「アライブ」第2話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～不謹慎ですが・・木村佳乃の背中が綺麗

がん専門医のカルテ～「知られざる、男性の乳がん」

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「胸がなくなることよりも他人の幸せを喜べなくなっていく方が怖い」
心も若い女性の乳がん患者の佐倉莉子（小川紗良）は落ち込む。
診察の日に来院しなかったので、研修医の結城涼（清原翔）が母親に連絡を入れると強烈な母親に連れられてやってきた。
恩田心（松下奈緒）は癌サバイバーの梶山薫（木村佳乃）に莉子を会わせた。
薫は莉子と同じステージ2の乳がんだった。
手術が怖いのも当たり前。
説得するつもりも説教するつもりも無い。
莉子の不安をわかってくれる薫。
そして莉子の前で胸を見せた。
再建した薫の胸を見た莉子はそっと触れ温かいと言う。
莉子は手術を決意した。
「わたしは変わる！」
結城涼（清原翔）に宣言。
結城も自分は変わると宣言した。

日ノ原徹（寺脇康文）は乳がんになったことを別れた妻に引き取られた娘に言えなかった。
何かと世話を焼いてくれる紀子（ふせえり）が亡くなったことにショックを受けた。
紀子は緩和ケアの患者で、何かできることを・・・と癌患者たちと接点を持っていた。
徹は、娘に嫌がられるかもしれないが、癌が遺伝するかも知れないことを伝えることにした。

休日、薫は心を温泉に誘った。
莉子の前では偉そうなことを言ったが、自分も怖かったし、失ったものもあった。
だけど
「自分のためだけに生きるのではなく、誰かのために生きたい。」
と言う。
心を車で送った薫。
「あなたに離さなければならないことが・・・」
と別れ際心を呼び止める。
しかし心に夫が急変したと連絡が入った。

来週が気になる・・・。
ドクターXみたいな医者はいない。
派手な手術シーンが売りでもない。
扱っているのは癌だし、見送る命もあるし・・・だけどなんか優しい時間が流れているというか。

過度に患者のプライバシーに介入せず、だからと言って杓子定規な診察ではなく、きちんと患者に寄り添う医者の姿が素敵です。
木村佳乃は若い患者のためとは言え、胸まで見せてくれた。
乳がんで全摘したことが交際や結婚の妨げになるならそれは運命の相手ではない。
それでも辛いよね。
莉子ちゃんは医者ではないし、今まで勉強も仕事も逃げたって母に言われてたし。←あの母ちゃん、娘が癌だっていうのに心配せずに娘を叱るって・・・強烈やったな！
手術をして回復の見込みがあると言われても。
再建された胸を見ても、前向きに慣れないよねぇ・・・。
乳がんの場合は妊娠できると思うが、妊娠も辛いかもしれない。
「遺伝したら・・・」って思うよね。

寺脇康文さんは医師との話もそうだけど、お節介ババアに泣けた。
余命がわかり緩和ケアに入ったとき、「人のため」に何か出来るのだろうか。
ワタシなんて余命も宣告されてないのに、他人のために何もしてないからな・・・。
この間まで病室に来て喋ってくれていた人が、亡くなるのが病院。
それが癌。
遺伝してしまっていたら・・・そりゃ、娘さんも辛いけれど、早めに知らして貰えるのが一番だ。

地味なドラマかもしれないけれど、今期、数ある医療ドラマの中では一番かも。
まだ、明日の「念仏」は放送されていないけれど。

地味だっって言っちゃってるけれど、木村佳乃の背中を拝めるのは豪華かもｗ
肩甲骨がめっちゃスゴい。
なんの肉も無い。
綺麗な背中を見せて貰えたなんて！！感無量！

　
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「はるどなり」須田景凪

キャスト
恩田心・・・松下奈緒
梶山薫・・・木村佳乃
結城涼・・・清原翔
夏樹奈海・・岡崎紗絵
佐倉莉子・・小川紗良
恩田匠・・・中村俊介
関川隆一・・三浦翔平
須藤進・・・田辺誠一
守野光男・・藤井隆
阿久津晃・・木下ほうか
高坂民代・・高畑淳子
恩田京太郎・北大路欣也

第2話
日ノ原徹・・寺脇康文
佐倉莉子・・小川紗良