『緊急取調室』第8話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～オッサンの友情物語

<第3シーズン

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木崎（橋本じゅん）の取り調べる。
コピーライターだった木崎はアーカイブ室長にクリエイター日記というブログを書いていた。
そこには会社への不平不満が書かれていた。

「凶器のIDカードはまだ発見されていません。
あなたの指紋が付いているIDカード。」
第一発見者である人事部の梅田信吾（三宅弘城）と営業部の橋下拓海（入江甚儀）は、木崎の退職金目当てで、橋本じゅんを庇っていると説明する真壁（天海祐希）。
彼らは残業代が減り苦しい。
家族のためにも会社を辞められない。
橋本じゅんを恐喝すると言う。

犯人は木崎（橋本じゅん）

木崎は観念し自供
殺害当日、社長室に呼び出された橋本じゅん。
ブログを叱責され、”情報漏洩”のため懲戒解雇”すると言う。

いつまでも過去の栄光を引きずっている橋本じゅんに
「使えない人間はうちにはいません。」
と厳しい言葉を投げかける被害者の社長。

”自分の才能を使いこなせない会社が悪い！”
思わず社長を殺害してしまった。

梅田信吾（三宅弘城）と橋下拓海（入江甚儀）を呼び出し、警察に自首すると言うが・・・。

「明日になれば懲戒解雇はできない。」
と三宅弘城が言い出す。
明日になれば橋本じゅんは定年だった。
明日になれば退職金を受け取れる。
当然の権利だと言う。

橋本じゅんは、二人を自分に重ねていた。
家族には多忙な父親のふりをした。
毎日が辛い。
二人には居場所がなかった。
だから居場所を作ってやった。
会社の中でたったひとつの居場所を。

三宅弘城と入江甚儀に”退職金目当て”で庇ったのかと取り調べをすると、二人はそれを否定。
橋本じゅんの為を思って隠蔽工作を行った。
橋本じゅんに退職金を受け取って貰いたかった。
40年会社のために働いた。
早期退職制度を使えなくても、窓際に追いやられても家族のために。
面倒見がよくて良い人の橋本じゅんに励まされ、そして叱られた。

だから橋本じゅんを庇った。
その二人の取り調べ得がを見せ、三宅弘城）と入江甚儀が退職金目当てではなかったと謝罪した真壁（天海祐希）。

窓際オッサンたちの友情物語ｗ
傷のなめ合い。

社長も橋本じゅんたちもどっちもどっちやなぁ。
社長はワンマンだと反感を買う。
懲戒解雇にするにしても、あんな言い方はない。
ってか、あれで懲戒解雇できんの？
退職金を出し渋ってんじゃないのか？

”過去の栄光にすがりついて”・・・ってないわ。
そんなん思っていても言ってはいけない。
だけど、殺されるようなこと言っていたかね？
半分くらいは図星じゃない？

「自分の能力を生かせない会社」
なんて思い上がりで、人殺し。
”家族のため”なんて言いながら、自分より年下の女社長に使われるのが嫌だっただけじゃね？

そして「ウチは共働きなので、コンビニ弁当」って三宅弘城。
なぜ妻が働いていていたらコンビニ弁当？
夫が弁当作ってもいいんやで。
ってか、コンビニ弁当を食べるくだりに「妻」のエピソードはいらない。

なんかさ、オッサンたちは妻子のために好きでもない会社にしがみついて頑張っているアピールをしてたけれども、恩着せがましい。
辞める勇気も無かったくせに。

そして三宅さんの妻にいたっては働いている。
妻は”家族のため”に働いていないとでも？

第一シリーズから真壁のことを「おばはん」と呼ぶでんでんさんとか。
今回の事件も、ちょっと女をバカにしすぎだわ。

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主題歌:「Prime Numbers」家入レオ

キャスト
真壁有希子・天海祐希
梶山勝利・・田中哲司
渡辺鉄次・・速水もこみち
監物大二郎・鈴木浩介
磐城和久・・大倉孝二
玉垣松夫・・塚地武雅
菱本進・・・でんでん
小石川春夫・小日向文世
かやの・・・中村静香
しんじ・・・生島勇輝

ゲスト
橋本じゅん、三宅弘城、入江甚儀ほか