「ミステリと言う勿れ」 最終回 ネタバレ 感想~続編は映画ですか?配信ですか?スッキリしない最終回

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「横浜連続殺人事件」

原作はコチラ

『ミステリと言う勿れ』田村由美

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美術展を見終わった久能整(菅田将暉)は東京へ帰る新幹線に乗車。
隣席に美樹谷紘子(関めぐみ)が読んでいた手紙を読んでしまった。
便せんにはイラストが描いてあり、その頭文字からは手紙と真逆なことが書かれてある。
整はそれを読み解く。
バージンロードを父と歩きたいと思っていた紘子だが、整の推察では、紘子の実の父が暴力で実の母をねじ伏せている。

紘子が預けられたのは母の親友。
母は親友に対してメッセージを送っていたのだ。
しかも新幹線には紘子の養母・サキ(高畑淳子)が乗っていることも気づいて整。
紘子とサキが話し合う。
サキによると、酷いDVの紘子の父から逃げられないと悟った
最初はずっとへりくだった手紙が来ていたら、そのうちにポックリ死んだ。
古い手紙と新しい手紙は筆跡が違う。
実母は旦那が死んだのにまだその陰に怯えている。
病んでしまった母親が今の手紙の文章とイラストを書いている。
「手紙の住所にはもう誰もいないのよ。
だから帰って来ると思っていたけど、心配で新幹線に乗ってた」
と言うサキ。

そんなことも知らないヴァージンロードを父と歩きたいと思ったことは愚かだったと反省する紘子。
整はそもそもヴァージンロードを父親と歩く意味がわからない。
圧倒的に母親のほうが子育てに参加したのに。
そもそもなんで新郎は歩かないのか。
新婦は父から新郎のものになるのか。
大切な人と歩けば良いのに。
紘子はサキと実母と歩きたいと言う。
一つだけわからない手紙があるとサキに見せる紘子。
サキの顔が険しくなるも紘子は「ひろこ 幸せで」かなと解釈した紘子。
整が訂正しようとするが、そう思うことにすると紘子がトイレに席を立つ。
サキと二人になった整はあの手紙は
「”ふたりでころした”
あなたと実のお母さんと二人で、その旦那さんを
だから実のお母さんは病んだんじゃないですか」
「絵手紙はねぇ、読みたいように読むのよ
あの子が幸せでって読んだらそれが正しいのよ。
私たちはこれからも二人であの子を守っていく
通りすがりのあなたは忘れて。」
「僕は結構、記憶力が良いの忘れないですよ。
僕にも育ての親がいます。
孝行しなきゃと思っています」
「それは良いのよ。
育てるのが幸せだから。
ヴァージンロードを父親と歩く姿をそっと見守りたい母親もいるのよ。」
サキと紘子とは別れる

ガロ(瑛太)らは辻(北村匠海)を船に乗せ、話を聞く。
辻は羽喰玄斗(千原ジュニア)の正式な子供ではなかったが可愛がってもらっていた。
玄斗の犯罪の写真を見せて貰う。
玄斗が「十」にこだわるのは、「十」は、地球などを表すあらゆるシンボルの記号だから。
そして辻のことを「十斗」と名付けた。
玄斗の最後の被害者の名前には「十」が入っていなかったことが不思議だった辻。
玄斗の事件で怪我をした元刑事・霜鳥信次(相島一之)を見かけた。
霜鳥が花壇を見つめていたことから、こっそり掘り返した辻は、父・玄斗を見つけた。
警察に通報したが、調べてもらえなかった。
だから玄斗を思い出してもらうため犯行を始めたのだった。
父がいなくなって毎日毎日半狂乱になり、「殺してくれ」と言い出す。
十斗の母・辻土岐子を殺したのは父ではなく僕だ。
この話を愛珠にもしたら、「殺してくれ」と頼んできたと言う。
だから殺した。
望み通りにして上げるはずだった。
僕がこの手で殺してあげるつもりだった。
なのに、なのに、その前にあんなヤツに。

「愛珠がカウンセリングをしているのを知ってるか?」
「ああ、知ってるよ、鳴子巽先生。
僕が紹介した。」
「どうして愛珠はカウンセリングをした?」
「変わりたかったんじゃない?
大事な人ができたから。」
「誰だ それ。」
「月岡さんだよ。
愛珠さん 言ってたよ。
私は病気だからみんなが当たり前に持ってるもの何一つ 手に入れられない。」
ガマンして諦めてイライラと怒りを抑えるのが耐えられない。
「きっと1人じゃ生きていけない不安と恐怖に
押しつぶされそうになったんだと思う。
僕が話せるのは これくらいだよ。
そろそろ降ろしてもらえるかな?
適当な所でいいから…。」
力が入らない辻
「何で…興味ないって言ったじゃない…。
「そうなんだけどね。
あなた、あの子を殺したでしょ。
明るくて良い子だったのに。
無差別連続殺人犯とか不愉快極まりない

