「監察医 朝顔」 第8話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～娘の敵を討つ

「朝顔、娘と2人暮らし…30年前の事件が」

原作はコチラ

原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医　朝顔」

あらすじはコチラ→☆

30年前、6歳の少女が暴行された上に殺害された。
犯人は遺体の匂いを消すために石灰をかけていた。
遺体はバラバラにされた。
遺体の一部が見つかるたびに茶子（山口智子）が解剖し、父親・浅野忠（森下能幸）が確認にきた。
どんどん憔悴し、どんどん白髪だらけになる忠。
全ての遺体が見つかる前に捜査は打ち切られた。
栞里ちゃんの右手だけがみつからなかった。

海岸の岩場で見つかった遺体は浅野忠のものだった。
爪からは石灰が検出された。
そしてもう一体のバラバラにされた遺体。
これは仲井戸修の遺体だった。
仲井戸は栞里ちゃん殺しの犯人だったが、精神鑑定にかけられていた。

ほどなく浅野忠の遺書が見つかる
｢8月23日私は人を殺めました｣
仲井戸を殺害したの浅野忠だった。
偶然街で仲井戸を見つけた。
殺すつもりなどなかった。
しかし仲井戸がのうのうと生きている理由を知りたくて、1週間ずっと後をつけていた。
思わず仲井戸に声をかけたのは、仲井戸が栞里ちゃんと同じ年頃の幼女をｼﾞﾛｼﾞﾛと見ていたから。
”お父さん助けて”
と栞里ちゃんの声が聞こえてきた。
「あっちへ行きなさい」
幼女を安全な場所に誘導した。
「誰だ？お前」
「俺のこと覚えてないのか？
浅野栞里の父親の浅野忠だ」
「誰？」

仲井戸は栞里の名前すら忘れていた。
力が許すかぎり仲井戸を殴る。
そしてバラバラにして埋めた。
栞里ちゃんと同じ苦しみを与えたかった。
｢右手は絶対に見つからないように捨てました
警察の皆さんどうして栞里の右手を捜すのをやめてしまったのですか？
マスコミの皆さん30年前あんなに報道して妻の葬式までおし掛けてきたのにどうして栞里のことを忘れてしまったんですか？
あの男まで栞里を忘れて
まるで栞里は最初から生まれていなかったみたいじゃないですか。｣

遺体を引き取りにきたのは、息子だった。
息子は父親が生前、葬式の時には白髪を染めてくれと言っていたので染めて欲しいを願い出た。
引き取るさい、茶子や朝顔に来月結婚式だけど、殺人犯の息子になったから破談になるだろうと呟く浅野息子。
「この人、そのことを少しでも思い出したんでしょうか。
この人の人生何だったんでしょうね。」

栞里ちゃんが産まれていなかったみたいじゃないかってとこで泣きそう担ってしまったよ。
そして栞里ちゃんの弟は・・・。
それはそれで孤独だっただろうな。
しかい、これでも殺人者の息子ってことになってしまうのかな？
確かに仲井戸と同じ殺人を犯してしまった。
命に重さはないと言うが、6歳の無垢な少女の命とそれを殺めた男の命なら・・・どっちが重いか。
しかも償ってもいない。
いや、償っても親なら殺したいでしょう。
浅野さんが殺さなかったらまた被害者が出るかもしれない。
精神鑑定で罪を逃れたとしても、こういうヤツにはGPSを埋め込んで欲しいわ。

さて・・・大竹しのぶが動いた！
何やら、里子（石田ひかり）に電話をしているふうだった。
同名の友達ってオチかもしれないけど。
大竹しのぶと石田ひかりが同級生！？
なんて思ったけど、震災の時の石田ひかり。
そしてこのドラマは2025年だから・・・実年齢差が15歳なのでそんなもんかｗ

しっかし平（時任三郎）さん。
朝顔たちと暮らしていたときはちゃんとご飯作っていたのに、なんで今は大竹しのぶの店に入り浸りなんだ（爆）
一人分作るのは面倒だけどさ、退官して収入もないでしょうに。

孤独編がスタートしましたが・・・そう。
みんなお弁当食べたり、食堂で食べたり・・・と、やっぱり孤独。
美味しそうな朝顔一家の食事シーンに癒やされていたんだなぁと実感。
またみんなで暮らせると良いのにな。

　　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌：折坂悠太『朝顔』