「春になったら」 第2話 ネタバレ 感想~癌と闘うだけの人になりたくない

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娘と伊豆へ!父の死ぬまでにやりたいことリスト

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瞳(奈緒)は雅彦(木梨憲武)の主治医である緩和ケア医の阿波野弘(光石研)を訪ねる。
「痛み止めの薬だけを出して欲しいと言われるのは・・・」
阿波野医師もまだ雅彦の願いはホントかどうかと考えていた。
であれば・・・!
瞳はガンガン阿波野先生をまくし立てる。
父は私の結婚に大反対してるんです!
それって父にはまだこの世に未練があるってことですよね!」
それこそが父の生きる意味があるということ。
先生からもプレッシャーをかけて欲しいんです!
「私頑張りますから!!!」

瞳は一馬(濱田岳)ととも結婚式場へ。
シンプルで身内だけの式にしたいと言っていたのに、瞳は父にプレッシャーをかけるため、派手にしたい!と言い出す。
そしてもう一度一馬に会うことを雅彦に約束させた。
顔合わせ
雅彦の姉・神尾まき(筒井真理子)も同席
かずくんは38歳で子持ちの売れない芸人
東大中退
「東大辞めてお笑い芸人に?
なんで?」
元々お笑いが大好きで全部録画して見ていた。
小中高校と将来の夢はお笑い芸人になると書いていた。
「あのさそんなヤツがどうして東大入れたんだよ。」
「勉強ができたから」
「八王子の神童って呼ばれてたんだって」
天才だったが、お笑い芸人になるつもりで、芸能事務所主催のライブに出ていた。
昼間は学生、夜はライブ庇いと。
ステージで漫才をするのが楽しい。
これしかないと思っていた。
2年経った時、相方が辞めると言いだし、ピン芸人になって大学を中退。
20代の半ばまではウケていた
年を取るにつれウケなくなった。
東大中退だけじゃだけじゃ駄目だった。
「君には毒がない!」
全て勘違いだと雅彦
売れてもないのに人の大事な娘を・・・!
「瞳さんからプロポーズをされたときはビックリしました」
雅彦も驚く。
子持ちでバツイチ。
離婚理由は相手の浮気。
「こんなに強くて優しい人はいない
私はかずくんのことを人としても尊敬している
私の決心は変わらないから!」
「地頭がいいんだろ!
お笑い芸人を辞めて・・・」
「やめません。
やめるつもりはありません。」
まき(筒井真理子)は二人がくっついて瞳ちゃんがくろうになる・・・と言う
「僕が娘さんを不幸にします」
と言い出すかずくん。
腹を立てた雅彦は飛び出す。

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雅彦は瞳を伊豆の海に誘う。
この海で妻と出会ったと語る雅彦。
雅彦が大学3年、お母さんは2年生。
海の家でアルバイトしていた
母さんが隣の海の家でアルバイトしていた。
「オレの一目惚れです」
とにかく毎日挨拶して時々ちょっとだけ話して、
「夏の終わりのアルバイトが終わるって時に電話番号を聞いたんだよね」
「それで付き合い始めた?」
否定する雅彦
時々会ったりしたけど、完全に雅彦の片思い。k田思い
なんとお母さんからは恋愛相談も受けて、それを応援していた。
「結婚したのいくつだっけ?」
「オレが31で母さんが29。
付き合い初めてすぐ。」
「10年かかったの?」
「10年間ずっと片思い」
「1回も告白しなかったの?」
「できなかったの
でもお母さんなんか気づいたんだって。
オレの誕生日の言ってくれたんだよ。
”もう友達じゃ泣くていいよ”って
”あなたは私の大事な人だから”って
信じられなかった。天にも昇る思い」
「初めて聞いた
父さんすごいね。
10年片思いしててそれを実らせるって」
「諦めなくて良かった」
「そうだよ。でなきゃ生まれてこなかったわけで
ここに来たのは思い出の場所だから?」
「死ぬ前に絶対来ておきたくて。
瞳にも教えておかなきゃって思って」

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写真を差し出す雅彦
「こんとき、お母さんのお腹の中、お前いたんだぞ。
そんな顔すんなよ。
良い話だろ?」
「良かったね
死ぬまでにやりたいことリスト一つ叶えられて」
「あと5つ
カズマルを瞳から追い払う
それは絶対」
「お父さんはお母さんのどこ好きになったの?
最初に好きになった理由。」
「一目惚れだからさ。
理由なんかない。」
「私は覚えてる
かず君を好きになった瞬間。
”ドンマイドンマイ!僕は好きだよ”
お父さんはつまんないって言うけど、私はあれに救われたの」
あの頃、まだ病院で助産師をしていた。
妊婦が切迫流産で運ばれてきた
ドクターはすぐに処置してくれたが、赤ちゃんは駄目だった。
その人は瞳と同い年で妊娠したことを喜んでいていろんなことを話してくれた
だから”気付いてあげられなくてごめんなさい”って言ってしまった。
それを旦那さんがそれ聞いていて、病院にミスがあったんじゃないかと。
訴えるって言い始めた。
ドクターや先輩たちからは軽はずみなことを言ったとたしなまれた。
訴えは取り下げて貰えたが、院長先生には病院に迷惑がかかるような言動は二度としないようにと言われた

