第17週「ほんまに離れとうない」
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山下が二人の前にしゃがむ
「ボン、福来さん
ほんまのことはどないでっか
結婚のことどこまで真剣に考えてますのや」
「僕らだってアホちゃう。
考えてたわ」
「せやけど何も考えてへんと
思われても仕方なかったかもしれまへん。
お母さんとは中途半端なままやったし」
坂口は大阪へ行くと言い出す。
「もともと二人のことをを社長に認めさせたんワシやし。
あの矢崎にもクンロクいれたらなあかん！
ボン、福来さん任せて下さい」
羽鳥家
スズ子が歌手を辞めないと結婚できないという話を聞いた羽鳥は動揺。
「ダメダメ
君が歌手をやめえるなんて
絶対あかんて！」
「そらワテかて辞めたいわけではないです。
でもそれが愛助さんと結婚する条件･･･」
「せやからそんな条件を飲んだらあかん！」
関西弁になる羽鳥。
福来スズ子が歌手を辞めるのは一大事。
また君と楽しいことをやろうと考えてるんだ！
「今、あなたがやりたいことは関係ありません。
今、大事なのはスズ子さんの気持ち
大好きな歌と大好きな人のどっちかを選べって言われてるんですもの」
「そうなんだけど
福来スズ子が歌手をやめるってのは僕にとってね･･･」
麻里は腹ただしい気持ちだと言う
「スズ子さんだけが残酷な選択をしないといけないなんて。
お母さまも同じ女性としてなんとも思わないのかしら？」
羽鳥家の兄妹げんかが勃発。
イネコが泣き出す。
麻里は羽鳥が音楽をできるのは家を守っている自分のおかげだと言う。
「話の雲行き怪しくなったから
でも歌手だけはやめちゃだめだよ！」
子供達を連れて出て行く羽鳥
「ごめんなさいね
でもガマンするのはいつも女でしょ
おかしいわよそんなの」
と麻里は不満顔
家で夕飯の支度をする割烹着のスズ子
「疲れたわ。
坂口さんが大阪に行ったから仕事の量が増えた」
と愛助が帰って来る。
羽鳥家での顛末を話すと愛助は麻里の考えに同意する。
しかし愛助はまたおかしな咳をしている。
「申し訳ない！」
坂口はトミを説得できなかった。
「お母さんどんな感じやった？」
「だいぶ･･･どやされましたわ
ただ社長が言いはることもりかいできるとこがあって･･･」
”結婚に反対してるんやないで
福来さんにも感謝してますし、エエ人やと思てます。
でも愛助の伴侶には一緒に村山をもり立ててくれる人やないとあかん
アンタも見てたやろ？”
トミ夫妻が村山を大きくするまで必死だった。
社員や芸人も家族やとおもてる
家族みたいに一致団結してやってるからこそここまできた
せやから、愛助の伴侶になる人も支えて貰える人でないと駄目
”片手間ではあきまへん”
家族的なまとまりがあるそれが村山の経営方針だと坂口
「そんなお母ちゃんの勝手な思いやろ」
「せやけどなボン
それがええとこもあるんや」
芸人が悪さしたら先代がどやして、トミが優しく励ます。
受けない芸人にこっそりみつ豆食べさてくれたり。
「確かに社長は芸人にとってお母ちゃんみたいなもんや」
「僕はスズ子さんにそんなん求めてへんわ」
「愛助さん、大きい声ださんといて。
ワテ･･･歌手やめよかなあ。」
「ホンマでっか」
「ホンマちゃうわ！
あかん、それはあかんて！」
「ワテも話を聞いててお母さんの言わはることも少しはわかります
それに愛助さんと家族になれるんやったらやめてもエエ用な気してきましたわ。」
愛助、咳をし出しましたな。
正直、史実を見ていたら、愛助との楽しい暮らしは短いような気がしてきたので、ここまで長生きするとは思ってなかったのよね。
で･･･今週から病気かぁ。
あと、ここ最近の愛助の関西弁がすんごい変だ。
出てきた当初のほうが上手かった気がする。
今日は、半分以上イントネーションが逆だったと思う。
西の人なのに違うもんなんやなぁ。
さて、歌手を辞めろというトミ。
それはもう。
それは仕方ないかも。
そしてスズ子が辞めてもエエかもと思うのも仕方ないかもな。
まぁ、愛助が村山を辞めるって策もあるけど。
そんなんしたら今まで味方だった坂口や山下もフォローしてくれなくなるだろ。
村山が家族的な会社っていうのは、坂口や山下が愛助に接する態度からしてもよくわかる。
もちろん昨今の闇問題事件の社長の「家族」発言は周知の事実なので、失笑してしまう人もいるかもしれんけどｗ
歌手を辞めることは考えていなかった。
結婚のことはあまり考えてなかったのかもな、二人は。
中途半端な関係で過ごしてきたのは否めないもんなぁ。
史実は知っていても、スズ子と愛助がどういう経緯になるのかは興味があります。
で、カツオちゃん、めちゃくちゃ大きくなった！
急にデカくなった！
もう声変わりもしてた！
「父ちゃま」ではなく「オヤジ」って呼んでたショックｗ
そうそう坂口のいう「クンロク」って何？って思ったけど、大阪の方言でもなかったね
俗語みたいですな。
「クンロクいれる」は脅迫みたいな感じ。
「96（クンロク）％」は威圧
残りの「45」は「次は殺す」との警告だとか･･･？
めっちゃ怖いやん。
でも関西弁じゃなくて、何故かホッとしてます（爆）
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主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里
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キャスト
花田鈴子（趣里/少女時代：澤井梨丘）
花田梅吉（柳葉敏郎）
花田ツヤ（水川あさみ）
花田六郎（黒崎煌代/幼少期：又野暁仁）
村山愛助（水上恒司）
茨田りつ子（菊地凛子）
小林小夜（富田望生）
羽鳥麻里（市川実和子）
羽鳥善一（草彅剛）
村山トミ（小雪）
坂口（黒田有/メッセンジャー）
山下達夫（近藤芳正）
棚橋健二（生瀬勝久）
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