「ゴシップ」 第10話 ネタバレ 感想~凛々子は利用されただけ?

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人気作家で「永鳥新人文学賞」審査委員長の結城玄(河野達郎)はここ3年で印象が変わったと言う。
近所の人に挨拶もしない
ブログは3年前に止まっている
凛々子(黒木華)と根津(溝端淳平)は、結城のブログでは「ルクセンブルグ」と書かれていたのに最新刊では「ルクセンブルク」と書かれていたことに着目。
謎が解けたと思った凛々子は結城家に取材に行こうとするが、結城の妻・美波(鈴木砂羽)が編集室にやってきた
「もう私たちに構わないで」
訴えるという美波に凛々子が続ける
「賄賂を受け取ったという証拠は見つかりませんでした
作品を執筆しているのは結城さん本人ではなく、美波さんあなたでは?」

否定する美波に話を続ける凛々子
結城は手書きこそ魂がこもると言っていたが、ある時期突然パソコンによる執筆に代わった。
最新作ではルクセンブルクと書かれていたが3年前のブログにはルクセンブルグと書かれていた
うっかり書き間違う回数ではない。
結城は独自の言葉や言い回しを大切にする作家。
ブログと最新作は別人。
小説がおそらく美波。
「結城先生の目が見えなくなったから」
3年前から近所の人に挨拶をしなくなったのは相手の顔を認識出来なくなった
結城家に取材に行った時、凛々子と美波を間違えたのもそのせい。
「事実を話して頂けませんか」
「仁和に頼まれたネットニュースの記事にしたいから?」
「そうとは言い切れません
知りたいんですが
なぜあなたがこんなことをしているのか
教えて下さい」



3年前、結城は突然目が見えなくなった。
彼の積み上げた作家人生は崩れてしまった
そんな彼を見て、ふとあの人の代わりに書いてみよう
結城を理解し、忠実に書き上げた
「これからは僕の代わりに美波が書き続けて欲しい」
と言われた。
文学賞が出来レースだったのは事実。
芸能事務所社長・阿万野久二夫(津村和幸)は結城が目が見えないのをどこからか聞きつけて賄賂を渡し脅した。
出来レースのことは記事になっても構わないがゴーストライターのことは記事にしないで欲しいと懇願する美波
もし世間に結城が書けないことが知れたら彼のプライドが死ぬ
それは耐えられない
「目のことは記事にしないで。
「記事にしない約束は出来ません」
「あなたにも愛する人がいるでしょう
結城にまた書きたいと心に火が付けばきっと傑作を書く
出来レースに加担したという汚名を一瞬で洗い流す
その日がくるまで、あの人の代わりに書き続ける
私はあの人を愛しているから」

IT企業『インターネオ』での就活詐欺の取材もうまく行った。
就活していた学生が音声を録音していたことで証拠もバッチリ。



凛々子は仁和(安藤政信)に報告に行く
出来レースの件は書くが、ゴーストライターのことは書かないと言う凛々子に
「彼女お得意の泣き落としか」
と呟く仁和。
そして、記事をアップするのは出来レースのほうだけで、就活詐欺の件は忘れてくれと仁和に言われ、就活詐欺を記事にしないのは他の編集部員も納得がいかないと思うと食い下がるが
「詳しくは話せない 業務命令だ」
と言われてしまう。

編集部員たちに仁和に言われたことを伝えるとがっかりするメンバー。
そんな時、『クスノキ出版』がIT企業『インターネオ』に吸収合併され、合同新会社となることが発表された。
その合併を成立させるために『カンフルNEWS』が利用された可能性があることを知った凛々子。
『インターネオ』は『クスノキ出版』と『永鳥社』のどちらかを買収するつもりであったが、『永鳥社』の不祥事(文学賞出来レース)のせいで、買収されるのは『クスノキ出版』となった。



小説家は目が見えなくても書けると思うんだけど、書く魂がなくなっちまったのか。
妻がゴーストライターしてバレないのがスゴいなぁ。
文才があったわけでね。
そもそも美波が書き上げた小説は美波が酔い聴かせていたのか?
見えないんだもんねぇ。
そうなるよねぇ。

凛々子ってずっと仁和に利用され続けているような気がする
母を亡くしてからは盲目的に仁和を信頼しているように見えるので心配。
一種の依存のように思えるんだけど。
まだ恋せぬ凛々子。
笹目はあて馬決定だけど、根津はどうなるのかなぁ。
恋愛しないような気もするんだよね。

さて合併話。
カンフルが解散になれば、美波はまた総務に戻れるの?
他のメンバーは。
凛々子は誰とも恋愛関係にはならないと思うんだよねぇ。
一番の疑問は仁和。
まだ何か隠しているはず。
次週、最終話。
楽しみ~。
関係ないけど…鈴木砂羽さん、ちょっと烏丸せるこさんに似てきたな。



【主題歌】
キタニタツヤ「冷たい渦」「プラネテス」
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キャスト
瀬古凛々子(黒木 華)
根津 道春(溝端 淳平)
下馬 蹴人(野村 周平)
椛谷 静司(野間口 徹)
一本 真琴(石井 杏奈)
笹目虎太郎(寛 一 郎)
矢部 涼介(一ノ瀬 颯)
獏(高橋 侃)
女性アナウンサー(宇垣 美里)
竹富喜一郎(大鶴 義丹)
黄実子(りょう)
仁和 正樹(安藤 政信)
山田 礼二(生瀬 勝久)

阿万野久二夫(津村和幸)
「永鳥新人文学賞」大賞を受賞した元タレントの安藤トモが所属している芸能事務所社長。
結城玄(河野達郎)
人気作家。「永鳥新人文学賞」審査委員長。
結城美波(鈴木砂羽)
結城玄の妻。仁和の元妻。
向井未央(生田絵梨花話)

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