「イチケイのカラス」第8話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～男装で痴漢、甥っ子は武井壮。先入観アカン。

「万引き犯ＶＳ万引き犯！まさかの書記官が逮捕…！？」

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浅見理都『イチケイのカラス』

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被告人の潮川恵子（真凛）と被害者・山寺史絵（朝加真由美）の夫・信吾（大谷亮介）の証言が食い違ったので・・・入間みちお(竹野内豊)は職権を発動！
史絵は二度殴られたあとがあったが、潮川恵子は一度しか殴っていないという。
一度なら正当防衛、二度殴ったら過剰防衛。
書記官になるための研修生・前橋幸則（渡辺佑太朗）は医者だった父が医療事故の濡れ衣を上司に着せられそうになったことから、被害者の夫・信吾が怪しいのではないかと話す。
史絵から電話を貰っていた慎吾、その電話の様子を聞いていた同僚が「バカヤロー！」と怒鳴っていたと証言。
現場近くの川をさらって史絵が万引きした商品も探すことに。
そんな中、恵子の娘・ほたるが行方不明に・・・。

公判が始まる。
信吾は電話で怒っていたことを追求されると、恵子に憤ったと証言。
しかし・・・。
ほたるちゃんはなんと史絵の病院に行き、「ママがごめんなさい」と謝罪していた。
そのほたるちゃんを見て涙を流していた史絵。
上手く話せないので、手紙を書いてきた。
史絵は記憶を取り戻していた。
焦る夫・信吾。
その手紙は夫が読むことに。

史絵は恵子と同じクレプトマニアだった。
事件の日、5回目の万引きをしようとしていた。
自分を止めようとしたのは恵子。
恵子の万引きを止めた時の自分と重なる。
そしてパニックになり突き飛ばしてしまった。
襲われると勘違いした恵子は石で史絵を殴ってしまった。
”盗んだ物を返すから言って”と恵子に話した。
しかしもう隠しきれないと思って事実を全て夫に話した。
「ばかやろー！
俺の人生が無茶苦茶になる。
こんなことならいっそ・・・
そっちへ行く」
夫が築き上げた物が崩れる。
確かにいっそ死んでいたほうが良かった。
万引きしたものを川に投げ、自らの手でもう一度頭に石を振り下ろした。
ただただ消えてしまいたい。

恵子の裁判が始まる頃には何が起きたか思い出していた。
でも夫は自分が覚えていないことを喜んでいた。
だけど・・・ほたるちゃんをみて・・・手紙を書いた。
史絵とともに謝罪する夫。
裁判後、恵子は夫に「大丈夫じゃない」と話す。
育児も介護も辛かった。
夫も反省。

求刑は執行猶予がついた。
今、恵子に必要なのは治療だ。
川添博司(中村梅雀)の痴漢冤罪は晴れた。
なんと痴漢をしたのは川添がすれ違った若い女性だった。
彼氏をとられた腹いせに男装して痴漢をしたという。
んでもって、やたらみちおの話に出てきた甥っ子は・・・武井壮だった。
・・・年齢かわらないじゃん（爆）

恵子さんも史絵さんも気の毒に。
クレプトマニアの原因はよくわからないけど、夫のせいなんじゃないか。
恵子さんは育児も介護も押しつけられて、全然大丈夫じゃなかったことに気づいてもくれない。
そのことを後悔するでもなく「騙された」なんて言う夫。
最悪。
しかも介護は義母だよ？
子供も小さいのに病むに決まっている。
クレプトマニアも困るけど、子供や義母を虐待しちゃったらどうなっていたのよ。

史絵さんの旦那は議員。
史絵さんは元教員。
退職してしまったら生きがいもなくなってしまったのかも。
ただ一つよかったのは、夫が史絵さんを殴ったのではなかったこと。
ただし議員は辞職かもしれないなぁ。
裁判で偽証したんだし。
妻が記憶障害になったのを利用して万引きをもみ消し。
”逆恨みで襲われた”と恵子の犯罪動機まで創作するって罪深い。
なまじ議員だから警察官も恵子の証言を無視して、夫の証言を鵜呑みにしたんだろうけど。

さて事件は・・・ちょっと警察が怠慢過ぎるんじゃないかな。
自分の頭にあの石で思い切り殴りつけることができるのか。
拳銃やロープ、ナイフ・・・どの道具より難しいのではないかと思う。
そしてあの様子だと現場に石は置きっぱなしになっていたはず。
夫が殴っていないのだから、夫は証拠を隠滅する理由もない。
であれば石から史絵の指紋がでてきたでしょうに。

で・・・梅雀さん。
男装して痴漢て！！
痴漢された人と知り合いだったのなら気づきそうなもんだけど・・・。
みちおの甥っ子はってっきり小学生くらいだと思っていたのに・・・。
男装の痴漢、甥っ子はほぼ同じ年。
先入観、アカンｗ

　　
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CAST
入間みちお(竹野内豊)
坂間千鶴(黒木華)
石倉文太(新田真剣佑)
井出伊織(山崎育三郎)
浜谷澪(桜井ユキ)
一ノ瀬糸子(水谷果穂)
川添博司(中村梅雀)
城島怜治(升毅)
日高亜紀(草刈民代)
駒沢義男(小日向文世)
中森（矢島健一）
小宮山（テイ龍進）

ゲスト
山寺史絵（朝加真由美）