「珈琲いかがでしょう」 第1話 ネタバレ感想~ネガティブホイホイな”たこ珈琲”

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「人情珈琲」「死にたがり珈琲」

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コナリミサト「珈琲いかがでしょう」
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「人情珈琲」
垣根志麻(夏帆)は、仕事が遅く上司が垣根の仕事を明るくて要領がいい後輩・馬場(足立梨花)に任せた。
落ち込む垣根は青山一(中村倫也)が営むたこマークの移動珈琲店「たこ珈琲」のコーヒーでも癒やせないほど。
ある日、馬場がミス。
取引先には垣根が謝罪にいくことに。
取引先では自分の手書きお礼状なんぞ読まれていなかったことに気づき、パソコンでお礼状を作成することにした。
そんな時、社長が主催のお茶会の宛名書きを垣根に頼みたいとやってきた。
垣根の文字は美しく社長たちの間でも評判だとか。
取引先の社長も最近垣根からお礼状が届かないと心配していたと伝えた。

垣根が「たこ珈琲」に行くと馬場が来ていた。
簡単で美味しいと丁寧で美味しいは違う。
馬場は垣根が羨ましく、垣根は馬場が羨ましかった。
腹を割って話す二人。




「死にたがり珈琲」
早野美咲(貫地谷しほり)は、平凡な毎日に嫌気。
青山に出会った早野。
青山は早野を助手席にのせカレー屋に行く。
普段は絶対に食べない激辛カレーを食べ、食後には青山に入れて貰ったカフェオレを飲む。
飲みかけのカフェオレに粉を振りかける青山。
飲んでみるとチャイのような味わいに。
ガラムマサラを少し入れるとチャイになる。
意外なことを知った早野は、ベージュだらけの衣服の靴下だけでも原色にしようかと考える。
ほんの少し裏道をそれるだけで世界は変わるのだ!と少しポジティブに。

青山はカレー屋の店主から一つのところにいるとヤバいと指摘された。
その頃、杉三平<ぺい>(磯村勇斗)は飴玉をなめながら、青山の文字を見つめていて・・・?



「人情珈琲」
上司に「雑でも良いから早く!」と言われている仕事を、「手書きでなくても良い!」って言われている仕事を、頑なに手書きで丁寧にやってしまう夏帆さん。
ある意味すごいです、
ワタシならそこまで手書きにこだわる勇気が無い。
もしそれで商品が遅れたほうがヤバいと思うんだけどなぁ。
社畜にならないってことが丁寧な仕事なのか。
勤めているなら納期も守らねば。それがイヤなら起業するしかない。

丁寧な人なのかと思いきや、後輩に「靴が汚い」って指摘はえげつない。
顔は綺麗でも・・・って嫌味が過ぎる。
後輩からしたら、先輩の仕事を押しつけられたに過ぎないのに。
現実では後輩の子が特に失敗もなくそつなく仕事をこなしちゃうだよな。
にしても足立さんの役は20代前半だと思っていたら来年30歳で驚いた。
あの上司へのアピールはどうみてもアラサーではなかったと・・・。
んでもって上司が部下の女性を「ちゃん」づけで呼ぶのがイヤだ。
足立梨花のミスの謝罪は上司が行くべきだし(あの仕事に抜擢したのは上司だよね?)、社長の仕事以外の仕事を任せるのもおかしい。
あとでお礼するっていうのもイヤだ。
大きい会社なのかなって思っていたんだけど、違うのかな。
社長が直のプライベート仕事を任せにくるくらいだから、アットホーム(苦笑)な会社なのか?
夏帆さんの役は・・・なんでも祖母のせいにしていたけれど、果たしてどうだろうか。
丁寧な暮らしってよくもてはやされていますが、ワタシのようなガサツでなんでも楽したい人間には理解できないなぁ。
ワタシは文字だけは褒められるけど、手書きよりパソコンのほうが楽で好きだ。
仕事なら尚更。



「死にたがり珈琲」
ここまでベージュで衣服を揃える早野美咲(貫地谷しほり)さんはある意味スゴいと思うんですけど。
それはこだわりであり、それを治す必要はないと思うんだよ。
コーヒーにガラムマサラを入れるとチャイに変わる。
ちょっとしたことで世界は変わる・・・・。
そういう側面もあるのかも・・・いやいや。。。そうは世界は変わらないなんて思っちゃうけど。

どうやら、2本立ての2本ともヒロインには寄り添えなかったワタシ。
しかしそのヒロインが夏帆さんや貫地谷しほりさんで良かった。
共感はできなかったけれど、「こういう人はいるな」と思わせてくれるリアリティはさすがです。
そして中村倫也さんは主人公でありながら物語のヒロインを引き立てるのが上手です。
まぁ。。。マスターとドライブができたり、愚痴がを聞いて貰えたり・・・そんな移動販売車があるならもっと行列が出来ていると思う。
なんてったってマスターが中村倫也なんですから。
ベタと言えばベタで、収まるとこに収まったけれど、ヒロイン達に寄り添えなかったからかちょっとモヤモヤする。
ただそれはワタシの年齢的なものかもしれませんな(苦笑)



しかしネガティブな人を吸い寄せるたこ珈琲に驚き。
そして、中村倫也は磯村勇斗に追われているのかな?
磯村君はどう見ても堅気ではないような(苦笑)
うーん、キャストはよいけれど・・・・あまりにもネガティブな人ばかりがゲストなら・・・月曜の夜にはちょっとしんみりしちゃうよ。
ただ・・・このドラマの雰囲気は好きだし、珈琲好きなんでね。
ずっと飲みたい衝動を抑えています。
明朝はインスタント珈琲ではなく、ドリップしようかな?

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キャスト
青山一(中村倫也)
垣根志麻(夏帆)
杉三平<ぺい>(磯村勇斗)

「人情珈琲」
馬場(足立梨花)
部長(井上肇)
社長(大石吾朗)

「死にたがり珈琲」
早野美咲(貫地谷しほり)

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