『緊急取調室』最終話(第10話)ネタバレ感想~キントリ、最後でもなさそうな事件。

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第3シーズン「キントリ最後の事件」

あらすじはコチラ→

同窓会で同級生らを毒殺した罪で起訴された被告人・北山未亜(吉川愛)は、藤井卓生(坂東龍汰)に作らせた毒を飲み物に入れた。
そして元校長・染谷巌(吉田鋼太郎)を藤井卓生(坂東龍汰)と二人で突き落としたことも認めた。しかし・・・
「殺意はなかった。」
と居直る未亜。
管理官・梶山勝利(田中哲司)の行方はまだわからないが、新宿で梶山のスマホが見つかった。

翌日、都内のクリニックで診察を受けるという吉田鋼太郎を聴取することにした。
未亜と藤井に突き落とされたことは認めた。
そのことを警察に届けておけば、未亜はあんな事件を起こさなかったと、謝罪をする吉田鋼太郎。
しかし・・・なぜか藤井が警察に送致されていることを知っていた。
未成年の藤井の事件は報道されていない・・。

吉田鋼太郎は東京のクリニックで診察は受けておらず、昨日、上京していたことがわかる。
梶山(田中刑事)のスマホが発見された新宿で吉田鋼太郎の車もNシステムに感知されていた。

入院中の藤井へ事情聴取する鈴木浩介と速水もこみち。
「僕は田山君を殺していない。」
あの日、田山君とトラブルになった。
田山君が嫌がらせで僕のジャケットを持って行ったのに気づいていて追いかけたが、見つけたときには刺殺されていた。
田山が自分と間違えて殺されたとわかり、逃げ出した。

田山くんを殺したのは吉田鋼太郎だった。

吉田鋼太郎と自分の関係がわかれば、未亜(吉川愛)との関係がバレる。
僕が毒を生成したことがバレる。

まもなく梶山(田中哲司)が見つかる。
吉田鋼太郎の自宅から、田山殺害の凶器が見つかる。
そして新しいトレッキングシューズの足跡が田山殺害現場にあったものと一致した。

梶山(田中哲司)が見つかったことを吉田鋼太郎に伝えた。
ほどなく、田山殺害を認める吉田鋼太郎。

動機は”自分が助けたせいで、未亜も藤井も愚かな人間になった。”と言うものだった。
自分も殺されかけた。
他の人間も殺める子になってしまった。
人の心を亡くしてしまった二人に、
「藤井君がを犯す前に、彼を助けた私が天国に送り、私も命をたつつもりでした。」
そうすれば逮捕された未亜ちゃんもも罪を認めてくれるのでは?←認めねーよ!反省してねーよ!



「そこまでして誇りを守りたいですか。」

藤井の証言は違っていた。
3年前の嵐の夜。
未亜と藤井は、吉田鋼太郎が教え子と抱き合っているのを見た。
二人は不倫関係だと思った未亜と藤井。

遭難したとき未亜は
「先生が大切に思っている人から助ければ良いんじゃない?」
未亜に脅されているような気がした。

”助かった人間には立派な人間になって欲しかった。”
だから自分の気持ちを押しつけたのか?と聞かれ。

「ワタシが追い詰めたって言うんですか?
あの二人を助けなければ良かった。」

自殺しようとナイフを首にあてる吉田鋼太郎

説得にあたるキントリメンバー+もつなべ刑事
喋らせている間は死ねない。

教師として、教え子の力になりたかった。
「一線を越えるつもりはなかった。
いや違う!嘘だ!←声、デカいねん。
38年間、真面目に勤め上げてきて、あんな気持ちになったのははじめてだった。
どうして良いのか・・・」

疾しい気持ちはあった。
しかし妻は何も知らずに死んでいった。
教え子とともに。

で・・・藤井は家裁に送致。
未亜は裁判をまつばかり・・・。



藤井くんが含みを持たせたときから、吉田鋼太郎は教え子と不倫していたのかって思ったけれど、不倫未遂でしたな。

うーん。
吉田鋼太郎と吉川愛の熱演。
吉田鋼太郎は舞台俳優だなぁ。
最後。。。もう独壇場。

宝塚出身の天海祐希はそんなことないのになぁ。
いや~、こってりした吉田鋼太郎劇場。

助けてやったから、真っ当な人間になれ

ってのは少々強引な考え方だな。
疾しい気持ちがあったのに、なぜ二人にコンタクトを取ったのか、放っておいてやれば良かったし、自分もその時のことを忘れたらいいだけだったのに・・。
教育者の葛藤
そんなもの微塵も感じなかったわ~。
そして・・吉田鋼太郎はやっぱりエロだから、”教師生活38年!”の真面目な教師には見えなかったよ。←ど根性がか!

結果・・・・先週がピークだったかな(爆)

先週は楽しかったなぁ(遠い目)。



「取り調べが終わってもあなたがたの人生は続く。」
って未亜ちゃんに話した真壁(天海祐希)だけど、未亜ちゃん・・・反省してないよねぇ?

結局・・・彼女は傷害致死で殺人罪は適用されない気もするし。
高校時代、クラスメイト全員に無視をされいじめられたのは気の毒に思うけれど、あんな性格じゃな~って思っちゃうよ。
人生は続くんだから・・・どこかで改心しないとね。

それでも、アレかな?
キントリは存続方向かな?

