父と私のアパッシオナート~
あらすじはコチラ→☆
俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、家出して森大輝(宮沢氷魚)の家の納戸に転がり込む。
海(大西利空)の配信部屋に入ってきた俊平はパソコンを触ってしまい、なんとウェブカメラを動かす。
「顔出ししてないのに!」
と海を怒らせる俊平
「なんだよ。この家族。
みんな勝手過ぎるんだよ。
なんでオレが気を遣わなくちゃいけないの
離婚?
姉ちゃんとぺーの間に入って。
いいじゃんバラバラで。
もう解散しよう!解散」
と海も家出をすることに。
「妻は帰らず、娘と息子も家出して
せっかくウィーンから帰ってきたのに一人暮らし」
散々な時こそ笑っといた方が良いのよ。」
二朗(西田敏行)に笑われる俊平
「娘、小さい頃よく笑う子だったんです。
なのに僕のせいで笑わなくなった。」
「娘さんね大輝の部屋にいるよ。
娘はトランペット
妻はファゴット」
慌てる俊平
「人の恋路を邪魔するもんじゃありませんよ
二十歳の娘さんに父親がしてやれることなんてないんだよ」
その様子を見ていた大輝は蓮(佐藤緋美)に相談する
蓮には踏み込むなと言われていたけど・・・。
「5年前にウィーンで響さんのヴァイオリンを聴いた」
ヴァイオリンコンチェルト
あの時の第二楽章はホントに素晴らしかった
みんな彼女が優勝すると思っていた。
しかし響は決勝を棄権した
あのコンクールを最後にヴァイオリンを辞めたのではないか。
「あんなに上手なのに勿体ない。」
「どっちも地獄かもよ
続けるのも辞めるのも」
とてつもない緊張感で10代で空っぽになった
その後それ以上の興奮も喜びもみつけられない
ファーストキャリアが終わったというのに、父は音楽の世界にいるのはしんどいのではないか。
海は学校で谷崎天音(當真あみ)
8万人の登録者がいると言われる
「晴見フィルのコンサートアップしたの海くんだよね」
「でもちょっと言い過ぎたかなって反省中」
「結局好きじゃんお父さんのこと」
「ペーのこと好きなのは姉ちゃん
小さい頃からずっとぺーについて離れなかった
無茶苦茶パパッ子だった」
「じゃなんで今は師匠のこと嫌いのなの」
「ヴァイオリン」
小さい頃はずっと優勝していたが、そのうち勝てなくなって。
バケモノがいる。
レベルが違うヤツら
才能って言葉はピンとこないが、何か表現するために生きている
その人のなかにいくらでも浮き出てくる泉
とことんのりこむ
知識もテクニックも表現力も桁違いのバケモノ
あの頃の響はカラカラだった。
褒められても喜ばない。
まるで戦うためだけに。ただ勝ちたかった。
ぺーの指揮でバイオリン協奏曲を弾きたかった
朝から晩まで練習して母は心配して止めてたけど
ぺーは気づいて無かった
「セミファイナルでものすごい演奏をしたんだ
それが姉ちゃんのバイオリン聞いた最後だった
ファイナルでで勝てば、優勝記念コンサートの指揮はぺーだったのに
あの日に心がポキッと折れたんだと思う」
俊平は柳亭小痴楽(本人役)に出会いサインを貰う。
大輝は響に柳亭小痴楽の講演会は自分が最初にした仕事で、それを高校生の時に見てファンになったと言われて嬉しかったと話す。
そして今日、柳亭小痴楽が大輝のじいちゃんの店にくるのだ。
響は慌てて店に行く。
「あのファンです」
握手してもらうも新幹線の都合ですぐに店を出る。
柳亭小痴楽が歌わないので大輝が歌う。
帰り道。
響は大輝の歌も良かったと話す。
「あのさ。
なんかごめんね
響さんの事とか何も考えずに
親子競演とか誘って
何も知らない部外者がごめんなさい。」
「別に。
そんな大した話じゃないんです
よくある話で
あの人と共演するには私は足りなかった
それだけの話です。
そんなつまらないことで私は家族を壊したんです。」
「きっとあるよ。
これからたくさん楽しいこと
小痴楽兄さんの落語
野球みたことある?」
二人が笑い合っているところを俊平
「きっとあるよ楽しいこと。
付き合うよ
オレで良かったら」
クラクションを鳴らされる俊平
「あれマエストロ」
「帰ろう。うち帰ろう。」
自宅に帰ると海が待っていた
家に入ると志帆(石田ゆり子)がいた
「お帰り」
食卓に座る4人
「5年ぶりにペーが帰ってきて
ポンコツなままだけど
前とはちょっと違う気がしてて
だから
もしかしたら
また4人でご飯でも食べられるんじゃないかと
少し期待してただけ。
はいいただきます」
そして天音(當真あみ)の父は市長の白石一生(淵上泰史)!?
ここまで引っ張っておいて、響の拗らせ思春期の理由が・・・。
いや、ま、わかるよ、喪失感は。
大好きな父親の指揮でオーケストラに入りたい。
それを15歳くらいで挫折するのはキツかろう。
だけどなぁ。
自分が悪いって自覚があるなら・・・って思うけど。
父親と向き合うのがキツい中学生から成長はしていなんだろうな。
でももう5年経ってんだからさ。
ま、父親も家庭を振り返られなかった。
芸術家の自分としては音楽をやっている響は楽しんでいるんだろうと思っていた・・・とか?
まだまだ何かありそう。
俊平もなんかデリカシーないことはしてそう。
ただね。
お母さんもヤバいのよ。
外から帰ってきた娘が、上着をリビングの床に置いて手を払って・・・。
そのコート。母親が片付けるってさ。
子離れしてない母親・・・。
自分のことは自分でさせるところから始めようか。
いきなりフランス出張とか言ってないでさ。
海は・・・ただただ気の毒だな。
5年前なんてまだまだ子供なのにね。
配信のことも・・・このまま卒業までイジられたら可哀想だな。
でも・・・良い子だし、響と違って友達はいそう?
今日は全然オーケストラ不足ってか。
音楽不足。
氷魚くんの歌声がお父ちゃんにちょっと似ているなぁって思った。
甘い声でしたね。
西田さんの歌も聴きたいなぁ。
天音と市長が親子なのね?
苗字が違うけど・・・。
これが一番の大事件だなって思ってます。
オケの存続にも関わる?
俊平は指揮者として頑張って欲しいけど・・・。
離婚もしないだろうけど・・・。
とりあえず、富士山が綺麗(爆)
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。
キャスト
夏目俊平(西島秀俊)
夏目響(芦田愛菜)
森大輝(宮沢氷魚)
内村菜々(久間田琳加)
古谷悟史(玉山鉄二)
近藤益夫(津田寛治)
課長(芝大輔・モグライダー)
滝田(山本圭祐)
白石一生(淵上泰史)
夏目志帆(石田ゆり子)
夏目海(大西利空)
谷崎天音(當真あみ)
小村二朗(西田敏行)
倉科瑠李(新木優子)
羽野蓮(佐藤緋美)
鏑木晃一(満島真之介)
富子(白石加代子)
近藤洋子(LiLiCo)
近藤心(おじゃす)
柳亭小痴楽(本人役)
藤巻直哉、加藤章太郎、村中暖奈、パスカルズ
コメント