『silent』 第6話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～罪な男・想

音のない世界は悲しい世界じゃない。

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佐倉想（目黒蓮）は聴力がなくなりだした大学生時代に不安を訊いて励ましたくれていた桃野奈々（夏帆）
想は耳が聞こえる人とも聞こえない人とも距離を取っていた。
奈々は想にとって高校を卒業してできた唯一の友達。

青羽紬(川口春奈)も戸川湊斗(鈴鹿央士)も奈々の事が気になっている。
想は奈々を手話を教えてくれた人と湊斗には言うが、紬には「すごく大事な人。だからちゃんと向き合う」と答える。

想は奈々にちゃんと話そうと時間を作って貰う
「最近、よく二人で会う人がいて。」
奈々は紬のことだとすぐに分かる。
親友の彼女と二人で会っていたら揉めるよと注意する奈々。
別れたことを伝えると、想のせいで別れたんだと奈々。
紬は想のことが可哀想だから優しくしてくれているだけ。
あの子に聞こえない想の気持ちは分からない。
”奈々よくそういうこと言うよね”
自分はろう者だから聴者とはわかり合えない
”だったら俺とだってわかり合えない
聴者でも聾者でもない。”
”そうだね。誰もわかり合えないね”

奈々は手話教室を突き止め紬に話しかける。
紬に想からも手話を教えて貰っているのか？と聞く
少しだけと答えると想君に手話を教えたのは私で、プレゼントを使い回された気持ちだと
好きな人にあげたプレゼント、ラッピングし直して使い回されたようだ。
”想君、どんな声してる？
聞いたことあるでしょ？
どんな声してるの？
たまに夢に見る
好きな人と電話したり手を繋いで話す
憧れるけど恋が実っても
その夢は叶わない
恋も叶いそうにないんだけどね”
奈々が涙ぐみ店を出て行く。

泣きながら歩く奈々。
想が声をかける。
その二人の様子を見ている紬

奈々ちゃん。
どんどん嫌な女になっちゃう。
いや、奈々ちゃんのせいではないなぁ。
想も思わせぶりだったのよ。
手話は奈々にだけ伝われば良いなんて思わせぶりすぎるやろ。
罪な男やな。
自分だけは特別だと勘違いしちゃうわ。
奈々の気持ちを知っていたはずなのに、ずっと宙ぶらりんにしておいてさぁ。

憧れの青いハンドバッグ。
ハンドバッグは手話ができないので持てない。
手を繋いで歩くのも同じく。
両手があかないと会話できないんだよね。
奈々からみたら紬は何でも持っているように見えるんだろうな。
確かに…好きになった男に好かれる能力も持っている!
ヒロインだからな～。

先週、湊斗メインだったのに一気にモブになったような。
今日は前半、想、後半、奈々の物語になっていた。
想は奈々に恋愛感情は持てなかったんだな。
多分、ずっと紬が好きだったんだろう。
奈々ちゃんは…可哀想だけど。

聴者とか聾者とか関係なく、わかり合える人とはわかり合えるし、わかり合えない人とはわかり合えないんだけどなぁ。
でも…そんなの…ねぇ。

夏帆ちゃんは実力者だな。
可愛いだけではないけど、なんか少女漫画に出てきそうなくらい美しい演技なんだよねぇ。
奈々の嫌なところも…ホントに上手。
ドキドキしてしまったよ。
想と付き合っているとか思わせぶりな嘘を言うより、紬には辛いことだったかもしれない。
なんて答えて良いかわからんもんね。
多分、そんな嘘を言われても真っ直ぐな紬は揺らがないと思う。
ちゃんと想に話を聞くと思うんだよねぇ。
だからこそ「想の声はどんな声？」「恋が叶っても手を繋いで歩けない」なんて言葉が響くのよねぇ。
こりゃ、すごいラブストーリーだよ。
キュンキュンさせればOKな世界じゃないね。

主題歌：Official髭男dism 「Subtitle」

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キャスト
青羽紬(川口春奈)
佐倉想(目黒蓮/Snow Man）
戸川湊斗(鈴鹿央士)
佐倉萌(桜田ひより)
青羽光(板垣李光人)
桃野奈々(夏帆)
春尾正輝(風間俊介)
佐倉律子(篠原涼子)
古賀良彦（山崎樹範）
他

『silent』第6話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～罪な男・想

音のない世界は悲しい世界じゃない。

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