「さよならマエストロ」 第7話 ネタバレ 感想~西田敏行バースデーライブ

スポンサーリンク

父と私のアパッシオナート~

あらすじはコチラ→

天音(當真あみ)は響(芦田愛菜)に師匠(西島秀俊)は音楽以外の夢を例えば水泳やりたいとか言ったら怒ると思う?と訊ねる
「どんな夢でも背中を押してくれたと思う。」
何か思い悩んでいる様子の天音、
そして海(大西利空)がアレンジした「キラキラ星」を弾いてみたいと相談。
しかしそれは難しい旋律があるから無理だと響。
勝手に練習を始めることにした。

古谷悟史(玉山鉄二)は俊平(西島秀俊)に、四国の学校から仕事の依頼があるという。
俊平の出身地で、一日指導模して欲しいとか
困惑する俊平。
「18で実家を飛び出して以来、一度も実家に帰ってないんです。」
「それって今も家出中?」
「はあ・・・。」

羽野蓮(佐藤緋美)は仙台のオーディションにエントリーしようという。
実は去年、エントリーしたが落ちたのだと古谷悟史(玉山鉄二)。
ワイルドカードへのエントリーには映像審査でOK.
なんと海がささっと編集してエントリーしてくれた。

スポンサーリンク

翌日、響が母・志帆(石田ゆり子)を呼び出し、ドイツのオケからのオファーのことを相談。
そこへ俊平が帰宅。
すぐに鏑木が演じを聞きにやってきた
「鏑木くん。オファーは断って下さい。」
「理由を聞いても良いですか?」
「この町でやりたいことがあるからです。」
「指揮者の仕事は俊平の本業
こんなチャンスに無駄にするのですか?」
5年前、大喝采を浴びたのに指揮者をやめた
俊平さんよりずっと若くて才能に溢れた指揮者はいる。
せっかく復帰したのに
三度目はもうない。
「それでも良い」
「よくない!
最高の舞台で最高のオケとかけがえのない音楽を作れる。
宝物のような時間を与えられる特別な人だ。
それが夏目俊平の夢だったじゃないですか
いつまで自分に嘘をつき続けるんですか。
俊平さんの夢が僕の夢でした
ずっと二人三脚でやってきたじゃないですか。
俊平さんは勝手にそれを投げ出した。
あの時の僕の気持ち、
考えた事ありますか?
俊平さんはあの時奥野夢も応援してるみんなのことも全て裏切ったんです。」
出て行く鏑木。
追いかける志帆。
「私も同じこと思ってる。
イライラする。
才能に恵まれているのにそれをしかるべきところで発揮しない人!」

スポンサーリンク

天音はヴァイオリンの練習を白石一生(淵上泰史)に見つかる。
何も長続きしない。
父親が指定した大学に行くのがここにくる条件だった。
静かな場所で勉強したいと言っただろ。
「音楽やりたい。
今までは全部やりたいことじゃなかった。
好きでお父さんについてきたんじゃない。
お姉ちゃんみたいにで出来が良くない。
お母さんはお姉ちゃんしか見ていない。
二人に無視されるなら、一人に無視されるほうがましだもん!」
しかし白石はヴァイオリンを返すように言い渡す。

天音は夏目家を訪れる
「やめます」
楽器や楽譜を押しつけてきびすを返す
追いかける海
「もしかしてお父さんに反対された?
親がどうとか関係なじゃん
やりたいことやれよ」
「キラキラ星くれたのにごめん。
どうせ私には無理だから。」
掴んだ手を離す海

「コーチって。
天音さんすごく上手くなったけど。もしかして響が教えてくれてたの?」
と俊平が響に訊ねるが響は答えず部屋に戻る。

スポンサーリンク

夜、うたカフェで小村二朗(西田敏行)で倒れる。
翌日は二朗のリーダーライブ。
入院してしまい、パーティには顔を出せない二朗。
しかしピンピンしている!
店は沢山の観客に溢れている。
店にいる俊平に大輝はなんとかしてくれと電話が頼む。
落ち着いたら向かうと。
俊平は五線譜を探しどんなイベントをしようかと悩む。