辻は埠頭にくくりつけられ逮捕された辻。
父・弦斗の遺体を密告したのに警察が気づいてくれないと教授琉。
そこに牛田悟郎(小日向文世)からボールペンが入った封筒が送られてきた。

クルーズせんに戻ったガロら。
愛珠はあの日、死ぬためにバスに乗って、別の人に殺された。
愛珠は月岡桂の工房を訪ねた。
月岡は愛珠のことを綺麗で優しくて作業をするのを見守ってくれていたという。
自分は付き合いたいと思っていたが、会う度に不安定になっていた。
ある日は泣きながら
「自分もこんなふうにものを作る人間だったらよかった。」
「一緒に寄せ木細工を作りましょう」
と愛珠の手を取る。
「愛珠さん、よかったら僕とここで暮らしませんか」
「そうできたらいいなぁ」

「それから連絡が取れなくなって。
僕は嫌われたのかと思ってました。
まさか…あんなことに」
泣き出す月岡
「妹のこと、好きだったんですか。」
「はい」
「妹もあなたの事が好きだった」
「はい。そう信じてます。」
ガロの目に涙が浮かぶ
ガロが月岡の前に両手をつく
「ありがとう。
妹にも、幸せなときがあったんですね。
ありがとう
愛珠を好きになってくれて、ありがとう」
頭を下げるガロ
泣きじゃくる月岡
愛珠のからくり箱を開ける月岡
そこには一つの指輪が入っていた。
「ああ、それ、先生に貰ったと言っていました。」
指輪には山羊座のシンボルが刻まれていた。
カウンセラーが導いた事件だったのか
この指輪は整に送ろうと提案。

整とガロの再会
「指輪届いた?
愛珠が持っていた指輪だ。
整くん、君の協力が必要なんだ。
一緒に行こう」←どこ行くねん!




ええ!
整、出てきた思たら、終わってしもた~~~~~!!!
なんつーとこで終わるのんよ。
しかも時系列がバラバラでわかりにくいわ~。
続きは配信か映画なのか?
最近、こういうモヤモヤする最終回が多いなぁ。
続編決定なのか。
終わらない最終回なんて!!

前半の新幹線。
この話で整の過去が少しでもわかるのかと思っていたけど、養親に育てられたことしかわからんかったよ。
ツラ!
高畑淳子さんのお話は…。
実母は施設に入っているが、一応家を残しているってことは、父親が仁和に眠っているってことなのだろうか。
誰かに譲っては人骨が出てきたら困るし。
まさか実母と養母が結託して父を殺害してるとは思わんかったなぁ。
ほんで、ヴァージンロード。
新婦と誰か男の人が歩かなあかんのね。
西洋でも家と家の結婚で、女性が男性の家に入るってことなんすかね。

ガロとジュート。
辻、ちょろいなぁ。
出されたスープ、飲むかね。
カウンセラー鳴子巽に操られていたとしても、ジュートは極刑かな。
父親の遺体を見つけて欲しいからって、あんなに人殺ししちゃね。



ほんで、なぜか船越英一郎が風呂光のことを褒めていたけど。
なんかしたっけ?風呂光。
猫田さんが助かったのはガロのいとこの応急措置が良かったからじゃんね。
なんだか、最後に風呂光が成長したみたいになってたけど。
成長はしてない。
ただただストーリーの邪魔だった。
これは改悪だろうね。
風呂光と池本優人(尾上松也)の交互くらいで良かったんじゃね?

にしても終わらない最終回の次は続編かスペシャルか映画か。
まずは菅田将暉のスケジュールが押さえられるのかどうかだよね。
多分w

しかし、キャスティングは良かったよね。
最終回はアレだったけど。
ゲストのキャスティングも、心に残るシーンもたくさんありました。
そこは良かった。
良かったのにぃ。




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感想コチラ
「ミステリと言う勿れ」 第1話 ネタバレ 感想~エンケン退場。え?瑛太なの?
「ミステリと言う勿れ」 第2話 ネタバレ 感想~犯人はこの中にいるのに来週に続く!
「ミステリと言う勿れ」 第3話 ネタバレ 感想~ジュートって誰よ!
「ミステリと言う勿れ」 第4話 ネタバレ 感想~3にこだわる男
「ミステリと言う勿れ」 第5話 ネタバレ 感想~幽霊元刑事と暗号ライカ
「ミステリと言う勿れ」 第6話 ネタバレ 感想~炎の天使は正義か
「ミステリと言う勿れ」 第7話 ネタバレ 感想~虐待サバイバー
「ミステリと言う勿れ」 第8話 ネタバレ 感想~どこまでも怪しい蔵之介。スイスじゃなくて軽井沢!
「ミステリと言う勿れ」 第9話 ネタバレ 感想~とにかくストーカーが悪いんだ
「ミステリと言う勿れ」 第10話 ネタバレ 感想~整君の痛みも代わってあげられたらよかった
「ミステリと言う勿れ」 第11話 ネタバレ 感想~ジュニアから北村匠海は生まれないでしょ

