「さよならマエストロ」 第6話 ネタバレ 感想~「ハバネロ」と「他人の関係」って似てますか?

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父と私のアパッシオナート~

あらすじはコチラ→

響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。
どう聞いても「ハバネラ」にきこえるのだが、それは違うと富子。
マエストロに相談してみてはと森大輝(宮沢氷魚)に言われ、試みるが・・・。
やっぱり相談はできない。
違う日、響と大輝は富子に思い当たる曲を聴かせるが、「違う」と言う
「歌詞があってね。
”ほくろがおおいかずおさん”みたいな」
やはりわからない二人。

「さよならコンサート」に向けて進めていく中、あおぞらホールにいる俊平(西島秀俊)
そこへ瑠李(新木優子)がやってきた。
「私のこと避けてますよね?」
「避けて・・・しまっていたらすみません。」
何をしているのかと聞かれた俊平は、ここで構想を練っていたという。
「音ってその場所に残るんじゃないかな
舞台や天井や壁や客席のクッションに吸い込まれて、
感動的な音ってずっと吸い込まれている気がして」
瑠李はホールがなくなると思ったら寂しくなってここにやってきたという。
「毎年ここでフルートの発表会をしていたんです。
うち私が6歳の時に離婚して、両親それぞれ再婚したんですが
発表会の時は両親が二人揃って見てくれる
その時だけは家族が3人揃うから
それがフルートを頑張るようになったきっかけかな
私、つまらない話してますね
”ハバネラ”練習しておきます。
悪い女は得意なので」

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近藤(津田寛治)は家族にコンサートを見に来てと誘うが言われ断られてしまう。
会社のみんなも来てくれるんだというと「パワハラだ」とまで言われてしまう。
ホールでの準備のため楽器や椅子などを揃えている近藤。
そこへ俊平がやってきた。
「学生の時の夢がね、指揮者だったんですよ。」
今でも指揮者の真似をして妻からウザがられていると笑う。
「指揮者って仕事は大変ですね。
あなた見ててよくわかりました
役立たずのオヤジは縁の下の力持ちでもするしかない」
「これ全部コンマスが並べたんですか?」
大輝と古谷悟史(玉山鉄二)がやってきた。
「お前らが遅いからだよ。
楽譜だし手伝え」

コンサート当日
ベートーヴェンとロッシーニに扮した古谷と大輝がビラ配りをする
モーツァルトにバッハ
俊平は闘牛士、瑠李はカルメン
近藤は妻子が「回転寿司の食べ放題に行く」と大輝の母から聞き大ショック。
瑠李は母と父にそれぞれ会うが・・・落ち込む。
「瑠李さんはイメージ通りの人です。
気が強く、とことん我が道を行くカルメンはあなたの理想かもしれない
あなたの音色からのイメージは優しくてとても繊細で傷つきやすい人です。
だからこそあなたのフルートは美しい。
曲を変えましょう。
もっとあなたを
どんな役を演じる必要はありません
あなたそのままで素敵な人です」

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演奏は「カルメン組曲第一番間奏曲」
演奏が始まる。

夏目海(大西利空)は谷崎天音(當真あみ)にアレンジした譜面を渡す
そのまま会場に向かおうとした二人だが、市長をみつけ隠れる天音
「お父さんなの・・・」
驚く海
「晴見フィルの演奏」が始まっていることを知らせる滝田(山本圭祐)がやめさせましょうかと言うと
「どうせは最後だからせいぜい楽しませたら」
と意に介さない市長。←やめさせたら大問題だけどな。

途中観客が指揮者をする余興も。
そして最後の曲の指揮を近藤に任せる俊平。
「近藤さん、指揮者に必要なのはなんだと思いますか?
アパッシオナート
音楽に対する情熱です。
心にため込んできた重圧を今、この瞬間存分に爆発させてください。」

その頃、響は富子の題名のわからない曲を見つけた。
富子を探す響

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「カルメン」組曲第2番:ジプシーの歌が近藤の指揮で始まる。
拍手喝采のスタンディングオベーション。
近藤は客席を振り向き
「あの~40年間、この青空ホールで私たちの演奏を聴いて頂き、本当にありがとうございました」
と頭を下げる。
「晴見フィルでした」
団員たちも立ち上がり頭を下げた。

