「さよならマエストロ」 最終話 ネタバレ 感想~マエストロに憧れるのはやめましょう!

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父と私のアパッシオナート~

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俊平(西島秀俊)は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた
出会いの時を回想する二人。
これまでのことを謝罪し、離婚届を渡す
「志帆らしく自由に生きて下さい。」
「あなたもね」
「あのさ、響がバイオリン弾いてくれた
僕のピアノに合わせて。
メンデルスゾーン先生の曲を一緒に。
響がバイオリン弾いてくれた」
「そう。
私はあの頃、何にもしてあげられなかったから。
そう。」

俊平は清々しくこれからは古谷悟史(玉山鉄二)の恋を応援すると本人に伝える。
古谷は「絶対に優勝しましょう!」と答える。

「パパとママは別れることになりました。
二人のパパとママであることは変わりなく
パパはこれまでも響と海のそばにいる」
「誰かになんかあったらこうして集まれば良いし。
それに俺は・・・ペーと姉ちゃんが仲直りしたならそれで良い。」
「海には今まで色々・・・」
「本当に世話が焼けました。」
「ありがとう
傍で暮らすって、晴見フィル3月までだよね?」
続ける方法を考えるそしてこのそばにアパートで借りとと言うが
「大学の冬休みに帰ってきてるんだよね?
どうなってるの?」
すっかり大学のことを忘れていた俊平。
「どうやって食べて行くの?」
「それは考えてなかった。」
「やっぱりマネージャーが必要・・・」
そこへ鏑木晃一(満島真之介)がやってきた
「シュナイダー先生が倒れました。」
救急車で運ばれてそのまま集中治療室に。
危険な状態が続いていたが、今は意識を取り戻した。
「俊平さん、ドイツに行かれるならすぐにチケットを用意します。」
「今は・・・今は行けません」

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家を出る鏑木にコンビニに行くと着いていく響
鏑木は本当はドイツに行った方がいいと思っているのか?と聞く響き
ドイツに行って欲しい。
だけど
「俊平さんの人生は俊平さんのものだから
この町にいる俊平さんはすっごく幸せな顔してるしね。」

オケの練習を始める
しかしあまり集中していない俊平に団員たちは何かあったのかと訊ねる。
謝罪して集中すると俊平
天音(當真あみ)が質問。
「”ライン”って師匠にとってどんな曲ですか?」
「希望です。」
生まれて初めて海外に渡りこの曲を練習していたころ
何もかも足りないと思った
”僕のような人間が指揮者になってはいけないんですか
指揮台は先生のような素晴らしい音楽家が乗る場所じゃないですか”
「先生って誰ですか?」
「クラウス・シュナイダー
バイオリニストであり指揮者
ドレミも知らなかった僕に音楽を教えてくれた」
先生は
”音楽を愛しているんだろ
だったら自分の歩調でゆっくり歩みなさい”
「僕にとってこの曲のイメージは朝の光です」
夜中に悶々と悩んでいても夜が明けて朝、冷たい空気の中歩いていると、なんとなく生きてて良いんだ
降り注ぐ暖かい光
この世界はは美しいものだとこうていしててくれる
「希望をくれる曲です」

俊平を心配する大輝(宮沢氷魚)に響は相談があると言う
「フェスってどうしても出なきゃいけませんか。
父は本当はすぐにでもドイツに駆けつけたいんだと思うんです。」
「今マエストロがいなくなったらどうにも」
「どうにもなりませんか?
父がいないとどうにもならないオケなんですか」
憧れオケからの誘いも断って先生にも会えない・・・
「確かに頼りっぱなしでおんぶにだっこだよ」
大事な先生とマエストロの時間があったかくてかけがえのないものだった
晴見フィルとの演奏もそうだったはず
「私はただ父に後悔して欲しくない。」
「響さんはドイツに行って欲しいんだよね」
「はい。」
「結局響さんは思っているんじゃない?
マエストロに俺たちのオケはふさわしくないって。」
「ごめんなさい」
飛び出す響

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仙台に旅立つ一行。
俊平は大学の先輩と出会い不在の中、団員達は宴~。
そこでマエストロがノイエシュタット交響楽団誘われたが・・・晴見フィルで指揮をしたいからって断った。
本当に良いのか。問題を提議する近藤益夫(津田寛治)
「マエストロの将来奪うようなことして」
晴見フィルはいつなくなるかもわからない・・・
「優勝したら道が開けるかも」と蓮。
「たまたまなんだよ
マエストロが自分たちに指揮を振ってくれるのはありえねえんだよ」
「僕はそれに答えたいです
みんなと一緒に」
と蓮(佐藤緋美)
「私たちとだって面白いことできると思います
だってマエストロ教えてくれたから
音楽は上手な人達のものだけじゃない。」
菜々(久間田琳加)
「私は行って欲しい
夏目さんが全然違う私を引き出してくれて前よりずっと自分を好きになれた
私も全然違う夏目さんが見たい
もっともっとすごくなった夏目さんを見たい」
瑠李(新木優子)
「貰ったものが多すぎて・・・
僕らに返すことはできない。
夏目さんの背中をおすことなんじゃないかな」
古谷(玉山鉄二)
「いなくなるのは嫌
まだおそわりたいこと一杯あるし
マエストロのこと大好きだし」
と天音
「それはみんなそうだよ。大輝君は」
「俺は・・・
俺わかんないよ
昨日がからずっと考えてるけど
なんかわからない。
夏目さんには世界で活躍して欲しいしずっと演奏もしたい」

