「イチケイのカラス」 第1話 ネタバレ感想~初回は手堅くスッキリ解決!

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「型破りの裁判官VS堅物エリート裁判官! バディ誕生」

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浅見理都『イチケイのカラス』

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現場検証をすると被告・大学生の長岡誠(萩原利久)の父・洋一郎が亡くなった日は25日で交通量も多く、踏切が故障中で電車が近づく音が聞こえないことが判明。
入間みちお(竹野内豊)は洋一郎が踏切に飛び込むのを見たと証言した女性と代議士の江波和義(勝村政信)を法廷に呼ぶことに下。
江波和義(勝村政信)議員は、秘書は不正献金を受け取り、クラブの女性に貢いでいる自殺すると聞いたと証言。
目撃者・相馬真弓(松本若菜)は、洋一郎は電車には気づいていたと思うと証言。
検事・城島怜治(升毅)はみちお(竹野内豊)の現場検証は傷害事件の裁判を逸脱していると正式に抗議した。
坂間千鶴(黒木華)が信頼し尊敬する判事・日高亜紀(草刈民代)からもプレッシャーがかかり入間を降ろしてはどうかと打診された部長裁判官・駒沢義男(小日向文世)
真弓はシングルマザーで工場で働いていた。
養育費が貰えず苦しい生活だったが、2ヶ月前に大手会社で事務所として働いている。
入間は洋一郎が亡くなった踏切でいつも花を手向けている少女が気になっていた。
彼女は真弓の娘・奈々だった。
奈々は真実が言えずに苦しんでいる。
入間と坂間に説得される真弓。




公判。
「死の真相がわかった。」と入間。
真弓は自宅で尋問に応じた
洋一郎の死は、自殺ではなく事故だった、
「電車が来ていることに気づかなかったのはあなたのお父さんではありませんでした。」
真弓の娘・奈々が電車に気づかずに踏み切りで立ち往生しているところを洋一郎が助けたのだ。
なぜその事を話さず虚偽の証言をしたのか、それは江波議員から嘘の証言をするように依頼されたからだ。
娘の命の恩人を売ることは出来ないと断ったが、真弓の勤めている工場の主要取引先が江波議員の顔が利く会社で、逆らえば工場の人たちも職を失う事になると脅された。
だが、それだけではない。
心の奥底で生活が少し楽になるかもとも思った。
命の恩人の息子、自分の娘も苦しんでいるのにと正直に真弓が証言。





傍聴席で江波が
「デタラメだ!」
と叫ぶ。
坂間裁判官が
「嘘をついているのはそっちでしょうが!
恥を知りなさい!」

坂間が叫ぶ!←スッキリした!
真弓は、江波議員と洋一郎が言い争うのを聞いていた。
洋一郎は今まで江波の不正に気づきながら見て見ぬをしていた。
これから社会にでる息子に顔向けできない。
不正を告発することにしたと・・・。

検事・城島、井出伊織(山崎育三郎)も江波が洋一郎がクラブの女性に貢いでいたという記事を書かせた証拠を掴んだので不正献金疑惑についても調べると話すと傍聴席から江波が出て行った。



踏切で奈々ちゃんは洋一郎が落とした時計を拾っていた。
洋一郎が社会人になる息子へのメッセージが書かれていた。
”おめでとう!社会に出れば大変なことは山ほどある
でも 頑張れ!負けるな!誠。父さん 応援してるからな”
号泣する誠
「あなたのお父さんは不正に気付いて見て見ぬふりをしてきた。
でもそれを公にしようとしていた。
そして 自殺ではなく子供を助けようとして命を落とした。
この事実を どう受け止めるかは
あなたしだいです。
次回 判決を言い渡します。
その前に何か話しておきたいことはありますか。」
「私から殴りました。
江波議員を殴りました。
私から。
どうしても許せなくて自分から殴りました。
何度も…。
嘘をついてました。
申し訳ありません。」
「これで正しい判決が下せます。」



