「親愛なる僕へ殺意をこめて」 第5話 ネタバレ 感想~京花はサイコパス

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『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太

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浦島エイジ(山田涼介)は、恋人・雪村京花(門脇麦)が家族と暮らしていた部屋にやってきた。
雪村京花(門脇麦)は押入れを指さして、「私の生まれ育った場所」だと言う。
京花は母親に虐待されて育っていた。
優秀な姉は母に可愛がられ、母の言いなりの父も助けてはくれない。
自分の首を絞めようとしたが死ねなかった。
しかし、「白馬の王子様が現れた!」
それが浦島エイジ(山田涼介)の父・LL(早乙女太一)
優等生の姉は売春をしていた。
そんな姉をLLが殺害してくれた。
そのショックで母親は自殺。
父から解放された。
二年ほど施設で暮らし、今の両親に引き取られたのだ。
京花が押入れを開けるとそこには父がいた。
なんと京花の父は白菱正人(佐野史郎)だった。
すでに首をロープで絞められ遺体となっていた。

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エイジと出会ったのは偶然ではない。
そして白菱が葉子に近づいたのは京花の指示。
白菱は命令されたら逆らえないのだ。
葉子はサイ(尾上松也)に殺されたのではなく、サイから逃げ出し白菱に助けられていた。
黒いバンの男は白菱だったのだ。
その後、京花が育った団地で葉子を監禁。
京花は白菱に葉子への拷問を命じたものの最後のとどめをさしたのは京花。だった。
エイジは怯え、嘘だと震える。
今日はは葉子の切り落とされた耳を見せた。
もう片方は、エイジのハンカチの中にあった。
それはプレゼント。
白菱は罪の意識に耐えかねたのか自殺をしたらしい。
京花はLLの跡継ぎになるようにエイジに迫る。
拒否するエイジ。
「もう君の力にはなれない。
君をどう救ったら良いのかわからない。」
京花がエイジを抱きしめる。
「そうかわかった。
私、今からエイジ君を殺すね」

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そのころ、刑事・桃井 薫(桜井ユキ)らは白菱が葉子を拉致したことを突き止め、また以前住んでいた団地を買い戻したことを知る。
団地に急行する桃井たち。
エイジがナイフを手に経っていた。
包丁で刺されて血まみれの京花が倒れていた。
銃を持った桃井たち。
エイジはベランダから飛び降り逃げる。
ニュースを見たナミ(川栄李奈)がエイジに電話をかける。
「助けて下さい」
エイジはナミに助けを請う。
車にエイジを乗せたナミ。
ナミはこのまま逃げても捕まるし警察へ行って話を聞いて貰うことを勧める。
エイジはLLの息子なんだから警察は自分の言うことをきいてくれないと警察に行くのを嫌がる。
するとB一に代わり、ナイフをつきつけナミを脅す。
廃工場に車を止める。
ナミが縛られて座っていた。
「京花ちゃんは誰が刺したの?」
「俺にいくら訊いても無駄だ
目が覚めたらあの団地にいた。」
B一が目覚めたとき、京花が覆い被さっていた。
腹部が血まみれの京花。
押し入れで死んでいる白菱
そこに警察が乗り込んでいた。
エイジが刺したと思えないナミはB一がやったんだろうと言い放つ。
「あなたのせいでエイジの人生がむちゃくちゃじゃない。」
しかしB一はエイジの人生なんて存在しないという。
後から産まれたのがエイジ。
15年前B一がエイジを生み出したのだ。

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虐待のシーンは辛かったなぁ。
あんな小さい子に虐待をしていた白菱と妻。
ろくな死に方しないよ。って思ったら、二人とも自殺か~。
床に落ちたイチゴを手を使わずに食べさせられても、仕方ないよ、白菱は。
京花…やっぱり怖い人だったなぁ。
LLに感謝をしている。
LLに救われた。
だからLLの息子・エイジに近づいた。
B一はLLの後を継ぐものだと思っていたのに裏切られてしまった。
なんともまぁ、歪んじゃった。
虐待は連鎖するんだなぁ。

それにしても京花の怒濤の告白。
生い立ちからサイコパスになるまで、2時間ドラマの殺人犯みたいな告白。
もう来週が最終回でも驚かないくらいだけど、まだまだ謎があるのね。
そうよねぇ。
葉子を殺害したのは京花だったとしても、B一の目的はLLに有り。
LLは殺人犯ではないと思っているんだよねぇ。
だから真犯人を見つけたいってことか。

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しかしB一がホントの人格だったとは。
エイジを作り出したのがB一。
だけど完全にB一がエイジをコントロールしてるわけでもなさそう。
記憶はないのね。
それでもB一のことを何も知らないエイジと違って、少なくともB一はエイジのものまねができるほど。

さて、あと5話はあるはずだから、いろいろあるんだねw
最初に思ったように川栄李奈以外はやっぱり怪しい。
桜井ユキさんも高嶋兄も怪しい!
で、エンケンも絶対に怪しい。
そこらへん描いたら最終回までネタは持ちそうよねw

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キャスト
浦島エイジ(山田涼介)
ナミ(川栄李奈)
雪村京花(門脇 麦)
佐井 社(尾上松也)
八野衣 真(早乙女太一)
猿渡敬三(髙嶋政宏)
桃井 薫(桜井ユキ)
白菱正人(佐野史郎)
浦島亀一(遠藤憲一)

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