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そこへ響がやってきた。
「父のことを好きになってくださりありがとうございます。
晴見フィルで演奏している時の父は心から楽しそうで・・・」
どこで誰と過ごすかなんて家族であっても決めてはいけない。
人が決めることじゃない
でもダメなんです
「だって父は天才でも完成品じゃないから
指揮者の世界じゃ父はまだまだ若手のひよっこ
私が時間を止めてしまったんです
5年も休んでいたせいでちょっと寝ぼけている
これ以上のんびりさせたくない
たたき起こしたい
憧れの先生に新しい自分をひきだして貰って欲しい。
それはとても難しくて
ワクワクするような挑戦になると思います
きっとそれは狼の口に飛び込むような挑戦になると思うんです
思いっきり飛び込んで欲しい
指揮者はパパの人生そのものだから。」

「羊たちのケツを叩くか
狼の口に飛び込むか
腫れているほう眺めりゃ
そこはいつも良い天気ってことですよ。」
うたカフェで西田敏行が呟く

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翌朝、コンペ前の練習に来た俊平を響、海、志帆が連れ出す
空港で練習をしている音がする。
指揮棒をふるのは天音。
おのオケはもうマエストロがいなくても大丈夫。
「留守は私が預かります」
響。
「前向きなさよならです。」
「ボッカルーボ!」

「本当に。本当に楽しかったんです。
皆さんと音を出して、被災ぶりに家族と過ごして。
だからまさかクビになるとは思いませんでした。
最初のコンサートで僕は言いました
音楽は人の心を救うことができる
この3ヶ月心を救われたのは僕の方でした
アパッシオナート
皆さんの情熱が僕にもう一度音楽の喜びを思い出させてくれました
本当にありがとうございます。
みんなからたくさんの力をもらったから
だから
飛び込んでくるよ。
狼の口に」
「マエストロ。最後に振って頂けますか」

回想に次ぐ回想と演奏でドラマは延長時間。
そして演奏が終わると飛行機の時間だとせかされる俊平
「さよなら。
さよならマエストロ」
タイトル回収

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「さよならマエストロ」なんだから最後はさよならしちゃうよねって思ったけど。
あんまりにも長いというか。
もうちょっと前に父娘が和解していれば、晴見フィルの解散問題に時間を割けたかも。
あと市長の妨害も早すぎたよね。
期限が設けられるのも、場所を借りられなくなるのも。
で。最後は・・・
草野球チームに大谷翔平を・・・ってさ。
なんだかな。
最後の回想も感動できたなら見応えはあったと思うけど。
そこまで思い入れがないというか。
先週、やっと和解しただけだから・・・急に響が良い子になったような感じもする。

マエストロとの時間がかけがいのないものだったのなら、普通に背中を押してほしいよ。
レベルが違うなら気持ちよく送り出してあげようぜ。
響に言われなくても。
俊平もまだまだ勉強の途中なら・・・余計にね。

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最後は空港で演奏。
いつでもどこで演奏するけど・・・そんなにすぐ許可取りできるもんなの?
なんつーか。
好きなキャストばかりが出ていたというのになんとも楽しめずに終わってしまったよ。
ベタなドラマでもベタなりに楽しむところがあると思うんだよな。
絶対に、もう少し面白くできたと思うんだよなぁ。
惜しいなぁ。
こういう雰囲気のドラマを日曜日に持ってくるのは悪くないと思うんだよ。
でも設定がところどころ甘いし・・・。
「晴見フィル」の指揮は謝礼しか貰えないとは思うが、志帆だって絵だけで食べて行けるのかって思っちゃうし。
いや・・・やっぱり。
俊平を日本に戻す方法もちょっとなぁ。
志帆が日本にいるって設定もいらなかったかもなぁ。
そしてアンチ?らしき人が常に「芦田愛菜が高校生にしか見えない」って書き込みを見て・・・。
まぁ、そうなんだけど、高校生で良かったかもなとも思いました(苦笑)
なんとかなったでしょう?高校生でも。
市役所に勤めてなくても。

4月の日曜劇場はリーガル・ハセヒロ。
TBSって長谷川博己の起用の仕方が不思議なのよね(苦笑)
「都庁爆破!」はある意味楽しめたけど、「小さな巨人」は・・・。
長谷川さんは「まんぷく」以来の連ドラなのね。
面白いと良いな~。
予告のハセヒロは好感触なんだけどな。

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キャスト
夏目俊平(西島秀俊)
夏目響(芦田愛菜)
森大輝(宮沢氷魚)
内村菜々(久間田琳加)
古谷悟史(玉山鉄二)
近藤益夫(津田寛治)
課長(芝大輔・モグライダー)
滝田(山本圭祐)
白石一生(淵上泰史)
夏目志帆(石田ゆり子)
夏目海(大西利空)
谷崎天音(當真あみ)
小村二朗(西田敏行)
倉科瑠李(新木優子)
羽野蓮(佐藤緋美)
鏑木晃一(満島真之介)
富子(白石加代子)
近藤洋子(LiLiCo)
近藤心(おじゃす)
柳亭小痴楽(本人役)
藤巻直哉、加藤章太郎、村中暖奈、パスカルズ

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