「さよならマエストロ」 第8話 ネタバレ 感想~高校球児から指揮者へ。どうやって?てかシュナイダー先生、なぜ高松に流れてきた?

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父と私のアパッシオナート~

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俊平(西島秀俊)の故郷へは響(芦田愛菜)と二人きりで高松へ。
父・行彦(柄本明)はそっけない。
母・裕子は二人を歓迎。
オーケストラの団員も来ると知った裕子は、行彦ならどうせ飲んだくれて帰ってこないから、歓迎会をしようと言い出す。
森大輝(宮沢氷魚)、古谷悟史(玉山鉄二)、倉科瑠李(新木優子)、羽野蓮(佐藤緋美)、内村菜々(久間田琳加)らと宴会。
響は買い物に出掛けたところにやってきたのは海(大西利空)と家出してきたという谷崎天音(當真あみ)。
俊平は天音に父で市長の白石一生(淵上泰史)に連絡をするようにと勧める。
そこへ市長から電話がかかってくる
言い合いになってしまう市長と天音
電話を替わった俊平が
「責任を取って送り届けます」
と言うと
どう責任がとれるんですかと言って電話を切られてしまう。

「家出して大げんかして感動されたって。」
「甲子園目指した野球球児が指揮者を目指すんですか?」
俊平母がペラペラと昔話を聞かせたらしい。
「きっかけは塀の向こうから聞こえたバイオリン。」
強豪校の監督
親子に二人三脚で甲子園に出て、プロ野球選手になるのが夢だった。
空家だった家からバイオリンの音色が聞こえてきた
それがシュナイダー先生との出会い。
毎朝、毎晩その美しい音色が聞こえてきた
ある日、隣のドイツ人に声をかけた
「こんにちは」
「コンニチハ」
「よう弾きよるあの曲なんて曲ですか」
ハミングする俊平。
ドイツ語で話し出すシュナイダー先生
それが「ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第4楽章
ドイツ語は理解できな俊平だが、スピーカーから「家路」が聞こえてきた
レコードを聴かせてくれるシュナイダー
「それは僕が生まれて初めて聞いたオーケストラの音色だった」
その日を坂居に全てが変わってしまった
僕はすっかり音楽の虜になった。
先生は楽譜の読めず、音楽も知らない僕に沢山教えてくれた。
もっともっと音楽の勉強がしたい。
しかしそんなこと父には言えなかった。

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ある日、シュナイダーに東京で行われるノイエシュタットのコンサートチケットをもらう。
でもコンサートの日は甲子園予選と重なっていた。
どうしてもコンサートに行きたかった。
家を飛び出し、東京へ向かった。
チケットを紛失。
しかし(小村=西田敏行らしき)男性がチケットを買ってくれた。←数分後、西田敏行が回収。西田敏行だった!!
指揮者になると決めた俊平。
帰宅した俊平は父に殴られる。
父は隣の家のシュナイダーの家にも殴り込む。
「うちの息子に何を・・・」
止める俊平。
父はバイオリンを破壊しようと手に持つ。
俊平は父を殴り倒す
「出て行け!」
シュナイダー先生からは懐中時計をくれた。
励ましてくれた。
「それ以来、父とは話してない」
静まりかえる宴会。
「ぺーの話が長すぎた」
と海
「ほんと。飲み物取ってくる」
響が部屋を出る。

「大丈夫?
泣いてんのかと思って」
大輝がやってきた
「なんで私があの人の話で・・・。」
「はいはいそうでした。」
「誘われてんのよ、あの人。
ノイエシュタット交響楽団の常任指揮者に
18歳の時に音楽を教えてもらったシュナイダー先生から直接。
んなのってさ、運命だと思わない?」

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翌日。
父は引退試合。
俊平は中学校で講演。
「皆さんが夢を持つとき、こんなことを言ってくる人がいるかもしれません
”君にはできない 諦めたほうがいい”
あなたの夢を否定留守その言葉に耳を貸さないで下さい。」
本当に好きな未知を選ぶことで傷つける誰かがいるかも知れない
でも心にともった情熱があるなら、その情熱を信じて。
その夢が終わったとしても
自分の心がほっするままに夢中に生きた
あなたの人生のかけがえのない宝ものになる。
海と天音は俊平の講演を聴いていた。

