「金田一少年の事件簿」 第7話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～生きるも地獄

『Ｆｉｌｅ05-2．金田一少年の殺人・解決編』

あらすじはコチラ→☆

はじめ（道枝駿佑）の芝居に付き合った剣持（沢村一樹）と一緒に現場検証。
菊蔵が8時ちょうどに橘から寝室のエアコンが壊れていると連絡があったと言う。
しかしエアコンは壊れていなかった。
菊蔵は換気を良くしようと思って寝室のドアを開けたと言う。
書斎で橘を殺害した真犯人はどうやって足跡を残さず逃げ出したのか。
寝室のドアを開けたということで、犯人に気づいたはじめ。
その夜、はじめが死んだと思った真犯人が橘の部屋にやってきた

犯人は橘五柳の原稿が欲しいのだ。
殺された人間の頭文字を会わせると原稿の隠し場所がわかる。
「大村」、「時任」、「桂」、「野中」。
「おおとけいのなか」
原稿が隠されていたのは橘の部屋の「大時計」の中。
SDカードを発見したはじめ
真犯人は、原稿に書かれた自らの犯罪が明るみに出ることを防ぐために5人を殺害した。
そしてその罪をすべて、金田一に擦り付けようとした。
真犯人はテレビディレクターの都築哲雄（戸塚祥太）

しらばっくれる都築だが、橘殺害時にもみ合いメガネを割ってしまった。
それを隠す為に水槽を叩き割り自分のメガネを隠蔽。
メガネがないとおかしく思われるため、橘の老眼鏡をつけて、何食わぬ顔をしていた。
部屋からの逃走経路はその部屋のドアからドアを渡り歩いたのだ。
ドアを開き、隣の部屋のドアを開けぶら下がり隣の部屋のドアに飛び移り移動。
菊蔵にエアコンが壊れていると嘘の電話をかけ、寝室のドアを開けさせ移動。

都築の犯行の動機は、腎臓病を患った婚約者・麻衣子の為だった。
婚約者は移植手術をしたもののうまく行かなかった。
なかなかドナーは現れない。
そんな時、医者から臓器の密輸を持ち掛けられた。
婚約者の為に…と犯罪に手を染めた。
それを突き止めた橘は、ノンフィクション小説を書きあげた。
犯行当日。
原稿を渡して欲しいと頼みこむが拒否され罵倒される。
都築は橘を殺害。
罪を認めた都築は自殺
「俺の腎臓を麻衣子に移植してくれ」
ドクターヘリで都築を運び、麻衣子に移植されることとなった。
その後、橘の小説は出版された。

なんだかんだで都築さんには同情できないのよねぇ。
もちろん、医者が一番悪いんだけど、都築が犯罪に手を染めることで婚約者を助けられるのかどうか。
密輸した臓器に婚約者と合うものが見つかるかどうかもわからない。
それより、この犯罪を暴いたほうが良かったんじゃないかねぇ。
橘は性格の悪い人間に描かれていたけれども、だからって殺されるほど悪いこともしてないし。
他の人たちはなんの罪もないよね？
さすがに気の毒だ。
暗号とか解いてないで、原稿なんてあの家にあるんだから家捜しすれば他の人を殺害することもなかったのに。
ま、身も蓋もないけどさｗ

足跡をつけずに逃げ出すトリックは、金田一少年の事件簿の中ではさほど難しく凝ったトリックでもない。
できそう！と思わせられるｗ
コナンとか金田一とかのトリックで、マジで！ってものが多いですからねぇ。
犯人は若いし、楽勝だな！
ってか、犯人もジャニーズの人だったのね。
メガネの検証写真があまりにも写りが悪くて、ジャニーズだと思えなかった。
もっと良い写真使ってあげてｗ←余計なお世話

原作では娘ちゃんを助ける為に…だったのですが、今回は都築さん役の中の人が若いので、婚約者に書き換えられました、
婚約者は小林涼子さん。
相変わらず可愛い。
婚約者は十字架背負って生きて行くことになるなぁ。
殺人犯で自殺した恋人の臓器って重すぎ。
もう恋愛も出来ないだろう。
生かされるほうも辛い。
でも小林涼子さんだと逞しく見えるのが救いか。
されど後味が悪い結果になりましたね。

さて、どうしても原作や歴代の金田一少年に思いをはせる人もおられると思います。
初代の金田一少年は素晴らしい作品だったと思います。
しかし…比べてばかりでこのキャストを叩くコメントはサクッと削除しますのであしからず。
良いじゃん、もう比べなくてもさ。
原作は原作、ドラマはドラマ、初代は初代。

読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けるとウレシイです(>ω<)

キャスト
金田一一(道枝駿佑/なにわ男子）
七瀬美雪(上白石萌歌)
剣持勇(沢村一樹)
佐木竜太(岩﨑大昇（ジャニーズJr. / 美少年）

ゲスト
いつき陽介（渡辺大）
都築哲雄（戸塚祥太/A.B.C-Z）
橘五柳（勝矢）
大村紺（山西惇）
時任亘（今井隆文）
野中ともみ（宮澤エマ）
桂木優里奈（ゆきぽよ）
高林登（高橋努）
菊蔵（半海一晃）