『未来への10カウント』第7話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～イジメもボクサーが人を殴るのも犯罪。

『超問題児が暴力事件を起こした本当の理由！』

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桐沢（木村拓哉）は、桃介（村上虹郎）が殴った上級生と一緒にいた1年生の澤に事情を聞く。
澤は上級生二人にいじめられていた。
桃介は一度は上級生に頭を下げて謝罪したが、澤が殴られているのを見て上級生を止めた。
突き飛ばされ、頭を撃つ。
殴りかかってきた上級生にボディーブロー。
それが真相だった。
真相を大場校長（内田有紀）に報告。
桃介の暴力は許されることではないが、配慮すべき点があると「処分は解除！ボクシング部は明日から練習に戻るように」と指示した校長。
放課後、ボクシング部のメンバーが招集される。
桃介を許さない派と許す派閥真っ二つ。
桐沢と折原葵（満島ひかり）はみんなで話し合うようにと部室をでた。
桃介には部室に行って、自分の気持ちを話せと伝える。

桃介援護派友部陸（佐久本宝)は自分ならイジメを見て見ぬふりをする。
もし桃介が全員に謝罪しても許さないのかと投げかける。
複雑な表情で部室の外で立ち聞きしている桃介。
桃介からボクシングを奪うと言うことは、イジメと一緒なんじゃないか。
桃介は部室に入るも、テキトーに謝罪しただけだった。
結局、そりが合うことなく桃介はボクシング部を去る。

桐沢と折原が部室に入る。
桐沢はみんなの意見を尊重すると言うが、折原はまだ説得をしようとしていた。
友部ら桃介援護派と桃介切り捨て派のあかり（山田杏奈)も桃介の後を追った。
すると桃介が倒れていて…

桃介の頭痛の原因は上級生たちに突き飛ばされ、頭を壁で打ち付けたこと。
しかしその検査で脳に動脈瘤を抱えていることが判明。
万が一破裂すれば死に至る可能性もあるため、医師からボクシングは断念するよう宣告されてしまう。

なんかモヤモヤしちゃうのよね。
いくら虹郎が好きでも殴ったことはアカンよねぇ。
だから謹慎も仕方ない。
だけどさ、これはどう考えても教師の初動がアカンかった。
あのいじめっ子上級生たちは普段、素行が良かったわけ？
最初からちゃんと話を聞いていれば。
だからって普段いじめられている澤君に証言をさせるのも気の毒。
そしてこのいじめっ子たちの処分。
やたらボクシング部コーチの桐沢のせいだと責めていた教師たちといじめっ子の担任ども。
これ、全然解決していない。
動脈瘤を見つけたことは不幸中の幸いだからって、突き飛ばしたことでくも膜下出血を起こしたことは事実だし。
きちんと処分されるのか？
有耶無耶なまま終わるのか。
これじゃいじめっ子の一人勝ちじゃない？
義務教育ではない高校なんだから、いじめたヤツらなんて退学で良いじゃん。

不器用な表現しか出来ない人間は高校生だけでなく、大人になってもいる。
切り捨てるのは楽。
桃介が生意気だから、部の輪を乱すから排除。
転校生だし、自分たちとは言葉も違う。
方言だってイジメの理由になったりするしね。

「ボクシング部員は絶対に外で他人を殴ってはいけない」のは大前提にしても、親も教師も生徒も誰も桃介に向き合わないんじゃね。
あかりちゃんなんて父親を殴り倒そうとしていたこともあるんだし、一番最初に桃介の気持ちがわかるタイプなのかと思っていたよｗ
意見が割れるのは良いんだけどね。

桐沢と折原先生の恋愛ね。
折原先生は可愛いんだけど。
だけどなぁ。
虹郎がボクシングを取り上げられるのに、恋愛の話まで頭が着いていかないんだよな。
もちろん生徒が大変だから教師は恋愛しちゃダメって言うんじゃなくて、モヤモヤすることが多くて、そっちに頭が回らない。
今シーズンのドラマではイジメ描写がわりとあるんだけど、どれもこれも「イジメは犯罪」としていないところがモヤります。
イジメは犯罪でイジメたほうが学校を出て行くべき。
整くんのようにはっきり言える世界がきますように。
んで、打ち切りの記事を見たけどホントなの？

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