虎に翼 第25話 ネタバレ 感想~水中に月影をすくい上げようとするかのごとし

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第5週「朝雨は女の腕まくり?」


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昭和11年12月。
一年半に及んだ「共亜事件」がいよいよ結審の日
「主文、被告人らはいずれも無罪」
「検察らの自白も含め、証拠不充分
あたかも水中に月影をすくい上げようとするかのごとし」
ロビーでは優三やよねらが喜ぶ。

夜、家族で喜ぶ猪爪家
「父さんの言うことを信じないでくれてありがとう」
直言が笑う。
傍聴マニア笹山からはお寿司が届く。
「これはおいちゃんからのお祝い」
あの裁判は感動した。
家族議員の水沼は、日和田が控訴すると言うのを止めた。

祝宴の中、台所にいるはるに直言が映画のチケットを手渡す。
約束を果たせないままだった。
あの頃にもどってやり直せたら。
泣き出し直言に抱きつくはる
「ほかに女がいるんじゃないかって」
判決から三日後、検察側は控訴を断念して、直言を含む十六人の無罪が確定した。

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桂場と穂高が飲んでいる。
「それにしても名判決文だった。あたかも水中に月影をすくい上げるがごとし
あれじゃ、控訴のしようがないね」
穂高は判決文を書いたのが桂場だと直感していた。
桂場は立ち上がり怒る
「司法の独立も分からぬくそばかどもが!」
土足で荒らした検察が許せない。

竹もと。
寅子は桂場を待っていた
「わたしは裁判官として当然のことをしたまでだ」
「私は法律を盾や毛布みたいなものだと考えていて、仲間は矛のように考えていて、でもどれも違って。
守るべき水のような…」
「水源のことを言ってるのかね。
なんだ、きみは裁判官になりたいのか。あ、失礼。ご婦人は裁判官にはなれないのか」
「きみは高等試験を受けるのか」
「はい」
「やめておきなさい」

桂場が店を出た後、寅子は店の主人からもお祝いとして団子を頂き頬張る。

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そうだよね、やっぱり松ケンは権力に屈しない。
団子は食えなくても正義を貫く。
今日は団子も食えた!
もし穂高が圧力をかけたとしても(そんなことはしないと思うが)、屈しない。
自分の判断で判決出来る人なんだなぁと思い至る。
当然のことなんだけど。

で、桂場さん。
いつ寅子を評価してくれるんだろ。
いつかデレて欲しい。
でも…寅子の考え方は弁護士より裁判官に向いているって事かな?
それはそれで楽しみが増えた。

直言も映画のこと覚えていてくれたのね。
はるさんもプツンと緊張の糸がキレたのね。
2人はデートして。
でも直言って銀行に戻れるのかな?

にしても…
「水中に月影をすくい上げようとするかのごとし」
って綺麗な言葉ね。
今より、ちゃんと三権分立が守られていたのでないか?

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ブギウギの感想はコチラ→

主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
桜川涼子(桜井ユキ)
大庭梅子(平岩紙)
崔香淑(ハ・ヨンス)
久保田聡子(小林涼子)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
竹中次郎(高橋努)
増野(平山祐介)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
徹男(飯田基祐)
日和田(堀部圭祐)
雲野六郎(塚地武雅)

語り – 尾野真千子

コメント

  1. saki より:

    いい回でしたね。元の事件があるので無罪になるのはわかっていても…
    最近の事件を見ると割と「検察がんばれ」と思うんだけど、この時代と今では、いろいろ状況環境違うんだなと。

    あと、私はいつも録画で見ていて、歌は飛ばしちゃうんだけど、出演者もチェックしたいし、歌もものすごくよくて、割としっかり見ています。
    ホント、これ最初から見ておいてよかった。これからもとても楽しみです。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      オープニング、イラストも素敵ですよね。
      最初のほうからちょっとマイナーチェンジしているのも。
      今回の裁判だけではなく、これからもいろんな裁判があるんでしょうね・・・
      三権分立がちゃんと存在していたなら、今よりずいぶんいいですよね。