「アトムの童」 最終話 ネタバレ 感想~那由他と隼人のラブストーリー!だっけ?

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アトムロイド奪還計画

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株主総会。
海(岸井ゆきの)が怪しんだのは小山田賢雄(皆川猿時)
案の定、小山田は宮沢ファミリーオフィスと繋がっていた。
「勝ち馬に乗って何が悪い!」
小山田は議長の座から引きずり降ろす。
1時間の休憩の後、菅生隼人(松下洸平)が伊原聡一郎(山﨑努)をつれてやってきた。
ってことで宮沢ファミリーオフィスに渡った伊原の委任状は無効となる
那由他(山﨑賢人)のゲームの説明が終わると伊原が質問する。
「なんかスゴいもんらしいけど、だったらSAGAS、一社で使うのは勿体ない。
ゲームよりためになる使いかたがあるんじゃないか。
お考えを聞きたい」
那由他は前にでて話す
「俺は気の合うヤツとファミレスに行ったら、時間を忘れて話せる
でもあなたとは多分30秒くらいで話すことがなくなってしまうと思う
産まれたきた時代や環境、何もかもがまるで共通することがないから
でも、ゲームの世界なら同じ体験をすぐに共有することが出来ます
ゲームには世界を一つにする力がある
ゲームの中では産まれてきた環境に関係無く、平等に遊ぶことができる。
体のハンデもない
現実には線引きしないといけないことも
ゲームの世界は関係ない。
今この瞬間も戦争している国の人達がゲームをしているかもしれない。
ゲームなんかじゃない
ゲームだからこそ世界を変える力があるんです」
「あの子、何もん?」
隣の隼人に尋ねる伊原
「あいつは俺の親友です」

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那由他は話を続ける。
「技術って技術そのものも大事ですけど、誰がどう使うかだと思う。
楽しいことをに使われるなら、技術を市場開放したって良いと思います
実際は楽しくないことに楽しくないことにたくさん使われてしまうから
皆さん、ゲームやったことありますか?
ゲームは子供がやることで大人になってするのはバカだというのが、ここにいる皆さんの常識なら、その常識をぶっ壊す
このゲームで世界中を夢中にさせたい
だからSAGASのゲーム事業を残して下さい。
お願いします」
頭を下げる那由他
「正直、あなたの行っていることはよくわからん。
うん。
もう一度映像流して下さい。」
映像が流れる
「ガリバーと君の青い思い出が見えた気がする。
私も一度そのゲームをしてみたかった。」
「みたかった」
「私はね
もうほとんど目が見えないんだよ。
議長終わります。」

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CMあけ
宮沢ファミリーオフィスの株主提案は否決。
SAGASの提案が可決された。
那由他は帰る伊原のもとに行き
「みんなが自由に楽しめる
俺そういうゲーム作ります
視覚に障害がある人にも」
伊原のおかげで目指すべき新しいゲームを見つけた。
面白いゲームを作る。
「楽しみにしてて下さい」
握手する伊原と那由他。

堂島由里子(西田尚美)と宮沢沙織(麻生祐未)の会話
「今回は残念でしたね」
「この先いくらでも機会はあります
「少し楽しみですね
SAGASのこれからが」

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SAGASから荷物を引き揚げる那由他。
海と隼人が手伝う。
隼人が宮沢についたのかとヒヤヒヤしたという那由他
隼人は伊原には那由他プレゼンを聞いた上で判断して欲しかったのだという。
「那由他ならきっと伊原の心を動かすプレゼンをすると信じていた。」
そこに興津(オダギリジョー)が帰ってきた。
今頃、小山田が聴取されているだろうと言う。
「二人ともありがとう
株主総会助かったよ
菅生くんも」

那由他は興津に、SAGASのゲームは金儲けばかりで中身がないと思っていた。
だがSAGASのクリエイターの人達はみんな熱い人ばかりで、一緒に働けて楽しかったと言う。
「君の言う通り、技術とは人だ
うちにもアイデアを持っている熱いクリエイターがいることを忘れてたよ
大切にしない。
あとぷよぷよ意外と燃えたな」

アトムロイドの技術はアトムに戻って来た。
那由他と隼人は緒方公哉(栁俊太郎)の墓前で、離れていても一緒にゲームを作れるからジョン・ドゥはずっと続けようと誓う。
数年後?オリンピックでeスポーツが採用され、そのゲームはSAGASプロデュースのものとなった。

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一昨年の「危険なビーナス」 、去年の「日本沈没」 と、このクールのドラマはなんだか迷走している。

