「SUITS/スーツ」第10話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～冤罪と遺産相続

『市川海老蔵がスペシャルゲスト!最終話前編!!』

原作はコチラ

『SUITS』NBC　Universal製作
あらすじはコチラ→☆

大輔(中島裕翔)＆蟹江（小手伸也）が担当する異母姉妹の遺産相続バトル。

大輔は妹を担当。
妹は亡き母のアパレル部門が欲しい。

姉は継母が嫌いだったので、アパレル部門を売却したい。
大輔と蟹江は協力するはずがいきなり対立。
アパレル部門は妹を慕っているので、新会社を設立して社員たちを引き抜こうとしていた。
しかし蟹江は大輔の行動をお見通し！
妹はアパレル部門売却を許可。

売却先はU&T。
大輔はU＆Tの社長に妹を就任させた。
これで勝ちだと思った・・・。

甲斐（織田裕二）も蟹江が自分の作ったルールを破り、不正をした。
だから”お前の負けだ”と怒る。

しかし蟹江は金融財務のプロ。
そんなことははなからわかっていた。
アパレル部門は法外な値段でU&Tに売却された。
妹が社長に就任した会社は最初から泥船。
姉の復讐は達成された。

「教えてくれ。
買ったのはどっちだ。」

「お前の負けだ」
と大輔に言う甲斐。

++++
最高検次長検事の柳慎次(國村隼)の不正の件。
最高検の監察指導部の澤田仁志(市川海老蔵)から執拗に協力を要請された甲斐。
甲斐の辛そうな姿を見るに見かねた秘書・玉井（中村アン）は、なぜか柳の不正の証拠を持っていた。

不正の証拠をチカ（鈴木保奈美）に託し、チカが柳に直談判。
これで甲斐が証言をする必要は無くなったという。
しかし甲斐は新たな問題を抱えていた。

13年前、柳は甲斐が検事時代に担当した殺人事件が冤罪だったことを知る。
これもまた柳慎次（國村隼）が重要な証拠を隠蔽していたのだ。
この案件には、大輔が必要だと言う甲斐。

鈴木保奈美は、遊星(磯村勇斗)からの密告により大輔(中島裕翔)の素性を知ったのにさ～。
蟹江（小手伸也）とともに、財産分与の案件を任せる。
能力があっても弁護士資格がないのに・・・。

中島裕翔の経歴詐称は、鈴木保奈美の事務所を退職しただけですむ問題ではない。
それに遊星が週刊誌にでもネタを売れば、鈴木保奈美も困るじゃないか。
そうなれば全員困る！
なのに織田裕二までも1件だけ手伝って欲しいとか言えるんだろう・・・。

そんなに中島裕翔が必要なのかしらねぇ。
弁護士として優秀ではなかったから、秘書くらいにしておけば経歴詐称もしなくて済んだのに。
パラリーガルでダメってことはなさそうなんだよねぇ。
織田裕二が中島裕翔のどこに惚れ込んだのか、さっぱりわからない。
危ない橋を渡っているだけのような気がするよ。

で、サリの電話により、鈴木保奈美に経歴詐称がバレた中島裕翔。
兄貴の遊星にフラれて泣いたて愚痴る。
兄貴が大変なことをした知り、大輔に泣いて報告する・
サリちゃん、ちょっと腐ってないか（爆）
泣けば良いってもんじゃないんだよ。

國村隼さんの出演シーンが増えたものの・・・。
なんとなくコレじゃない感じがするなぁ。
勿体ないなぁ。

市川海老蔵がスペシャルなんだねぇ。

市川海老蔵ってさ、うまいんだか下手なんだかわからないんだよねぇ。
彼の演技を見たのは「霧の旗」以来。
ヒロインは相武紗季。
最後にヒロインは証拠のライターを海老蔵弁護士に送るという復讐にならないことをしていたんだよねぇ。
「霧の旗」の弁護士を演じるには若すぎて、違和感だけが残った。
今回も検察庁にそぐわない風貌だなぁって思ったのだ。

「suit」の話ではなく「霧の旗」のお話になってしまった。
リーガルもので冤罪とくれば、オーソドックスではあるんだけど、多分、弁護士が勝つと思うんだよねぇ。

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