CAST
久能整(菅田将暉)
風呂光聖子(伊藤沙莉)
池本優人(尾上松也)
ライカ(門脇 麦)
犬堂愛珠(白石麻衣)
天達春生(鈴木浩介)
青砥成昭(筒井道隆)
薮鑑造(遠藤憲一)

ゲスト
備前島操(船越英一郎/特別出演)
猫田十朱(松本若菜)
横田留美(夏子)
辻浩増/ 羽喰十斗(北村匠海)
犬堂我路(永山瑛太)
犬堂甲矢(久保田悠来)
犬堂乙矢(阿部亮平)

コメント

  1. kashweregreen より:

    なかなか評価の難しい(笑)作品というかラストになってしまいましたね。コミック未読派の方々はフジらしく続編ありきのラストだと感じたかもしれませんが、それにしてもあんなラストのドラマって観たことないですよね(笑)
    コミック既読派の方々が言うにはそもそも原作が未完でガロの妹の件も未解決らしく、ならばなぜゆえに時系列を逆にしてラストにもって来たのかですよね。このクール12話でしたが、時系列だとライカさんの話がラストなんですよね。
    まあフジがどうするのかわからないんですけれど、このラストは失敗例(笑)かなと思います。
    新幹線の話も地味な小咄程度だったこともありますよね。
    トータルとしてはこのクールいちばん良かった作品だと思いますけれど、ラストじたいがミステリー(笑)になりましたよね。

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

      あのラストはないですよね。
      時系列ではライカの話が最後ってことですよね(ドラマでは…)
      ならそうしたほうが良かったと思うんですけどね。
      しかし菅田将暉、俳優休業宣言とかって記事を見ましたが、そうなると続編なんてまだ先ですね。
      そのうち、菅田将暉も大学生の役は苦しくなったり…しませんかね。

      このクールはイマイチなドラマが多く(ワタシ比)、総合的にはこのドラマが面白かったことにはかわりないんですが。

      • kashweregreen より:

        返信ありがとうございます!
        わたくしもこのクールでいちばんの作品だとは思いますので、だからこそラストが?(笑)でした。昨年に撮了しているので原作者さんも了承されてのことでしょうから、まあフジですからね、続編は必ずやるとは思います!
        蛇足ですけれど、ドクターホワイトもちゃんと最終回合ったのに、その後日談というドラマやっていて驚きました(笑)

        • tarotaro tarotaro より:

          kashweregreenさん、コメントありがとうございます。

          ラスト、あんまり評判良くないですね。
          当然かw
          いつになるかわからない続編を待つしかないのかもしれませんが、原作が終わらなければ、ドラマも無地か思想ですよね。

          ドクターホワイトの特別編と言う名の総集編。
          ほぼ美波ちゃんのPVでしたねw

  2. sky より:

    原作既読の私もちょっとびっくりのラストでした。。。
    原作が終わっていないのでどんな最終回なのかなと楽しみに思っておりましたが、こんな終わり方とは。。。
    不完全燃焼で思わず原作最初から読み返してしまいました。
    フジテレビは続編やりたいと思っているのかもしれませんが、そもそも原作も終わっていないので、原作が終わってから続編検討するのでしょうかねえ~

    次の月9は原作ちゃんと終わっているぽいので、ちょっと安心してみること出来そうです(ですよね?きっと)

    • tarotaro tarotaro より:

      skyさん、コメントありがとうございます。

      原作が終わっていないのに映像化するって、難しいですよね。
      このラストが何を意味するのか。
      まだ終わっていないなら、それはそれでもっと違うラストがあったと思うし。
      最後だけ付け足しみたいに時系列を入れ替えるし。
      15分延長した意味があったのかなと思いました。

      一話完結ものの未完の原作ならともかく、そうでは無い場合。
      上手く処理できないなら手を出さなければ良いのにと思います。
      続編のメドもたってないみたいですし。
      来季はスッキリラストを見たいですね!

  3. なお より:

    こんばんは
    うちの録画が途中で切れたと思っていたのですが…ブツっと終わった感じですか?他のサイトで見逃し配信見ても同じだったと書いてあったので
    見逃し配信みようか悩んでいます。
    ガロくんと再開場面で終わりましたか?

    • tarotaro tarotaro より:

      なおさん、コメントありがとうございます。

      ええ、ガロ君と再会場面でおわりました。
      時系列敵には、ライカとの前野エピソードになると思います。
      なんでこんなことにしたんですかねw