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「もう病院に行くのが辛くなって
全然ン知らなかったでしょ。
お父さん」
「何で言わなかったんだよ。」
「だって。
相談したって心配かけるだけだと思ったし
でもね、その時にどん底にいた私を救ってくれたのがかずくんだった。
優しい人だと思ったの
私のことを慰めて暮れてるように思ったの
私やっと笑えたのあの時
それがきっかけでで私は病院を辞めて助産院に移った。
かずくんのドンマイドンマイ聞いてたら、私はまだこの仕事おを続けられるってそう思ったから
かずくんといるとホッとするの。
自分まで優しい気持ちになれるの。
今はまだ経済力もないし、バツイチ子持ちだけど
でも大好きなの。
お父さんがお母さんのことずっと好きなように
希望がなくても
ずっと片思いし続けたみたいに
私もこの気持ちは変わらない」

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「あ、写真撮ろう!
信じるよ
お前に辛い時があったことこも
アイツの芸に救われたことも信じる
でもわかってるよ
お前はオレに治療を受けてほしいんだろ?」
私の結婚相手はこんな駄目人間ですってそれで治療を受けさせたい。
姉ちゃんまで巻き込んで。
でも治療を受けても・・・
「オレはもう癌と闘うだけの人になっちゃうんだ
それでさ、1年や2年生きたって何の意味があるんだろう
それだったらオレは残り3ヶ月仕事をしていたい
やり残したいことをしたい。」
雅彦も最初は信じられなかった、
なんで自分が癌なのか。
腹も立った。
ガンが消えるならあ何でもするって神様にお願いして
でもやっぱりどうにもならないって落ち込んで。
「まぁ最後は受け入れたんだ。
わかってくれよ、瞳。
わかってくれよ!
ああごめん
ごめんごめん
瞳撮ろう!
こっちこい撮るよ
最後の2ショットかもね」
「何言ってんの?まだまだ撮るよ」
シャッターが降りた瞬間、痛みにのたうち回る雅彦

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死に直面すると、否認、怒り、取り引き、抑うつ、受容という5つの感情的段階を経て進行する。
60代なら治療を諦めるにはまだ早い気がする。
残されたほうはたまったもんじゃない。
うちの母も2月1日に検査だ。
80近い母なのにワタシはまだ覚悟はできてない。
なんでもなければ喜ぶだろう。
だけどなぁ、もし自分が余命宣告されたら・・・。
そう思うと、雅彦さんの気持ちはわかるかも。
辛い治療をして、抗がん剤を受けて、しんどくて・・・それならいっそ楽しいことをして、最後は逝きたい。
そう思うよね。
最後は死ぬのが怖いって思うかもしれないけれど・・・。
何年もベッドの上にいて・・・つまらない毎日を過ごすなら。
ただなぁ・・・62歳ならさ。
でも余命3ヶ月か・・・。

最後の海のシーンはグッときましたな。
実演販売士らしく、雅彦さんの声はいつもデカい。
だけど・・・なんだかなぁ。
お母さんとの出会いも、最後の仕事をして最期を迎えたいって気持ちと。
見ていて切ない。ホントに切ないなぁ。

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娘のかずくんに救われた・・・ってのは運命かな。
もしワタシが瞳ちゃんのような立場となっても、かずくんのフリップ芸では笑ったり泣いたりできないかも。
だからなんだか運命なんだろうな。
そして・・・どんな形でも生きて欲しいって残されたほうは思う。
治療しないことを受け入れるのは癌患者本人より家族のほうが大変なんじゃないだろうか。
亡くなってから後悔してしまうのは残されたほうだよなぁ。

でも、可愛い父娘。
この親子げんかはずっと見ていられる。
父に似ている娘w
日曜の親子げんかはちょっとハラハラするからね。
頭っから父を否定し、無視するような娘がさ。
もうちょっと優しくしてよって。
言いたいことを言えるのは見てられるんだよね。
言い合えるのが一番だなぁ、親子でも恋人でも友達でも・・・、

父ちゃんも多分、かずくんが悪い人だとは思っていない。
だけど心配なんだよね。
どんな相手でも心配なんだよね。

最期は号泣してしまうかも。

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キャスト
椎名瞳(奈緒)
椎名雅彦(木梨憲武)
岸圭吾(深澤辰哉)
大里美奈子(見上愛)
黒沢健(西垣匠)
斉藤愛里(影山優佳)
中井義広(矢柴俊博)
阿波野弘(光石研)
森野舞衣(橋本マナミ)
神尾まき(筒井真理子)
杉村節子(小林聡美)
川上一馬(濱田岳)

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