入間、坂間、駒沢が誠の判決について話す。
入間は執行猶予が妥当ではないかと話、駒沢が賛同する。
坂間は、以前入間が乙姫にどういう判決を下すかと聞かれた答えを出す。
「なぜ 乙姫が玉手箱を浦島太郎に渡したのか。」
浦島太郎には後日談があり、おじいさんになった浦島太郎は鶴に姿を変える。
そこで初めてなぜ玉手箱を渡されたのかを浦島太郎が理解した。
竜宮城と地上では時間の流れが違う。
本来ならば死ぬはずだった。
乙姫のおかげで千年の命を持つ鶴に生まれ変わった。
そして亀に姿を変えた乙姫と再開し永遠に結ばれた。
「被告人の父親が なぜ死んだのか真実を知って 受け止めたら被告人は これから前を向いて生きていける。
入間さん あなたは そう思って2カ月前に…。」
「ホントなの?えっ?その後日談。」
と驚く入間。
坂間も驚く。
んでもって、執行猶予の判決に坂間は異論なし。
振り回されてバカみだいだと思った坂間だが、入間があえて合議制にしたのは坂間に伝えたいことがあったからだと思うと駒沢。



勝村政信は殴ってこそいなかったけど、先に突き飛ばしていたから・・・先に手を出したことにならないか?
あと・・・電車の運転手は奈々ちゃんのことは見えなかったの?
気づいた時にはブレーキが間に合わず・・・って証言だったけれど、特にカーブでもなかったので、奈々ちゃんの姿は確認できたんじゃない?

などとちょいと疑問はあるものの楽しく見ました!!
こういうちょっと破天荒?な行動力のある裁判官と、升毅さんみたいな検事は仲が悪そうなのに・・・対立はしていない。
裁判官、検事、弁護士・・・警察上層部が仲が悪いと面倒じゃん(爆)
少なくとも検事が勝村政信代議士に買収されていなくて良かったよ。
升さんって買収されがちじゃん(苦笑)

ドラマで裁判官、検事、弁護士が主役になると、たいてい現場に行くのでそれだけで破天荒?っていうのはアレですけど。
でも・・ま・・・現場できちんと刑事が調べてくれたら、こんなことにはって思っちゃうんだよね。
ま、刑事が主役なら現場100回ってことできちんと捜査してくれるんだけど。

事件に関しては・・・なぜ娘の命の恩人を売っちゃうんだ!って思っていたけれど、代議士に圧力をかけられていたんだと思うと・・・。
しかしICレコーダーかなんかで録音して、命の恩人の汚名を挽回してくれていれば!
なんてことは思わなくもない。
そして子供にオルゴール(に見えたけど・・・)を持たせて公道を歩かせるのは危険すぎる。
子供の場合、大人の歩きスマホより危険だ。



Twitterを見ていると「HERO」に重ねている人が多かった。
ま、ワタシ「HERO」は全て見ているわけではないので、あんまり重ならなかったなぁ。
竹野内豊の笑顔と優しい話し方が全て。
「HERO」の主人公とは全然キャラクターが違うと思うんだけどなぁ。
そして黒木華ちゃんね。
黒木さんの役は演じる人によっては危険な役。
大抵キャンキャンとうるさく、やたら理屈をこねて、不機嫌で反抗的に見えてしまうんじゃない?
でも黒木さんが演じることでそんな風には全く感じない。
知的で真面目で真面目であるがゆえ意見を言っているようにしか見えない。
それは彼女の透明感溢れる容姿や声でもあるのかな。
ホントに振り幅が広い俳優さんだなぁと思います。

「イチケイのカラスになれ。坂間 千鶴。」
って入間が坂間に言ったけど・・・なにかあるよね。
中卒で弁護士から検事に転身した入間。
12年目の事件・・・。

ここは「HERO」とは違うよね?違わないの?あんまり見てないんでw
それにしても面白いわ~。
竹野内さんと黒木さんのコンビ良いわ~!
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CAST
入間みちお(竹野内豊)
坂間千鶴(黒木華)
石倉文太(新田真剣佑)
井出伊織(山崎育三郎)
浜谷澪(桜井ユキ)
一ノ瀬糸子(水谷果穂)
川添博司(中村梅雀)
城島怜治(升毅)
日高亜紀(草刈民代)
駒沢義男(小日向文世)

コメント

  1. じろじろ より:

    たろたろさん、いつもブログ楽しく拝読しております。ありがとうございます。

    前期ドラマは、期待して見始めたものの失速していき脱落したパターンが多かったです。
    とはいえ、個人的には、「俺の家の話」(たろたろさんの予想的中すごいです!遊川さん脚本ではあるまいし主人公が死ぬわけないと思っていました…)と本ドラマの前期作にあたる「朝顔」が良かったです。