その後は吹奏楽部を指揮する俊平。
楽団員たちも学生たちを教える。
「家路」を演奏。

その音楽は響と俊平母がいるグラウンドまで聞こえてきた。
二人は家路を口ずさむ。

試合が終わった父のいるグラウンドへ行く俊平
「父さんの望む息子になれんでごめん。
野球選手にはなれんかったけど
野球選手に負けんくらい人の心熱くしたいと重っている。
頑張るけんみよって」
「俊平、何言いよる
誰が見るか!
もう帰って来るな!
帰ってこんでええけん。
しっかりやれーっ!」
涙一杯の父に手を振る俊平。
父も手を振り返す

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東京に戻った一行。
そこへ高級車で天音を迎えに来た市長。
話をしたいという俊平に、拒否する市長
天音は小さい頃からぼーっとしてマイペース
今のうちに頑張らないと生き残れない。
「あなたに娘の人生の責任はとれませんよね」
「天音さんは素晴らしいお子さんです
明るく純粋なエネルギーを持っています。」
天音だけの自由で柔らかい想像力
マイペースに見えるのは、彼女の中でたくさんの美しいものが豊かに膨らんでいるから。
「そんな彼女の奏でる音楽は聞く人の心に響きます。
だから。
僕はちゃんと見てあげられなかったから・・・」
「大人が子供に与えるのは
あまっちょろい夢でなく
現実を浮き抜く力です」

天音が「きらきら星」を弾く
「気が済んだか
帰るぞ」
すると重音で弾き始める天音
驚く面々
響は涙ぐんでいる
「2ヶ月だよ
師匠とコーチと海くんに教えて貰って
たった2ヶ月でここまで弾けるようになった
楽譜も読めない、楽器も弾けない私が、ここまで弾けるようになったんだよ
私、すごいよ
お父さんが褒めてくれないなら自分で自分を褒める
だって私は私を信じているから
もっとバイオリンが上手くなる
”本気でやればあなたは指揮者に慣れます”ってマエストロが言ってくれた。
お父さんが反対しようと悲しもうと私は絶対に音楽を諦めない
だって私は絶対に指揮者になる」
市長の目に涙

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高校球児から音楽家へ・・・。
家出の理由より、家出してどうやって音楽家になったのかのほうが興味がある。
音大は無理だし、お金はないし。
シュナイダー先生が何かしてくれたのか?
そもそもシュナイダー先生はなんで高松にやってきたの?
高校球児の俊平はなぜドイツ語を理解したの?
いろんなことがホントに気になっちゃって。
で、天音ちゃんもそのルート歩むの?
まぁ。天音ちゃんは市長がお金だしそうだけどな。

エリート家族の中で、自己肯定感を持てずにいた天音ちゃんが、マエストロに励まされ、沢山の人に応援して貰って・・
こんな風に言われたら泣いちゃった。
そしてめっちゃ上手くなっていてビックリしたw
自分で自分の肯定感をあげる方法を見つけた天音ちゃんはエライなぁ。
そしてあのバイオリンの音色を聴いたら、市長もぐうの音も出ないだろう。
ものすごい情熱と努力。
これで認めないなら、俊平のように家出しかない。

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しかし日曜劇場くらいじゃね?
柄本明に西田敏行の共演を見られるなんてさ。←同じシーンがないのは残念だけど
贅沢だわ。
数シーンしか出てないのにめっちゃ印象的よ。
しかも二人とも適材適所って感じだったなぁ。

音楽を結びつけるキューピッド。
それが西田敏行。
ヅラの柄本明はちょっとコントに見えなくもなかったが、頑固親爺がよく似合う!!

最後はホロリときたものの・・・あと2話の着地点は何?
晴見フィル存続?
俊平はシュナイダー先生の要望に応えるのでは亡いのか?

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キャスト
夏目俊平(西島秀俊)
夏目響(芦田愛菜)
森大輝(宮沢氷魚)
内村菜々(久間田琳加)
古谷悟史(玉山鉄二)
近藤益夫(津田寛治)
課長(芝大輔・モグライダー)
滝田(山本圭祐)
白石一生(淵上泰史)
夏目志帆(石田ゆり子)
夏目海(大西利空)
谷崎天音(當真あみ)
小村二朗(西田敏行)
倉科瑠李(新木優子)
羽野蓮(佐藤緋美)
鏑木晃一(満島真之介)
富子(白石加代子)
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近藤心(おじゃす)
柳亭小痴楽(本人役)
藤巻直哉、加藤章太郎、村中暖奈、パスカルズ

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