「イチケイのカラス」 第7話 ネタバレ 感想~あっさり告発、あっさり解決!

スポンサーリンク

司法VS型破り裁判官!決戦のとき

原作はコチラ

浅見理都『イチケイのカラス』

あらすじはコチラ→

城島(升毅)は左遷覚悟で「即時抗告申立書」を出さなかった。
裁判は始まる。
もちろん職権を発動。
元書記官(淵上泰史)から話を聞く。
日高亜紀(草刈民代)は最高裁事務総局からの圧力で早く審理を終わらせるように言われていたと証言。
当時、志摩総一郎(羽場裕一)の妻は志摩のアリバイを偽証していた。
二人は不仲のふりをし、離婚もしていた。
しかし妻の経営するブティックは流行ってもいないのに潰れない。
今もなお志摩から援助を受けているのではないか。
財務の書類を提出するように命令をしたが提出はされない。
妻は証人尋問にも応じなかった。

公判には中森(矢島健一)と日高が証人として呼ばれた。
井出(山崎育三郎)も城島同様、捨て身で中森が志摩がいた国税局と繋がっていたのではと疑惑の証拠を提出。
中森の特捜時代の数々のお手柄は国税局から情報を仕入れていたのではないかと言及。
だから志摩を庇ったというなら、井出を名誉毀損で訴えると中森の反撃。
小宮山(テイ龍進)も証拠を破棄するように中森の援護。
入間(竹野内豊)はそれを認めたが、この疑惑について検察は明らかにする責任があるというと中森は「もちろん!」と勝ち誇ったようw



続いて日高の証人喚問。
書記官の証言をぶつけるも
「その証言は偽証ですね」
と突き放す。
その書記官は裁判官になりたかったのに慣れず、裁判官を敵視するようになった。
日高は上に忖度して裁判をしたことはないと断言。
そして入間に
「同じ裁判官として忠告します。
明確な証拠に基づき審理を行ってください。」
裁判所主導の捜査で知り得たことは以上だと入間。
しかし入間は日高の前にたち最後に物申す。
12年前の裁判で、日高が志摩総一郎の証人尋問をかたくなに認めなかった。
もし証人尋問をしていたら真実が明らかになったかもしれない。
疑わしきは罰せずの観点からも無期懲役の判決はなかった。
無実を訴え、仁科さんは命を絶つことはなかったかも。
記者の真鍋伸さんも命を落とすことはなかったかも。
ふたりは司法によって殺された。
奪ったのは命だけではない遺族の苦しみ憤りを想像して欲しい。
「法に携わる者として宣誓どおり良心に従い最後に答えてください。
あなたは上に忖度をして判決を下しましたか。」
「私は誰にも忖度などしておりません。
証拠をもって正しい判決を下した。
今回の審理手続きの公平性からみても裁判官の立場を逸脱している。
検察が忌避申し立てを行うのも当然です。
失格です。
あなたは 裁判官失格です。」



裁判は終わった。
入間らはこの裁判から外されるかもしれない。
日高は裁判の全容を知らなかったため中森から話しを聞く。
中森は勝ったも同然と思ったのか、口がゆるむゆるむ!
「12年前の真犯人は・・・。」
帰り支度をした入間らは日高の記者会見に気づく。
日高は中森の告白を録音していた。
「12年前の真犯人は志摩総一郎だ。」
東丸電機殺人事件の被害者・布施元治さんは仁科さんと合う前に志摩の脱税の事実を本人にぶつけた。
口論から布施さんを殺害したのは志摩 総一郎。
そして2カ月前の真鍋伸さんが殺害された事件。
真鍋記者がつかんだ事実を志摩に突き付け口論から同じような事件が起きた。
日高は、中森検事は以上のことを上から伝え聞いたと話した。
それが誰の指示かはわからない。
「私はその上に行きたいという理由だけで忖度して判決を出した。
仁科壮介さんが自殺をしたとき周りから、私は間違っていないと言われた。
それを信じようとした。
でも今回、真鍋さんの事件が起きたとき、認めざるを得なかった。
私が真実から目を背けたからだと。
裁判官の職を辞し罰を受けるべきだと決意しました。
裁判官失格なのは私です。」
子の録音は中森の同意を得ていないので証拠になるかわからない。
しかし司法に関わるほとんどの人間が誇りを持って職務を全うしている。
志ある者が動くことを信じていると付け加えた。