    確かに現場重視の型破りな法曹という設定、「HERO」の主人公久利生くんを彷彿します。中卒というのも同じで、久利生くんのあり得るその後として見ることもできなくはないですね。同じ月9だし。

    従って、既視感はあったのですが、初回でいきなり政治家案件持ってくるとは驚きでした。勝村議員、大して捜査妨害しなかったですね(そこまでの力はなかったのか…)。週またぎにならなくてホッとしました。

    私も竹野内豊さん好きです。
    ここ数年でファンになったのですが、今再放送されている「できちゃった結婚」を見ると、当時30歳の竹野内さん可愛くて、20歳の広末涼子さんの上をいくくらい。
    石田ゆり子さんも出ているのですが、彼女は今と変わらないところがスゴイ!

    ともあれ「イチケイ」の今後の展開が楽しみです。

    • tarotaro tarotaro より:

      じろじろさん、コメントありがとうございます。

      「俺の家の話」と「朝顔」
      ワタシも大好きなドラマになりました。
      「朝顔」はもしかしたら続編が・・・とは思うものの「俺の家の話」はもう絶対に続編がないと思うと寂しいですね。
      つぐみちゃんがヤクルトのCMに出ているのでそれを見るのが楽しみですw

      やっぱり「HERO」風味を感じる人が多いですね。
      ワタシはそこまで見ていなくて、久利生が中卒なのも知りませんでしたw
      「できちゃった結婚」は見ておりませんが、若かりしころから格好良いくて、お話の仕方が優しくて、しかも声も良くて、笑うと素敵だし・・・。
      今年50歳なんて思えないですね。
      芸能人ってスゴいですよねw
      「朝顔」のように最終回、ずっと見ていてよかったなぁって思える作品になることを願います。

  2. ミートゥ より:

    実は私もちょっと「HERO」を思い出しちゃいました(笑)
    主人公達の雰囲気はまた違うんだけど、なんとなく全体的に良いチーム(各キャラもたってる)が出来そうなとこかな…
    私も「運転手さん?子どもに気づかなかったの??」とはなりましたが、全体的にわかりやすく優しい雰囲気が好みでした。
    そして升さんw 笑ってしまった‼確かに買収されがちですねw
    今回は良い升さんなのかな?
    竹野内さんと黒木華ちゃんは圧倒的な安定感でしたが、なにげに育三郎の役も新鮮でした。
    楽しみな月9になると嬉しいですw

    • tarotaro tarotaro より:

      ミートゥさん、コメントありがとうございます。

      やはり「HERO」要素が多いのですね。
      どう考えても電車の運転士は奈々ちゃんの存在に気づいていたと思うんですけど・・・、
      もし見えていなかったならスマホしてた?とか(爆)

      でもホント、初回は手堅いストーリーでしたね。
      なんとなく人間関係もわかったし。
      升さんはそこそこ良い人ってのもわかりました。
      もちろん育三郎も!
      育三郎は「朝顔」にちょこっと出ていたので、悪い人ではないんだろうと思っていたのですが、これから検事としてどう絡んでいくか楽しみですね!

  3. 韓流大好きじじい より:

    私も「HERO」っぽいと思いました。
    飄々とした雰囲気、すぐ再捜査に行っちゃうところ、捜査中の感じとか?
    只、裁判官がここまでするか!それまでの刑事、検事、弁護士は何やってんだ
    って事ですよね(このドラマはずっとそういう事で進むのか?)

    今回の話は、皆さんのおっしゃる通り、凄い急カーブでなかったので
    運転手は、子供見えているはず。でないと、別の問題の発端になる気がします。

    最後は最高裁判事と入間との確執の解決ですかね。

    • tarotaro tarotaro より:

      韓流大好きじじいさん、コメントありがとうございます。

      ここまで「HERO」だと言われるくらいなら、制作側も意識してやってるのかもしれないですね。
      ストーリーはベタですが、刑事、検事、弁護士が主役になることが多く、裁判官が主演となるのは火曜サスペンスくらいしか思いつかないので、そこだけが目新しいのかなと思います。

      事件に関しては・・・・運転手から話を聞くのが一番でした。
      ながら運転でもしていたなら納得ですがw