「ストロベリーナイト・サーガ」第6話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～毒母がいなければ。

「夢の中・闇の色」

あらすじはコチラ→☆

誉田哲也「姫川玲子シリーズ」

意識不明だった被害者女性・峰岡里美（黒沢あすか）が意識を取り戻す。
峰岡はスナックで働いていた。
関係者の証言を拾い集め、峯岡里美には18歳になる重樹という息子がいることがわかった。
しかし就学歴がない。
峯岡里美に再度聴取するが、答えは返ってこない。

姫川（二階堂ふみ）は、峯岡里美が10年前に住んでいたアパートを訪ねた。
そのアパートから4才くらいの男の子の白骨遺体が見つかる。

峰岡里美に白骨遺体のことを問い詰めるとアッサリ認めた。
重樹は認知もしてもらえない。
放っておけば勝手に育った。

小野彩香（横田美紀）の証言によると「ヒロに謝れ」と言いながら峰岡里美を刺していた犯人。
犯人は峰岡里美に殺意があった。
息子の重樹は、母親を恨んでいた可能性が高いと思われる。

そんな時、犯人の意識が戻る。
「峰岡重樹さん。」
と姫川は声をかけた。
今は、内田茂之という名前で暮らし、戸籍もあった。
白骨遺体のことを聞くと弟だと言う。
生まれてからずっと放置子として育った重樹は、弟・ヒロが出来て嬉しかった。
毎日ひとりぼっちだったが、二人で遊ぶのは楽しかった。

ある日、朝を起きるとヒロが死んでいた。
峰岡里美は重樹に
「なんでちゃんと面倒みなかった？
お前が死なせた！！」
と言い放った。

押し入れにヒロの遺体を隠し、その部屋に住み続けた。
しばらくして里美に引っ越すと言われて公園に連れ出された。
二度と里美は帰ってこない。
捨てられたと悟った。

重樹は母親・里美を探した。
母親の居場所を見つけて、声をかけたが、自分のことなど覚えてもいなかった。
ヒロのことで毎日辛かった。
ヒロを死なせたのは自分ではない。
それを確かめたかった。
「ヒロが死んだのは俺のせいじゃないって言ってほしかった。」
でも里美は
「もうでもいいだろ。」
と言う。
毎日毎日、ヒロが死んだのは自分のせいだって思ってきたのに・・・。
殺意が芽生えてしまった。

ところが、重樹は母親を殺すことはできず、他人を殺してしまった。
重樹は殺人犯となってしまった。
しかし母親の里美は死体遺棄罪も時効で起訴することはできない。

今井悠貴は上手だねぇ。
黒沢あすかさんも。
主役はゲストの二人だったな。
素晴らしい。

ホントにこの母親はクズなんだ。
コイツさえいなければ、誰も死なずに済んだ。
しかも母親は死なずに赤の他人を殺してしまった。
これでは重樹に情状酌量はない。
身勝手だ。
どう考えてもあの男の人に落ち度はない。

せめて子供を施設に預けられなかったのか？
それだけが悔やまれる。
一番悪い人間が、起訴されたないなんて。

ノリ（葉山奨之）も過去の自分と向き合った。
そして大切な目撃証言を引き出した。
だけど・・・葉山奨之くんはもうちょっと違う役が似合いそう。
なんか亥泡kんｗ

姫川玲子シリーズって救いのない話が多いんだよね。
今日は、母親にガツンと文句を言ってスッキリすることもなかったしさ・・・。

で、今回こそ、初の映像化ですｗ
来週は「インビジブル」。
ちょっと、早くない？
姫川と菊田はそこまで接近していないし、仲間って感じでも無い。
菊田が姫川に恋愛感情を持っているようにも見えない。
だから・・・姫川がヤクザ（山本耕史）に惹かれても、菊田はショックを受けないのでは？
それにジルベールに惚れまくっているゲイの山本耕史がヤクザか～！！！

　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌：【予約5月15日発売】【キャンセル不可】【代金引換不可】Rain (初回限定盤1＋初回限定盤2＋通常盤) 亀梨和也