「ミステリと言う勿れ」 第1話 ネタバレ 感想~エンケン退場。え?瑛太なの?

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「変わり者の大学生が殺人容疑!真実は一つじゃない、人の数だけある!新感覚ミステリー開幕」

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『ミステリと言う勿れ』田村由美

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被害者・寒河江健(藤枝喜輝)を殺害した果物ナイフから久能整(菅田将暉)の指紋が検出された。
それでも犯行を否定し、第三者がナイフを自宅から盗んで犯行に使用したと主張する整。
整んちの家宅捜索の結果、久能のノートパソコンから寒河江へ金を借りるための借用書のデータが発見された。
整は沈黙しその日は警察署にとどまる事となった。
薮鑑造(遠藤憲一)は整を堕とす気満々。
整の助言から池本優人(尾上松也)と風呂光聖子(伊藤沙莉)はどうしても整が人を殺したように見えないと話していた。
整は誰かに罪を着せられているので抵抗するから協力して欲しいと池本と風呂光にお願いする。
引き受けた二人。
風呂光は鍵を落としたことはないかと聴く。
その時に合鍵を作られたのではないかと。
確かに1年前に自宅の鍵を紛失した。
鍵は交番へ届けられすぐ返却された。
整は風呂光に調査をしてもらう。
整の取り調べに藪と青砥成昭(筒井道隆)がやってきた。



整は高校時代、寒河江が運転免許証を取得し、父親から買い与えられた高級車を自慢していたと話す。
しかし夏休み明け成績低下を理由に取り上げられたことを思い出す。
その夏に寒河江が事故を起こし、権力を持つ父親によって事件が隠蔽された。
「寒河江は人をひいた。
寒河江が惹いたのは藪警部補の奥さんと息子さんだったんですね。」
整は事情聴取を受けた当初から藪の発言を変だと思っていた。
目撃者とも面識があったようだし、整の部屋に押し入れがあり、そこにノートパソコンがあることも知っていたようだった。
「僕の部屋に入ったことがあるからなんですね。」
鍵の届け主は藪警部補であった。
合鍵を作り、整の部屋に侵入し、寒河江を殺した。
「ご家族の復讐の為に。
寒河江は認めましたか
ひき逃げを」
「言うな。」青砥が藪を止める。
「あいつはなんと言ったんですか」
「否定したよ。
寒河江は罪を認めなかった
それだけじゃない
あいつは。」
寒河江は藪に言いがかりをつけられたと思い、藪を金目当てだと言い放った。
藪はナイフで寒河江を刺す
「認めて謝れば生かしておくつもりだった。」
「ナイフまで用意しておいて・・」
「お前の鍵を拾わなきゃそんなことを考えなかった」
「僕のせいですか?」
寒河江を見張っていた時、整が寒河江と会釈した。
その時に、鍵を落とした。
どう使うかは考えていなかったが、合鍵を作った。←計画的すぎる
整の部屋に侵入、ノートパソコンに証拠いれ、目撃者を用意した。



「妻と息子も喜んでくれるだろう」
「楽しかったですか
復讐は楽しかったですか」
生前の藪は家族を顧みなかった。
事故の時も代わりは何とでもなるのに死に目に会うのが現実を見るのが怖くて行けなかった。
だけど復讐のためなら時間を作れた。
膨大な時間。しかもそれは仕事とは別だった
仕事と復讐はやりがいがあることだった。
ベクトルは同じだから。
生きてるときに家族に関わることはやりがいを見いだせなかった。
「薮さん 生涯で お子さんの名前を何回 呼びましたか?」
本当に妻子の為だったのか。
自分が藪の子供なら
あんなに忙しいって言っていたのに楽しそうだな。
刑事の仕事を優先し家族を犠牲にしていたのに、お父さんが忙しいと言っていたのは妻子に会いたくなかったからなんだな。
妻子が死んだらもう忙しくなくなった。
怒りをあらわにした藪は整につかみかかる。




結婚したこともない。妻子もいない。仕事もしていない親のすねかじりに何がわかるのだ。
「僕は子供を持ったことはないですが子供だったことはあります。
親になると忘れてしまうのかもしれませんが、僕は今子供の立場で 物を言ってます。」