病室には鏑木が見舞いにやってきた。
「マネージャーをクビになりました」
ヨーロッパに留学しているとき、俊平のコンサートを見て、演奏家ではなくマネージャーになろうと思った。
音楽以外は何もできない俊平をサポートして、俊平の音楽を沢山の人に届けたいと思った。
でも独り善がりだった
「苦しいですね。片思いは」
「オレもフラれてばかりですよ。」
最初はクラリネット。
親戚を前に「アマポーラ」を演奏し拍手喝采浴びて・・・それが最初で最後。
そこから上達しない。
どんな楽器も楽しいのは三日だけ。
やっぱりオレも人生でいっぺんくらいは満足がいく演奏してみてーなって。
でも神様はちゃんと見てんだよね。
ずっとサボり続けてきた77歳のジジイにそんな舞台は用意してくれなかった。
でも後悔はしてねーな。
楽しかった。
フラれっぱなしでも。」
「そうですね。楽しかった。」
外から楽器の音がする。
様子を見た鏑木が車椅子を借り、二朗を連れて病院の広場へ。
「ようこそ77歳のバースデーライブへ
小村さん、散りオケがサポートさせて頂きます。」
俊平が出迎える。
クラリネットの二朗が「アマポーラ」を演奏する。

演奏が終わり俊平は鏑木に声をかける。
「鏑木君。
君と多くの夢を叶えた。感謝しています。
でも今の僕の夢はここにあるんです。」
「ついていきますよ。
僕は永遠に俊平さんのレポレッロですから」

スポンサーリンク

西田敏行さんが死んじゃうと思ってドキドキしちゃった。
なんだろう。
このドラマの要ですよ。
優しくて温かくて哀愁がある。
音楽にフラれてばかり。
その哀愁、ひしひしと受け取りました。
なんだか泣けそうでした。
演奏終わり、新木優子に抱きつかれたらまた倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしちゃったw
病院、よく演奏許可だしたね。
できれば「うたカフェ」でのコンサートと美声を聴きたかったな。

タイトルが「さよならマエストロ」だから、俊平はドイツに行くのかなぁって思っていたんだよね。
音楽が好きで世界的な楽団を率いる夢もあった。
ならそれで良いかもなんて思ったけど・・・。
主人公はここから家族も取り戻すのかと。
自分の家族も、そして両親も。
まさか30年も実家に帰ってないなんて、マエストロ。
どんだけ家族と縁がないのよ。
どんだけ家族と関係築くのが苦手なのよ。

予告では俊平のお父さんが「下剋上球児」みたいだったぞ。
野球やめて音楽やったのを反対されたのか・・・。
まぁ、180度違うけど。

スポンサーリンク

しかし人間関係を詰め込みすぎだなと。
しかもちょっと薄いエピが多い。
天音ちゃんと市長のことはエエんじゃないかと。
ま、走り出しているから、着地点はあるんだろうけど。
天音ちゃんの家庭は複雑だね。
母は東京で国会議員。
父は婿養子にはいり地元で市長。
姉はデキがよくて、妹はなんとなく市長についてきた。
環境を変えたかったんだねぇ。
市長の娘でしかもまだまだ未成年の女の子に暗くなってからヴァイオリンに返却させにいく父はどうかしてる。
なにか事件に巻き込まれたらどうすんだよ。
ほんで、市長は音楽に恨みでもあんのかなぁ。
天音ちゃん、気の毒。
海もちょっと気の毒。
家族のバランサーなのにね。
彼は音楽をしないのかな。

