第17週「ほんまに離れとうない」
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スズ子は「歌手をやめてもええような気がする」と言い出す。
すると愛助はスズ子が歌手をやめるのは日本の損失。
自分が村山を辞めると言いだす。
二人の話を聞いた坂口は早急に答えを出す必要はないと言う。
スズ子は自問自答の日々を送る。
ある日、羽鳥はスズ子の家を訪ねる。
妻・麻里には余計なことをと言われるかもしれないが、福来スズ子に歌手をやめさせることは絶対にしたくない。
けれどスズ子はなかなかの劇場型。
誰が何を言ってもダメかも知れない。
でも愛する人の言うことならきくかもしれない。
だから愛助にも説得をして貰おうとやってきたのだ。
「愛助さんも同じ気持ちです」
とスズ子から聞いた羽鳥は興奮←興奮してないことが少ないよね～
「だろう？
そりゃ福来スズ子に惚れるようなら！」
そして羽鳥はカバンを漁る
スズ子に歌って欲しい曲も持って来たのだ。
「カルメンの構想」
スズ子がタナケンとやった芝居を見て思いついた。
「カルメンをジャズミュージカルって手法するのだ。
ジャズカル！！
とにかくこれがやれるのは当然福来くんしかいないんだ」
カルメンはずっとやりたかった。
戦時中は統制され無理だった。
今こそジャズカル！
村山の東京支社では坂口と山下が話していた
「福来さんが歌手やめる言うたらボンが村山を辞める言い出して･･･。
どん詰まりですわ」
「ボンが村山をやめることはありえまへん。
福来さんが歌手をやめるいうのもありまへん。
社長が･･･村山が変わったらええ。」
「どういうことですか？」
山下が走り出す。
坂口も追う
自宅ではまだまだ羽鳥の熱弁が続いていた
「情熱的なカルメンを情熱的な恋愛をしている福来スズ子が演じたら！」
「僕もそう思う！」
帰宅した愛助が興奮して入ってくる。
愛助は羽鳥の大ファンでもあった。
大阪時代の曲も大好きだが「アイレ可愛いや」も好き
「羽鳥さんのジャズカルメン。
僕が世界で一番楽しみにしている」
「僕が一番だから君は二番だ」
「先生はお客ちゃうでしょ？」
二人はどちらが一番かで揉める。
「ワテ 歌いたい！」
一つは解決した。
やっぱり歌いたいスズ子。
でも愛助と一緒になりたいと思う気持ちは解決していない。
「解決しましょ！」
そこへ、山下と坂口がやってくる。
「じいが解決してくれるの？」
「ちゃう。
こまで来たら、ボンが社長と話すしかおまへん
誰が行ったかてみんな返り討ちや
せやけど村山を辞める覚悟までしてるボンやったら
話せるんちゃいまっか？」
「そうや。なんではじめからそうせえへんかったんや。
僕や。僕がお母ちゃんを説得したら･･･
僕は明日にでも大阪行ってお母ちゃんを説得してくるわ」
「もしあかんかったら？
くれぐれも愛助さんが村山をやめるなんてことはしないで下さいね」
「僕が村山をやめるいうことはあらへん
そしてスズ子さんが歌手をやめることもない」
「そうだ！」
「ボン！よういいました！」
愛助が咳き込みかっ血。
スズ子はそれを見て倒れる。
羽鳥先生と愛助のオタクっぷりが楽しかったのに、喀血してしまいましたね。
この二人が今まで会っていないことが不思議。
そして愛助もお母ちゃんに手紙すら書いてなかったんかーい。
羽鳥先生のキャラは楽しくて、実在の人物はおいといて･･･。
この羽鳥先生だから、いろんな楽しい歌を作るんだなぁって思うんですよね。
バイタリティ溢れる。
そしてスズ子がどうしても必要な羽鳥。
今日は5人しか出てなかったね。
あ、社員さんも含めたら6人
濃ゆいなぁと思いつつ。
これが最期にならへんよね？
倒れて･･･仕事もできない。
そして･･･「離れとうない」けど、離れることになるんでしょうな。
もしかして今週が二人の今生の別れ？
お勝手で包丁でリズムを刻みながら歌うスズ子を見ていると･･･。
そしてカルメンも楽しみなんだ。
スズ子も板挟み。
ワタシも板挟み。
カルメンは楽しみだけど･･･愛助は･･･。
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – ハッピー☆ブギ/中納良恵,さかいゆう,趣里
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キャスト
花田鈴子（趣里/少女時代：澤井梨丘）
花田梅吉（柳葉敏郎）
花田ツヤ（水川あさみ）
花田六郎（黒崎煌代/幼少期：又野暁仁）
村山愛助（水上恒司）
茨田りつ子（菊地凛子）
小林小夜（富田望生）
羽鳥麻里（市川実和子）
羽鳥善一（草彅剛）
村山トミ（小雪）
坂口（黒田有/メッセンジャー）
山下達夫（近藤芳正）
棚橋健二（生瀬勝久）
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