響はオーディオルームに富子を見つける。
音楽を聴かせる響
大輝もやってきた。
「20年ぶりに会えたわ。
ありがとう」
涙ぐむ富子はメモを持って出ていく
「よく見つけたね。」
「偶然です」
「やっぱりホントだね
マエストロが前に音楽は人の心を救うことができるって言っていたんだ。
けどさ鼻歌と違い過ぎない?」
「そうなんです
全然違うんです」
「一緒に聴かない?」
金井克子の「他人の関係」を笑いながら聴く二人

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先週、演奏が全くなくて寂しかったんだが、今週はさよならコンサート。
なのに・・・海と天音は間に合わないし、富子さんもコンサート会場ではなくオーディオルームにいるなんて。
みんな最後なんだぞ(爆)
いや、でも最後と言いながらあと何話かあるから、最後じゃないぞ!と思ったりもするw

瑠李は複雑な家庭なのね。
両親ともにそれぞれ再婚し、妹や弟がいる。
ダントツで華のある瑠李さん。
対比なのかなんなのか、ご両親ともに控え目な・・・なんつーかすんごい地味な。
妹も弟も地味な格好をさせられて。
一応、フルートをずっとやっていけるくらいの資産はあったのかと思っていたんだけど、意外性。
カルメンの新木さんも素敵だったけど、演奏しているときの穏やかな新木さんもチャーミングでしたね。

近藤さんのほうは・・・お父さんに興味がないんだね。
会社のみんなを誘うのは・・・ギリギリアウトなのか?
ギリギリじゃない?
近藤さんってちょっと強引っぽいからなぁ、根は悪い人ではないけど、パワハラ問題にならないことを祈るのみ(苦笑)
しかし妻子が会場にこないなら、食卓のシーンはいらなかった。
あそこで「パパかっこ良い!」くらいになるなら、食卓シーンがあっても良いと思うんだけどw←最終的にはわかって貰えたら良いけどね~

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んで、白石加代子さんは重要な役だと思っていたんだが、そうでもないのか?
ってか題名のわからない楽曲が晴見フィルが関係ないのなら・・・別に・・・。
まさかの金井克子の「他人の関係」だと思わなかったよ。
音楽は人の心を救うというのを体現したかったのでしょうけど・・・。
でもね。でもさ。そこはちょっと「晴見フィル」とリンクしても良かったんじゃないかと。

このエピソードなら・・・市長と天音ちゃんのヒントが欲しかった!!
とりあえず練習場所がなくなったのなら、楽団は3月の解散を前に集まることはできないよねぇ。
一旦、バラバラか。
よくあるヤツ(苦笑)
それでも、ま、だんだん楽しく視聴。
奥さんも最低限しか出てこなかったし。←奥さんのキャラが苦手~~。
しかしマエストロの見せ場もなかった(爆)
みんなのコスプレも良かったし、カルメンも好き~。

話はあっちこっち飛んでいるような気がしないでもないけど。
いや、してっけど、まぁ、エエか。
ベタなストーリーなんだから、ベタにすれば良いのになって思わなくはないけど(苦笑)

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キャスト
夏目俊平(西島秀俊)
夏目響(芦田愛菜)
森大輝(宮沢氷魚)
内村菜々(久間田琳加)
古谷悟史(玉山鉄二)
近藤益夫(津田寛治)
課長(芝大輔・モグライダー)
滝田(山本圭祐)
白石一生(淵上泰史)
夏目志帆(石田ゆり子)
夏目海(大西利空)
谷崎天音(當真あみ)
小村二朗(西田敏行)
倉科瑠李(新木優子)
羽野蓮(佐藤緋美)
鏑木晃一(満島真之介)
富子(白石加代子)
近藤洋子(LiLiCo)
近藤心(おじゃす)
柳亭小痴楽(本人役)
藤巻直哉、加藤章太郎、村中暖奈、パスカルズ

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