「ストロベリーナイト・サーガ」 第4話 ネタバレ感想 ~抵抗しなかったから合意?舐めんじゃないわよ!

スポンサーリンク

「右では殴らない」新章突入!取調室緊迫の攻防

あらすじはコチラ→

誉田哲也「姫川玲子シリーズ」

姫川玲子(二階堂ふみ)VS女子高生・下坂美樹(山田杏奈)
綱島、三沢の二人のスマホから共通の電話番号があった。
それが美樹。

姫川の追求をおちょくるように交わす美樹。
”社会的に抹殺しても良いのよ。”
学校、両親、父親の会社にも売春をしていたと言っても良いよと。

結局、美樹は綱島と三沢を相手に売春をしていたこと、薬物を渡したことも認めた。
美樹が薬物を貰った相手は、宇田川浩一という医大生だった。
出会いは“出会い系サイト”。
宇田川は好みのタイプではなかった。
しかし一晩だけ相手をした。
そのとき“気持ちよくなるクスリ”をくれた。
綱島と三沢がそれを欲しがったので渡した。

宇田川浩一の身柄を確保。
宇田川は死亡したのが美樹ではなく、男性2人だと知ると驚く。
”マミちゃん(美樹)を殺したかった”とすんなり犯行を自供。

美樹は宇田川の面通しをする。
「医者がどうとかいっといて、結局、ただの人殺しじゃん」
と、美樹が宇田川をあざ笑う。

姫川激怒!
「ただの人殺しだ?
だったらあんたは何??
アンタだって人殺しでしょ!!」

自分は人殺しなどしていないと思っている美樹に
「あんたは立派な人殺しよ。」
麻薬だってわかっていて人に与え麻薬がが恐ろしいものであることを美樹に訴える姫川。
「自分は薬をやってないから無実だって言うの?
自分はやらないで他人に撒き散らす方が、どれだけ罪が重いか考えなさい。」

姫川の拳は、美樹の顔の横を素通りし壁に激突。
姫川は
「舐めんじゃないわよ」
と言い残し部屋の外に出た。
姫川は自分の恩人に会い。
「右で殴らない」と報告した・・・らしい。



前シリーズの「右ではなぐらない」は前後編だった。
ちょっと間延びした感じだったので、コチラのほうがスッキリ。
しかし時間を短くした上に、姫川の過去の婦女暴行事件を回想したので、事件のほうはスッキリというか、ちょっと淡泊だったかも?
佐田刑事に憧れて、刑事になった姫川に重きを置いたことは、良かったのか悪かったのか・・・。
犯人に行き着くまでアッサリしすぎなせいかな・・。
今時、28才の結婚に口うるさいおばさんや見合い話を持ってくる必要もなかったでしょうに・・・。

で、”右で殴ると始末書も書けないので、左で殴っておけば良かった。”
ってのがタイトルの醍醐味だと思っていたので、そこが無かったのも残念かなぁ~。

女子高生役の山田杏奈ちゃんの憎たらしさよ。
下坂美樹役の山田杏奈ちゃんは、問題作として東京では地上波の放送を見送った「幸色のワンルーム」 の幸役を演じた女優さん。
以前の配役は大政絢ちゃん。
キリッとした美人。
どちらも違ってどちらも良いってとこかな~。

腹が立つのは姫川の回想シーンの弁護士かなぁ。
「抵抗しなかったから合意。」
レイプ犯の味方をするにはこのワードがいるんですか?
レイプ犯を逮捕して立件するハードルも高い昨今。
裁判でこんなことになるなんて、あり得ない!!
コレ、風刺と思いたい・・・。

しかしその裁判で、高校生の姫川が、
「殺されるかもって思ったから抵抗できなかったのに、同意したことになるんですか!」
と弁護士につっかかったとこで、ちょっと溜飲が下がった。
ほんの少しだけど・・・。
ただそのあとの傍聴人の警察官が敬礼するのはちょっと寒いw
わかるんだよ、わかるんだけどさ。
あのシーンはそんなことしなくても、グッとくるのになぁ。

さて4話目にして、なんとか慣れてまいりました!!
前作とはこれからも比べることがあろうかと思いますが、この作品の傾向がわかった気がした!←比べるんかい!
そして菊田は歌のために存在することも・・・わかった。



にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌:【予約5月15日発売】【キャンセル不可】【代金引換不可】Rain (初回限定盤1+初回限定盤2+通常盤) 亀梨和也

感想はコチラ
「ストロベリーナイト・サーガ」 第1話 ネタバレ感想 ~考えるのは前作キャストのことばかり
「ストロベリーナイト・サーガ」第2話 ネタバレ感想 ~一時間では終わらないのです。
「ストロベリーナイト・サーガ」 第3話 ネタバレ感想~菊田は捜査しているのか?
「ストロベリーナイト・サーガ」 第4話 ネタバレ感想 ~抵抗しなかったから合意?舐めんじゃないわよ!
「ストロベリーナイト・サーガ」 第5話 ネタバレ感想~ダイイングメッセージはいつもわかりにくい
「ストロベリーナイト・サーガ」 第6話 ネタバレ感想~毒母がいなければ。
「ストロベリーナイト・サーガ」 第7話 ネタバレ感想 ~禁断の恋勃発!
「ストロベリーナイト・サーガ」 第8話 ネタバレ感想~アッサリインビジブルレイン
「ストロベリーナイト・サーガ」 第9話 ネタバレ感想~毎週下手な関西弁を聞かされるとか・・
「ストロベリーナイト・サーガ」 第10話 ネタバレ感想 ~原作の年齢を無視しすぎでは?
キャスト
姫川玲子・・二階堂ふみ
菊田和男・・亀梨和也
葉山則之・・葉山奨之
石倉保・・・宍戸 開
湯田康平・・中林大樹
大塚真二・・重岡大毅(ジャニーズWEST)
井岡博満・・今野浩喜
姫川瑞江・・菊池桃子(特別出演)
國奥定之助・伊武雅刀
今泉春男・・山口馬木也
橋爪俊介・・岡田浩暉
勝俣健作・・江口洋介ほか



コメント

  1. yukiko より:

    やっぱり私も前作俳優と比べてしまいます。「菊田」が、全くなってない。本当、他の姫川班のメンバーと代わり映えしないって感じ。今回の佐田刑事さん面会の場面で「グリーン」のCDの話題があり、前回の主題歌は「グリーン」だったって思い出しました。私もtarotaroさんと同じで、菊田役の西島秀俊さんが姫川を目で追って寡黙だけれど見守ってる印象が、すごく残っているので、今回のキャストは、いまのところ残念。これからの成長を期待しようかなって思っています。

    • tarotaro tarotaro より:

      yukikoさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      前作を比べられるような原作を選んでいるのも問題ですね。
      菊田似関しては空気です。
      今作は、姫川だけにスポットが当たっているかんじで。
      前回の姫川班は”姫”をもりあげよう!と言う勢いを感じましたが、今回はそうでもない・・・。
      脚本の問題ですかね。