入間は坂間(黒木華)に日高は上層部に従ったふりをして、裁判でキツいことも言った。
それは中森から真実を引き出すためだったのではないかと話す。
部長(小日向文世)は涙ぐむ。
「心の中で泣いている入間君の分まで泣いてるんですよ。」

日高が坂間に気づく。
自分を軽蔑しろと。
「私んごとなったらいけん。
奇麗事歯ば食いしばって実現させんね。」




史上最速のブーメラン!ってか、自らブーメランに当たりに言った感じかな。
最悪の裁判官は日高さんだった!
矢島さんはすぐにでも捕まりそうと思ったけれど、まさか草刈さんが録音しているだなんて思わなかったよ。
12年前の事件も1時間で解決するとは思わなかったよ。
草刈さんは悪者になりきれていないように思えていた。
たぶん、何かあると気づいて、どこかにしこりがあるよう12年だったんだろうな。
「正義は複雑。」
それは間違いはないんだろうと思う。
なんでも複雑なんだ。
でも。。。。羽場裕一は2人も殺してたんだぜ!
罪を着せた人間も自殺。
間接的には3人。
これは極刑もあり得る。
ま、脱税の裁判は早く片付かないだろうけど・・・それが終われば極刑かもしれんな。
悪質すぎる。



だけど・・・矢島さんはどうでしょう。
録音に関しては否定するだろう。
でも出世はないだろう(苦笑)
徹底的に調べなければ世論は許さないと思うが・・・でもクサいものに蓋をするんじゃないかなぁ。
しかし羽場裕一さんにしても、矢島さんにしても・・・いや矢島さんなんて特に!!ギャフン顔が魅力的なのに~~~!!
来週に・・・なんとか見せて貰えませんかねぇ(願)

さて12年前のこの冤罪事件は最終回まで引っ張るのかと思っていたら、案外サクッと解決しちゃったので、来週からが心配ですw
最高裁事務総局の誰が指示したのか・・・って深追いはしなさそうだし。
いや、でもまだ7話。
なんか大事件があるんですかねぇ。

にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。




主題歌 – Starlight「WGB」
感想はコチラ
「イチケイのカラス」 第1話 ネタバレ感想~初回は手堅くスッキリ解決!
「イチケイのカラス」 第2話 ネタバレ 感想~懲戒なんて生ぬるい!!
「イチケイのカラス」 第3話 ネタバレ感想~みんな不幸に!
「イチケイのカラス」 第4話 ネタバレ感想~黒木華ちゃんの職権発動!!
「イチケイのカラス」 第5話 ネタバレ 感想~バレエと言えば白鳥の湖なのね。
「イチケイのカラス」 第6話 ネタバレ 感想~誰も傷つかない犯罪はない!
「イチケイのカラス」 第8話 ネタバレ 感想~男装で痴漢、甥っ子は武井壮。先入観アカン。
「イチケイのカラス」 第9話 ネタバレ 感想~裁判員裁判でも職権発動
「イチケイのカラス」 第10話 ネタバレ感想~ブラックジャック板尾創路
「イチケイのカラス」 最終回 ネタバレ 感想~竹野内豊VS佐々木蔵之介 は続編で?

CAST
入間みちお(竹野内豊)
坂間千鶴(黒木華)
石倉文太(新田真剣佑)
井出伊織(山崎育三郎)
浜谷澪(桜井ユキ)
一ノ瀬糸子(水谷果穂)
川添博司(中村梅雀)
城島怜治(升毅)
日高亜紀(草刈民代)
駒沢義男(小日向文世)
中森(矢島健一)
小宮山(テイ龍進)

ゲスト

志摩総一郎(羽場裕一)

コメント