「イチケイのカラス」 最終回 ネタバレ 感想~竹野内豊VS佐々木蔵之介 は続編で?

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「さよなら、入間みちお…最後の10日間」

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浅見理都『イチケイのカラス』

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工事用のガードフェンスがあったために右側を走るしかなかったと主張した被告人は大学生の笹岡庸介(菅原健)。
深夜に工事を行っていた記録は一切ない。
その工事を請け負っていた会社の社員・本庄さんは過重労働で亡くなった。
この2つを併合審理することとなった。

過重労働の件については労働基準監督署が「シロ」としていた。
下請け・イバタ工業の現場作業員たちも残業や休日出勤もしていないと証言。
しかしこれは元請けに圧力をかけられたとも考えられる。
その大型複合施設工事を急ピッチに間に合わせるように指示したのは、プロジェクトリーダーの代議士の安斎 高臣(佐々木蔵之介)。
大物代議士の安斎 康雄の息子。
この工事の元請けは鷹和建設。
巨額脱税をしていた企業。

いろんなとこから圧力をかけられたものの蔵之介代議士が出廷。
「今回のプロジェクトは日本再生の、きっかけとなるはず。
何があっても、予定どおりやらなければいけなかった。
「犠牲が生まれたとしてもですか。」
「誤解を恐れずにいえばイエスです。
1億2,000万の国民の利益とてんびんにかけたとき覚悟を持って選択しなければならない局面は多々あります。
未来が見えていない政治家を国民は信頼しますか。
私が相手にしているのは個ではなく、国民全員です。
冷徹だと思われようがそれが、私の使命です。
これだけは明言しておきますが工事を間に合わせるよう指示は出しましたが違法労働をやれとは言っていない。
黙認もしていない。
そもそも、本当に違法労働はあったんですか。
私も、真実が知りたい。」



続きまして・・・亡くなった本庄さんの息子・5歳の歩くんが証人として出廷。
歩くんにお父さんに勇気をあげた時の話を聞く入間
夜中に目が覚めるとお父さんが泣いていた。
「間違っていることを間違っているという勇気がないんだ。
女の子が自転車とぶつかって大けがをした。」
歩が勇気をあげたら
「間違っていることをちゃんと言えたって」
と喜んでいた。
二人は交換日記をしていた。
これでみんなが過重労働から逃れられる。
歩とも遊べる。休める。
と書かれていた。
5歳の少年の証言に異議を申し出る圧力弁護士。橋本さとし。
異議は認められず「茶番だ!」と言い出すも坂間さんに一喝された。

カトクに違法労働の告発メールを送ったのは亡くなった本庄さんではなかった。
メールを送った人間はこの法廷にいると育三郎検事が説明。
「裁判は、誰のためにあるのか。」
常に平等であり全ての人のためにある。
司法は絶対に真実をねじ曲げない。
だからこそは安心して、生活が送れる。
2つの裁判で裁かれるべき人間は、誰か。
「あったことをなかったことにされたらどれだけの人が傷つくことになるか。
想像してください。
あったことをなかったことにして
どれだけの苦しみを抱えて生きていくことになるのか。
一歩、踏み出す勇気。
それは、本庄歩君からもらったはずです。
証言をしたい人はいますか。」



下請けの作業員たち全員が手を挙げた。
「私が、代表で証言します。
カトクに違法労働を訴えたのは
私です。」
鷹和建設の人事課・原口が証言台に立つ。
「亡くなった本庄さんから直接訴えがあった。
違法労働によって予期せぬ自転車事故が起きた。
それに、みんな限界だ。
このままでは、大変な事故が起きるかもしれないと。
本庄さんは業務上の過失など犯していない。
過労で、事故が起きた。
それを社長からの指示で私が偽装した。
これが真実です。
裁判長。ありがとうございました。
これで、誇りを失わなくて済む。」

「自転車事故の原因そして、崩落事故の原因は違法労働にあると判断します。
責任の所在は鷹和建設にあります。」



東京地検は蔵之介に接触。
鷹和建設が脱税して得た資金の一部が蔵之介の政治資金団体に流れていた。
鷹和建設に違法労働を事実上、指示しその隠蔽に動いたのは…。
「私です。」
篠井英介秘書がやりましたと手を挙げた。
蔵之介は何も知らないと言う。
「見て見ぬ振り」をしていたのではないかと追求されるも
「それは罪ではない。
裁くなら私以外の人を裁けばいい。
入間みちお。
また、いつか会うことになるかもしれないな。
そのときが楽しみです。」
笑う。
蔵之介は秘書と父を切った。

正しいことをした入間みちおだが、クビの決定が下される。
納得いかない坂間達は香田支部長(石丸謙二郎)に詰めよる
懲戒処分を受けた息子は復帰。
誤審して隠蔽し証人に圧力をかけ証言まで ねじ曲げようとした香田の息子は復帰!
裁判官、検事、弁護士が一致団結してみちおのクビを取り下げさせた。
みちおは熊本へ!そこでも職権を発動!!
そして坂間さん、イチケイのカラスになる!



過重労働で崩落事故ってのは許せない案件。
自転車事故に関しては・・・自転車を運転していた大学生にも過失はあると思う。
もちろん工事をしていたなら交通誘導の警備員がいなければいけない。
でもあの見通しで自転車から降りないのはなぁ。
・・・いや、でもやっぱり工事現場では交通誘導をするものはいるか。
ま、自転車の運転手も無罪ではないと思うが。

みちおのクビがかかっているのと併合審理でちょっと時間がなかったのかもなぁ。
自転車事故ではなく過重労働の裁判だけならもうちょっとすんなり行ったんじゃ無いかなぁ。
工事現場・・・防犯カメラがなかったとも思えないしさ。

佐々木蔵之介が出てくるなんて豪華!って思っていたけど、ほんのちょっとだったし。
父親と秘書を切って終わってしまったし。
「入間みちおとはまたどこかで会いそうな気がする」
と言っているあたり・・・それは続編があるってことですか!?と問いたいw
あるんですね?あるんでしょw





1クールでめっちゃ敵を作ったみちお。
だけど坂間さんという強い味方もできた!
裁判官と検事が仲良くて、法律的にも荒~~?って思うとこもたくさんあったけど、エンタメとして素直に面白かったわ。
なんてったってキャストが豪華なのに話が破綻していない!←なにと比べてんのよw
豪華だけど、育三郎やマッケンが主役回ってのもなかったね。
一応、全て事件にスポットが当たっていて、バランスは良かったんだよねぇ。
事件が。。。事件だけがもう少し・・・ってとこもあったし、警察ちゃんと捜査してんのか?って思ったこともあったけど。
それを全て忘れさせてくれるようなキャストのパワーでした!!
竹野内豊さんの雰囲気と黒木華ちゃんとがマッチしていたよねぇ。
最終回の悪役、蔵之介、篠井さん、橋本さとし・・・めっちゃ悪そうで花を添えてくれました!
続編に期待!

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感想はコチラ
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CAST
入間みちお(竹野内豊)
坂間千鶴(黒木華)
石倉文太(新田真剣佑)
井出伊織(山崎育三郎)
浜谷澪(桜井ユキ)
一ノ瀬糸子(水谷果穂)
川添博司(中村梅雀)
城島怜治(升毅)
日高亜紀(草刈民代)
駒沢義男(小日向文世)
中森(矢島健一)
小宮山(テイ龍進)

ゲスト

佐々木蔵之介

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