さらに整はひき逃げ犯は寒河江ではないのではないかと言い出す。
寒河江は車を先輩たちに乗り回されていたとぼやいていた。
寒河江宅から発見されたメモは寒河江が金を貸していたわけではなく、金を脅し取られていたのではないか。
風呂光が駆け込んできた。
整が言ったように寒河江と繋がっていた先輩達を聴取したところ寒河江の車で妻子をひき逃亡したと自供したと言う。
その人物は、寒河江が殺されたことで自首を考えていたと言う。

事件から池本は整に助言を求めるようになっていた。
んでもって・・・・美術館に行くため久能整(菅田将暉)が乗った路線バスがジャックされた。
次の事件!バスジャック勃発!



主人公はセリフは多いけどロケはなくて良いねw
「真実はひとつじゃない!」
ってコナンを全否定したけど、当たり前のことを言っているだけで事件解決とはあっぱれです。
途中から2時間ドラマならエンケンが犯人だなぁって思っていたら、ホントにエンケンが犯人だった。
しかも全然可哀想じゃない犯人。
整が言ったように寒河江を犯人と決めつけたのも、仕事であればちゃんと裏付けを取っただろうに「復讐」だから思い込みで行動した。
それで満足だった。
しかし・・・なまじ刑事だから罪を一般陣にかぶせる知恵があった。
殺人を犯し、冤罪を作り出してもなお、「後悔はしていない」と言うようなヤツが刑事をやってたの怖いわ。
妻が買ってきたネクタイとネクタイピン。
腹巻きとレッグウォーマー。
「お前たちのために仕事を頑張っている」
と自分勝手なことを言っていたんだろうなと想像できる。
子供の名前を呼んだ回数も、学校行事に行ったことすらなかったんだろう。
ここで大事なのは・・・「刑事」の代わりはいくらでもいるっちゅーことだ。
「俺が辞めたら会社が大変。
まわらなくなる」
なんて思い上がりなのだ。
んで主人公は親との関係はあまりよくないのかもしれないなぁ。



事件は上手くまとまっていて、役者さんたちも良かった。
ま、尾上松也は顔がうるさいけど。
ま、伊藤沙莉ちゃんは新人刑事にしては肝が据わっているように見えるけどw

クラシックがBGMなのはミステリーにはありがち。
だからそれは狙いなのは心得てますが、BGMの音がでかく、菅田将暉の声が小さい。
せっかくの長セリフもかき消されてめっちゃ集中しないと聞こえない。
そこが勿体ないなぁ。

んで・・・瑛太ね!
瑛太に気づかなかったよ。
バスジャック、瑛太がなんの関わりもないってことある??

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CAST
久能整(菅田将暉)
風呂光聖子(伊藤沙莉)
池本優人(尾上松也)
ライカ(門脇 麦)
犬堂愛珠(白石麻衣)
天達春生(鈴木浩介)
青砥成昭(筒井道隆)
薮鑑造(遠藤憲一)

コメント

  1. kashweregreen より:

    こんにちは!
    お正月以来なかなかドラマを観ることがなかったので、意外に楽しく視聴しました。
    人気のコミックのドラマ化ですけれど、主人公がたんなる大学生なのか、何かしらの伏線なのか、わからなかったですけれど、単純な1話完結ではないのは新鮮ですね。
    謎解き云々というよりも、結局、主人公は何者なのか、という感じなんでしょうか。
    刑事が復讐のために他者に罪をなすりつけるなんて、論外ですけれど、ストーリー上、必要なプロットなんでしょうね。
    伊藤さんは好演です!
    確かにラストあたりの瑛大はぜんぜんわからなかった(笑)です!
    一応、次回も楽しみにしてます!

    • tarotaro tarotaro より:

      kashweregreenさん、コメントありがとうございます

      初回は面白かったですよね。
      BGMの音が主人公のセリフをかき消すこと以外はw
      尾上松也は良い具合にうざくて、伊藤さんはちょっと新人には見えないけど、筒井さんが好きなので刑事課もなかなかのキャスト。
      まさかエンケンがOUTするとは思いませんでした。
      あの刑事、ちょっとひどすぎた(苦笑)
      瑛太に関しては・・・「どこかで見たことあるな」って思いました。
      すぐに瑛太と気づかなかったです。
      役者って凄いですね