それでも「危険なビーナス」や「日本沈没」よりはツッコミ少なめ…といえば少なめ。
それが良いことなのか悪い事なのかわからんけど。
「危険なビーナス」と「日本沈没」は時間泥棒だと思ったのは確か。
2~3時間でまとめられそうな内容だったので。
このドラマはそこまで短時間にまとまるとは思わなかったけど、迷走しすぎたんじゃないでしょうか。

最後までSAGASと対立して倒すってことで良かったんじゃないかなって思いました。
10分ほど延長したんですけど、途中、どうした?ってくらいに長い回想シーンがありまして。
しかもなんだか良い思い出っぽい回想シーンなんですけど。
どうみても興津は私利私欲のためにアトムを乗っとろうとしていただけだし、汚い手を使っていたのは否めない。
銀行の支店長もずっと汚い手を使っていたのに、最後とっ捕まえられただけどどうなったのかわからない。

堂島由里子(西田尚美)と宮沢沙織(麻生祐未)の会話はいい女同士が話しているようなシーンがございましたが…。
この二人も汚いことしていたよね?
麻生さんが西田さんに渡したアタッシュケースの中身は見られなかったけど、お金を渡していたんじゃないの?
西田さんも私利私欲に働いていたように見えたけど、なんの展開もなく。
これからのSAGASが楽しみとか言っちゃって。
そこらへん回収もしないのか。
回想シーンがあるなら、ちゃんと悪い人は悪い人で捕まっちゃえば?
宮沢ファミリーオフィス編はいらなかったなぁって思うなぁ。
すんごい蛇足。

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SAGASからアトムロイドを取り戻すのはもっと他の方法で。
最後、ジョン・ドゥは永遠に不滅です!は良いんですけど。
ですけど…ゲームが世界を救うって描写…あまりにも少なかったように思って。
説得力に欠けたかも。

eスポーツのゲームはSAGASのゲームになったけど、アトムロイドはアトムのものだから、使用料かなんか払ってんの?
ま、オダギリジョーで良かったとは思うんだけど、そこだけよねぇ。
なんとも…。
前半はワクワクできるものがあったのに残念。

山﨑賢人くんのドラマは「グッド・ドクター」以来でした。
なんと4年ぶりに見た演技。
なによりほぼ初めて見た「デスノート」のことを思うと、ホントに成長したなぁと思います。
上からですみません。
でも魅力的な俳優さんになりましたねぇ~。

そしてこのドラマ、魅力的な俳優さんが多かった。
それでも相良晶(玄理)の立ち位置がイマイチわからなかったり、前述した通り、悪者が悪者としてスッキリ退場してくれなかったのモヤモヤするけれど、俳優さんたちに楽しいお芝居を見せてもらったなぁと思います。

原作がないぶん、グラグラしちゃったかな。
いや、「危険なビーナス」も「日本沈没」も原作があったけど、グラグラしちゃったからなぁ。
なんとも言えないけど。
那由他と隼人がプロポーズしてくっついたみたいではあったけど、主人公とヒロインであろう海が恋愛関係にならなかった。
そこらへんを描かなかったのは英断だったと思いますw

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感想はコチラ
「アトムの童」 第1話 ネタバレ 感想~そこはかとなく漂う池井戸潤的な雰囲気
「アトムの童」 第2話 ネタバレ 感想~那由他と隼人のカップル誕生
「アトムの童」 第3話 ネタバレ 感想~バックアップとってないってことないよね?
「アトムの童」 第4話 ネタバレ 感想~トラブル最高!!
「アトムの童」 第5話 ネタバレ 感想~銀行が汚い。日曜劇場だから?
「アトムの童」 第6話 ネタバレ 感想~タイトル回収
「アトムの童」 第7話 ネタバレ 感想~買収につぐ買収
「アトムの童」 第8話 ネタバレ 感想~オダギリジョー、逮捕??

キャスト
安積那由他(山﨑賢人)
菅生隼人(松下洸平)
富永 海(岸井ゆきの)
森田 聡(岡部大/ハナコ)
井手大(馬場徹)
緒方公哉(栁俊太郎)
吉崎誠(六角慎司)
相良晶(玄理)
杉野結衣(飯沼愛)
緒方奏絵(戸田菜穂)
小山田賢雄(皆川猿時)
各務英次(塚地武雅/ドランクドラゴン)
鵜飼吉久(林 泰文)
堂島由里子(西田尚美)
八重樫謙吾(でんでん)
富永繁雄(風間杜夫)
興津晃彦(オダギリジョー)
宮沢沙織(麻生祐未)
伊原聡一郎(山﨑努)
ナレーション(神田伯山)

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