「トレース～科捜研の男」第8話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～渋谷謙人＆落合トモキ大熱演

「今夜、新章突入!遂に衝撃の過去が動き出す!」

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古賀慶「トレース～科捜研法医研究員の追想～」

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3年前、御手洗治（渋谷謙人）と根岸秀司（落合モトキ）の前に益山英彰（弓削智久）が現れた。

「10年前叔父が殺された。
叔父は娘・れんちゃんと二人暮らしで、娘を性的虐待していた。
そして叔父が寝ている間にれんちゃんが叔父を殺した。」

その娘が人気女優・橋本梨央（石井杏奈）。
この事実を公表すると二人を脅す益山。

梨央は被害者で加害者ではない。
二人は梨央の秘密を口外しないことを条件に、益山に毎月30万円を要求された。
梨央が売れる度に、益山の要求が増えた。
二人が振り込み詐欺に加担していたのも益山の要求に答えるためだった。
しかし、限界がきた。

「これ以上幼獣するなら警察に行く。」
根岸が益山に頼み込む。

「かまわないよ。
橋本梨央の秘密の買い手ならいくらでもいるよ。」

持っていたナイフで益山を刺殺した根岸秀司（落合モトキ）。

慌ててアパートの帰宅した根岸。
ほどなく、益山弟が根岸を刺した。
益山は最後の力で弟に連絡し、連絡を受けた弟は、根岸に復讐にきた。

御手洗が帰宅すると根岸が刺されていた。
「最後に頼みがある。
俺が益山を殺したのがバレたら、梨央の秘密がバレる。
益山弟が捕まったら、梨央の秘密がバレる。
まず益山のところに行って金を盗め。
そしてお前が俺を殺したことにすれば、益山弟はつかまらない。」

「自首する。」

「自首だけじゃ無い。
実際に俺を殺してくれ。
やるしかないんだよ。
指紋の付き方。
返り血の浴び方
警察はだませない。」

御手洗は泣きながら根岸を刺した。
そして益山の家から金を盗み、強盗がはいったように装う。
益山が弟に連絡した痕跡も消す。
アパートに益山弟がいた痕跡も消し、自首をした御手洗。

御手洗と根岸が梨央と距離を置いたのは、梨央が所属する芸能事務所から梨央のことを思うなら縁を切ってくれと言われたからだった。

御手洗は嘱託殺人の罪で逮捕。
益山弟は根岸殺害未遂で逮捕。
益山弟は兄貴から梨央の秘密を教えて貰っていなかったため、梨央の秘密が世間にバレることは無かった。

根岸秀司（落合モトキ）。
出血多量なのに、的確な指示をだし、よくしゃべったな～。
アレなら傷が癒えるまで逃げていれば、もうちょっと違う方法があったんじゃ・・・。
幼なじみを殺すなんて、渋谷くんも辛いよねぇ。

渋谷謙人と落合トモキではかなり年のさがあるのでは？って思っていたけれど、2才しか変らないのね。
二人の熱演がなければ、このストーリーは成り立たなかった。
美談でもないし、ストーリーは辛いし、脚本もどうかと思ったけれど、渋谷君も落合くんも・・・ちょっとホロリとくるような熱演だったよ。

石井杏奈ちゃんは声も良いし、滑舌も良い女優さんだと思うんだけど・・・・。
性的虐待の過去や、父親を殺したような暗い過去があるような、そんな幸薄さは感じられず・・・。
そこが残念かな。
そしてあんなことがあっても女優を続けられるのは・・・凄いな
二人が梨央を支えていたのか。
それとも船越さんが言うとおり、梨央がいたから二人が頑張れたのか・・・。。

児童養護施設の幼なじみの結びつきは強いのか。
児童養護施設がらみの殺人事件が多すぎる・・・。
そしてその場合、たいてい美談にしたいんだけど、美談でもないよなぁ。

真相は早くわかるだろうから、主人公・真野の家族の話が進むのかと思いきや進まず・・・。
最終回までに決着がつくんだろうか？

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壇浩輝——–千原ジュニア
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