマルの初めての飲み会で、かずくんが泣くからさ。
岳くんの涙はスゲーな。
持って行かれてしまう。
そしてあの家で瞳、カズマル、龍之介が住んでいるところは想像できるね。

思春期には恥ずかしくて嫌だった実演販売の仕事。
実演販売の仕事でなくても、親の働いているところを見たくないのが思春期かも。
ちゃんと謝罪する瞳はとっても素敵ねぇ。
昔のことだと笑う父さん。
この2人にもちゃんと反抗期があったんだなぁと思うと驚くねw

今は、かっこ良いお父さんの働く姿をファインダーにおさめる。
どんな写真が撮れたんだろうか。
全部見たいね。
社長の「感謝状」も泣いたわ。

雅彦も瞳も良い仕事をしているね。
願わくば凍ったままの野菜を切れて食洗機で洗えるキッチンはさみをワタシも欲しい。

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キャスト
椎名瞳(奈緒)
椎名雅彦(木梨憲武)
岸圭吾(深澤辰哉)
大里美奈子(見上愛)
黒沢健(西垣匠)
斉藤愛里(影山優佳)
中井義広(矢柴俊博)
阿波野弘(光石研)
森野舞衣(橋本マナミ)
神尾まき(筒井真理子)
杉村節子(小林聡美)
川上一馬(濱田岳)

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