大倉孝二もキントリにデレデレだったしさ。
「キントリ」は良いんだよねぇ。毎年やんないから。
「刑事7人」は7人も揃わないのに毎年やるからタチが悪い。
吉田鋼太郎は「刑事7人」の番宣で犯人を引き受けたのかな。

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感想はコチラ
『緊急取調室』第1話 ネタバレ感想~大杉漣さんはキントリの一員です。
『緊急取調室』第2話 ネタバレ感想~混ぜるな危険!下剤と毒キノコ。
『緊急取調室』第3話 ネタバレ感想~スマートリングでゴーストトレーダー
『緊急取調室』第4話 ネタバレ感想~大どんでん返し。松本まりか劇場。
『緊急取調室』第5話 ネタバレ感想~凶器はカボチャ
『緊急取調室』第6話 ネタバレ感想~倉科カナの目力
『緊急取調室』第7話 ネタバレ感想~大久保さんではちょっと・・・。
『緊急取調室』第8話 ネタバレ感想~オッサンの友情物語
『緊急取調室』第9話 ネタバレ感想~田中哲司の死亡フラグと吉田鋼太郎の胡散臭さ。

主題歌:「Prime Numbers」家入レオ

キャスト
真壁有希子・天海祐希
梶山勝利・・田中哲司
渡辺鉄次・・速水もこみち
監物大二郎・鈴木浩介
磐城和久・・大倉孝二
玉垣松夫・・塚地武雅
菱本進・・・でんでん
小石川春夫・小日向文世
かやの・・・中村静香
しんじ・・・生島勇輝

ゲスト
吉田鋼太郎、吉川愛、坂東龍汰ほか

コメント

  1. kashweregreen より:

    たびたび、お邪魔します!
    わたくしも吉田鋼太郎さんは「刑事7人」の番宣?(笑)と思いました。
    今回のシーズンは天海祐希があまり活躍していないバージョンのように感じましたから、キントリはまだ続編やると思いますけれど、少し脚本がブレている感じですね。
    よれにしても吉田鋼太郎さんはやり過ぎ演技です(笑)
    舞台でマクベスとかリア王ならはまり役ですけれど、テレビドラマのゲストの立ち位置としてはオーバーアクション(笑)ですね。
    これは吉田鋼太郎さんがよくないって意味ではなくて、ちゃんとテレビドラマの画角に合うように演出家がはめ込むようにやるべきですよね(笑)
    刑事部長がいちばん美味しいところをもっていったラストでしたが、次のシーズンにも期待してます!

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      そうなんですよねぇ。
      今回は「チーム」オシでしたね。
      そして、やはりちょっとネタ切れのような・・・。
      やはり科学捜査とか医療者と違って、「取り調べ」だけではやれることが限られているんではないでしょうか。

      吉田鋼太郎の持ち味なんでしょうけど・・・ねぇ。
      舞台してましたねぇ(爆)
      声量も、アクションもw
      ま、こちらも「吉田鋼太郎」として見るから、覚悟できていますけど。
      怪演と呼んで良いのかどうかw

      刑事部長、格好良かったですね。
      チーム感は増したので、みなさん卒業しなければ良いなとは思いますが・・・。

  2. なお より:

    こんにちは。
    管理官とおばはんの関係好きです。無事で何より。でんでんはここでさよならですかね?このシリーズは1年続けてもよかったのに(^_^;)

    7人の刑事鈴木浩介は殉職してましたっけ?他のシリーズやってもいいのにと思いつつ始まれば見ちゃうんですよね。一課長と同様に笑っ

    • tarotaro tarotaro より:

      なおさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      シリーズに含みは持たせたものの、「キントリ」は毎年ないので・・・どうなんですかねぇ?
      天海さんは正義感あふれる刑事役はお似合いですね。
      医者の天海さんも見たいですが・・・。

      「7人の刑事」
      鈴木さんは殉職していますね。
      ただ奥さんとこのドラマで出会ったので、良いとこ取りかな(爆)

  3. ぽんぬふ より:

    tarotaroさん、こんにちは。
    私も個人的には最終回の1つ前がピークでした 笑
    最終回にすごい期待をしていたのですが、豪雨災害と毒物事件は全然関係ない未亜のこじつけでしたし、管理官は文字通り油断して土手下に転がされていましたしw
    仮にも警察学校で防御術の訓練を受けてる刑事が足を怪我してる元校長にやられてはいけないと思うんですけど。。。
    単独行動ももちろん論外。

    前後編のしかも最終回まで引っ張ったので、どうせなら吉田鋼太郎には不倫疑惑なんていうオフホワ◯トじゃなくて、いっそ善人の仮面をかぶった悪人として暴かれても良かったかなと。

    とはいえ、毎回楽しみに見れたドラマだったのでマンネリ化しない程度に続編に期待しています。
    今回のシリーズ通して善さんに時々触れるシーンやセリフからはドラマスタッフの愛情を感じました。
    最終回の前後編だけオープニングの曲調が他の回と違っていたのも良かったです!

    • tarotaro tarotaro より:

      ぽんぬふさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      大抵のドラマが最終回の一つ前が面白いんですよね。
      それを鑑みても、ちょっと尻すぼみでした、
      ま、役者のパワーでもってい行ったってかんじですかね。
      このドラマは連ドラより、2時間SPのほうが良いかもしれないですね。
      最終回と最終回の一つ前を一挙に見たら、それなりの満足感を得られた気がします。
      でも・・・視聴率的には成功しているので、連ドラなんでしょうけど・・・。