他の団員のエピも薄い。
もう数話なのになぁ。

スポンサーリンク
「さよならマエストロ」 一楽章 ネタバレ 感想~ゆり子と玉鉄がアパッシオナート!?
父と私のアパッシオナート~それが彼の運命 あらすじはコチラ→☆ 夏目俊平(西島秀俊)は晴見フィルの指揮者を断りに行くたびに、なぜだかアドバイスをしてしまう。 しかも練習終わりには、晴見フィルのメンバーで観光課の森大輝(宮沢氷魚)の祖父が経営...
「さよならマエストロ」 第2話 ネタバレ 感想~新メンバーも加入。コンサートをしましょう!
父と私のアパッシオナート~エンディングオーケストラ、誕生 あらすじはコチラ→☆ 響(芦田愛菜)は上司の滝田(山本圭祐)から、ある指令を受けていた。 俊平(西島秀俊)は、晴見フィルの指揮者を引き受けることにした。 一方、響(芦田愛菜)は晴見フ...
「さよならマエストロ」 第3話 ネタバレ 感想~胡散臭い満島真之介が楽しみ
父と私のアパッシオナート 原案「下剋上球児」菊地高弘 あらすじはコチラ→☆ プロレベルの蓮(佐藤緋美)が、メンバーの演奏ミスなどを激しく責め立てて、晴見フィルの雰囲気は最悪に。 練習終わりの蓮に 「熱心だね」 と倉科瑠李(新木優子)が声をか...
「さよならマエストロ」 第4話 ネタバレ 感想~離婚の危機。間男は・・・
原案「下剋上球児」菊地高弘 あらすじはコチラ→☆ 「日本にいますけど、何か?」 志帆(石田ゆり子)は海(大西利空)にはもうバレているが、響(芦田愛菜)と俊平(西島秀俊)の関係修復のため、俊平が家にいる間は帰らない。 もう少し子供たちの面倒を...
「さよならマエストロ」 第5話 ネタバレ 感想~ヴァイオリンへの挫折が屈折に?家族解散の危機
父と私のアパッシオナート~ あらすじはコチラ→☆ 俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、家出して森大輝(宮沢氷魚)の家の納戸に転がり込む。 海(大西利空)の配信部屋に入ってきた俊平はパソコンを触ってしまい、な...
「さよならマエストロ」 第6話 ネタバレ 感想~「ハバネロ」と「他人の関係」って似てますか?
父と私のアパッシオナート~ あらすじはコチラ→☆ 響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。 どう聞いても「ハバネラ」にきこえるのだが、それは違うと富子。 マエストロ...
「さよならマエストロ」 第8話 ネタバレ 感想~高校球児から指揮者へ。どうやって?てかシュナイダー先生、なぜ高松に流れてきた?
父と私のアパッシオナート~ あらすじはコチラ→☆ 俊平(西島秀俊)の故郷へは響(芦田愛菜)と二人きりで高松へ。 父・行彦(柄本明)はそっけない。 母・裕子は二人を歓迎。 オーケストラの団員も来ると知った裕子は、行彦ならどうせ飲んだくれて帰っ...
「さよならマエストロ」 第9話 ネタバレ 感想~やっと父娘が和解。遅すぎる和解。来週最終回だぜ?
父と私のアパッシオナート~ あらすじはコチラ→☆ 最初に晴見フィルに出会った時の即興曲をスコアにおこした俊平(西島秀俊)。 晴見フィルは保養施設で披露する。 シュナイダーからの手紙を読んでしまった響(芦田愛菜) 5年前音楽の世界を離れた君に...
「さよならマエストロ」 最終話 ネタバレ 感想~マエストロに憧れるのはやめましょう!
父と私のアパッシオナート~ あらすじはコチラ→☆ 俊平(西島秀俊)は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた 出会いの時を回想する二人。 これまでのことを謝罪し、離婚届を渡す 「志帆らしく自由に生きて下さい。」 「あなたもね」 「あのさ、響がバ...

にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

キャスト
夏目俊平(西島秀俊)
夏目響(芦田愛菜)
森大輝(宮沢氷魚)
内村菜々(久間田琳加)
古谷悟史(玉山鉄二)
近藤益夫(津田寛治)
課長(芝大輔・モグライダー)
滝田(山本圭祐)
白石一生(淵上泰史)
夏目志帆(石田ゆり子)
夏目海(大西利空)
谷崎天音(當真あみ)
小村二朗(西田敏行)
倉科瑠李(新木優子)
羽野蓮(佐藤緋美)
鏑木晃一(満島真之介)
富子(白石加代子)
近藤洋子(LiLiCo)
近藤心(おじゃす)
柳亭小痴楽(本人役)
藤巻直哉、加藤章太郎、村中暖奈、パスカルズ

コメント