「この世界の片隅に」第8話 ネタバレ感想~玉音放送。戦争が終わった。

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「最終章前編!戦争が終わる…さよなら親友」

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1945年(昭和20年)8月15日正午。
ラジオから流れる玉音放送。
戦争は終わった。
納得できないと怒るすず(松本穂香)

ケイコ(尾野真千子)は晴美の遺骨を抱きしめ泣き崩れる。
「晴美、もっとはよう終わっとりゃ・・・」
息子は山口に疎開していて無事だった。
すずは広島の家族を案じる。
ある日、妹の名前でハガキが届くが、台風の雨のせいで何が書いてあるかわからなかった。
それでも無事だと一縷の望みを持つすず。



被爆して顔もわからない男性が行き倒れたり、原爆投下直後に看護師だったハル(竹内 都子)は、「眩しい」と言って日傘をさしていたり・・・。
9月になり、被爆して行き倒れた男性が、刈谷タキ(木野花)の長男だとわかる。
幸子(伊藤さいり)と祝言を挙げる予定だった成瀬は、幸子に嫁に来て貰うのはやめて、自分がこの家に婿に入ると言う。

リンの安否は自分で確かめるように周作に言われたすず。
リンもまた亡くなっていた。



玉音放送って何を言ってるのか分からない。
母の兄は当時小学生で、正座してラジオの玉音放送を聞いたが全く意味がわからず、大人が「戦争は終わった」と言っていたので、「ああ、そうか。」と思ったらしい。

「最後の1人になっても戦うんだ。」
と教育されていたら、すずのように怒った人も多いだろう。

怒ったっていうか。。。
悔しいのかな。
兄を失い、晴美を失い、右手を失い、家族とは連絡が取れず・・・。
たくさんの人や物を失って終戦。
何のために戦っていたのか。
どうせ負けて終わるならもっと早くに決着をつけられなかったのか。
急に「戦争は終わった」と言われて、受け入れられない人も多かったよね。多分。



刈谷家の長男。
あと一歩で自宅だったのに・・・。
声を出せていたら母だって気づいた。
いや、もっと近くで見ていたら気づいたはず。
無念だっただろう。
お母さんも息子も。
成瀬・・・・エエヤツ。
本当に良い人。
幸子と離れなくて良いように配慮してくれた。
幸子は幸せになって欲しい。

リンも亡くなって・・・。
すずの家族もわからない。
ハルさんはメンタルがやられたのか、それとも被爆したのか・・・・。
「眩しい」と言うのは被爆者に多いと・・・。
せめてしのちゃん(土村芳)の旦那さんだけは無事に帰ってきて欲しいよ。



径子さん、息子が生きていて良かった。
生きていればまた会える。
先週も書いたけれど、オノマチはすげーな。
本当は戦争を知っているんじゃないかと思うくらい。
本当は娘がいるんじゃないかとか。
役者として別格だな。

すずは・・・。
すずが泣けば周作もないて
「腹減ったわ」
なんて笑って。
不謹慎だけど、泣いて落ち込んでも松坂桃李が抱き締めて慰めてくれるんだもんなぁ。
ええなぁ(爆)
そして桃李の白い制服がめっちゃ似合っているよ!←いつもキレイにクリーニングされているような気がするのは気のせい?

先週より気が楽になった終戦。
だけど、当時の人は楽になったとか・・・ないよね。
ワタシは久石譲の音楽で穏やかな気持ちになっているだけなのか。

現代パートは必要性をあまり感じない。
「会いに行く」
って言うのは、ご存命中なのか、お墓なのか・・・。
ま、でも・・・・。
そろそろクライマックスだし、現代パートの必要性を感じられるかもしれない・・・。
そうあって欲しい。

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キャスト
北條(浦野)すず…松本穂香(幼少期…新井美羽)
北條周作……………松坂桃李(幼少期…浅川大治)

水原哲………………村上虹郎
刈谷幸子……………伊藤沙莉
堂本志野……………土村 芳
浦野十郎……………ドロンズ石本
浦野すみ……………久保田紗友
黒村晴美……………稲垣来泉
白木リン……………二階堂ふみ

近江佳代 <現代篇>…榮倉奈々
江口浩輔 <現代篇>…古舘佑太郎

黒村径子……尾野真千子
刈谷タキ……木野 花
堂本安次郎…塩見三省
北條円太郎…田口トモロヲ
浦野キセノ…仙道敦子
北條サン……伊藤 蘭
森田イト……宮本信子

コメント

  1. 奈月 より:

    はじめまして。
    この世界の片隅にの感想ブログを検索していてこちらに辿り着きました。
    ハルさん、やはり被爆していましたよね。
    最終回では髪の毛が抜け落ちていたのか、帽子をかぶってましたし。
    なかなかハルさんに言及した感想が見つからなくてモヤモヤしていたのですが、同じところに着目していた方が見つかって嬉しいです。

    尾野真千子さん、カーネーションの時もすごい女優さんだと思ってましたけど、ほんとに今回は別格でしたね!

    通りすがりにお邪魔いたしました。