Destiny 最終話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～想定通りのハッピーエンド

あらすじはコチラ→☆

奏（石原さとみ）が知っていることは全て教えて欲しいと浩一郎の病室へ行った。
20年前、東忠男（伊武雅刀）から連絡をもら貰った。
弁護士・野木浩一郎（仲村トオル）は独立したてのヤメ検。
忠男から冤罪を主張され、東正太郎（馬場徹）を無罪に導いた。
裁判後、忠男から
「もくろみ通りのそれ以上の働きをしてくれた。
今後ともよろしくな」
つまり最初から全てをあの男が仕組んでいたんだ。
ねつ造したメールを検察に掴ませ、それを浩一郎に追求させ息子の無罪を勝ち取った。
「そこまでして息子を」
「息子というより、自分の地位を」
息子の起訴で自分に追求の手が及ばないようにした。
おそらく山神重工業から忠男も多額の金をもらっていた。
「踊らされていたんだよ
元総理に」
それから浩一郎は忙しくなり、弁護士としての名をあげていった。
そんな時及川カオリ（田中みな実）がやってきた。
「二人が付き合っても良いのですか？」
「終わった事件だ」
調べれば調べるほどおかしいと主張した。
その後、亡くなった。
そして真樹（亀梨和也）も会いに来た。

最近になって、東陣営の秘書・秋葉が接触してきた。
口封じにかかっているとすぐにわかった。
そして放火。
気がつくとこの部屋にいた。
そして毎日のようにあの花が贈られてきた。
だが幸か不幸か私は生き延びた。
「西村検事、君は青い。
青くてまっすぐだ。
だが、僕は協力する。
やるとなれば今だ。
秋葉の先にはあの男がいる。」
浩一郎は弁護士人生をかけて証言してくれる。

大畑節子（高畑淳子)から加地卓也（曽田陵介)が秋葉と繋がっていたと聞かされた。
逐一奏の行動を秋葉に報告していたのだ。
小遣い程度でそんなことをして、懲戒免職になる加地

真樹に会いに行く奏
「あいつのこと信じるんだ」
「野木先生言ってた
”真樹はとんでもないバカだ。
だがあいつの生き方が羨ましいと思う時もある。
アイツを死なせたくない。
生きていて欲しい。
どれだけアイツに憎まれても、真樹は僕の大切な息子だ。”
だから生きて欲しい」
手術を受け入れる真樹。
「奏感謝してる。
だから検事さん。頑張って。
もう少しなら最後まで」

加地が荷物を取りに来た。
「秋葉とは携帯電話で連絡を取り合っていたのよね。」
「はい。ガラケーを渡されて」

秋葉の自宅からの押収品からガラケーを見つける。
本体データは消されていたが、なんとまぁ、使ってないけど料金は払ってる状態。
「大切な携帯だったですかね？」と刑事A←バカか？とっとと調べろや。

秋葉の取り調べが始まる
火事の日のアリバイを確かめる。
秋葉完全否認
「では質問を変えます。
この携帯電話に見覚えはありませんか？」
使ってもいない携帯電話の支払いを何故していたのか？
「さぁ？」
文書保管サービスを利用したかった。
20年前の環境エネルギー汚職事件の時の証拠メールと同じ文書が保管されていた。。
あの事件のあと、バイトだった秋葉は正式に東の秘書となった。
「あなたはメールをねつ造した
あなたに野木邸の放火を指示したのも東ではないですか
野木弁護士に環境汚職事件の真相を暴露されないように口封じをした」
「僕がそうだと言えばあなたは納得しますか？
お父さんの恨み晴らせますもんね。」
「恨みを晴らすためではありません
私は検事として真実を明らかにしたいだけです
それが私の仕事ですから」
大笑いする秋葉
「何がおかしいんですか？」
「いや。
あなたを笑っているんじゃありません。
自分が･･･おかしくて。
なんかの時に先生を脅せる唯一の武器だと思って。
殺されないようにって後生大事に持っていたお守りが、自分の首を絞めるなんてね。
こんなことなら消しておけば良かったよ」

取り調べは真樹の手術と同じ時刻だった。
すぐに病院に駆けつける奏。
真樹の手術は成功した
「貴志（安藤政信）本当にありがとう。
ありがとうございました。」
「僕は医師だから、医師としての職務を全うしただけだよ。
お大事に」
真樹が目を覚ますと奏がいた。

秋葉は起訴、東も逮捕。
高畑淳子が会見。
こんな会の一連の事件は20年前の環境汚職事件が発端になっていた。
佐々木蔵之介の名誉もサクッと会見でフォロー。

退院した真樹、トモ、祐希とカオリの墓参りに行くはずだったが、一足先に真樹のみが墓参り。
4人は大学に侵入。←侵入？
出会った頃のことを話す。
カオリ、終始、ヤバい女。

帰り道
「真樹、どこへ帰るの？」
「オヤジが帰ってこいっていうんだよ。
別荘に」
「それがいい。
真樹、生きてね。
さよなら」
「わかった。
奏、ありがとう。
生きようと思わせてくれて」
「じゃ」
立ち去る奏。
振り返ってはいけない。
だって私と真樹は出会ってはいけない運命。
しかし振り返る奏。
微笑み会う二人。
「真樹」
多分･･･かけだし、ハッピーエンド？

どこからツッコんだらエエんですか？
まず、20年前の事件。
佐々木蔵之介や杉本哲太はあの証拠のねつ造メールのことを不審がっていたのに、むりやり起訴に持ち込ませたのは上の命令。
てっきり、上層部が買収されていると思っていたのに。
検察が腐ってて、全部佐々木蔵之介に押しつけたってことよね？
ま、裏取りしてなかったんも詰めが甘いんやけど。

で･･･東正太郎（馬場徹）と東忠男（伊武雅刀）の親子。
確かに最初に出てきてたけどさ。
ここにきてちょっとピックアップ。
そのまま犯人。
なんの捻りもない。
「秘書のやったこと」
で済ませられるんじゃ。
ホントに殺人教唆で罪を問えるんですかね？
元総理でっせ？
「殺人教唆なんてとんでもない。
秘書がくみ取りすぎただけ」
とでも言えばなんとでもなる。
ってか･･･野木浩一郎より凄腕弁護士がいそうよ？
マジで。
最終回前にそんなキャラ入れてきて･･･。

秘書のキャラはなんですかね。
殺されないために保管していたって無理があるんじゃないですかね？
そりゃ、残しておきたいでしょうけど、残すにはいろんな方法があるわけで。
そこまでして残しておきたいなら、金銭を支払うより、もっと賢い方法があったような気がしますな。
あのガラケーが押収されているのに、余裕かましてた秋葉もどうよ？
元総理の事件なんてオオゴトなのに･･･数分で解決したイメージ。

そしてまた最終回で、田中みな実の事故シーンを見せられる。
これ、なんのキャンペーン？
田中みな実が死んだのは、メンタルの問題よ。
石原さとみと亀梨和也の父親同士に因縁があったとしても、その二人が付き合うのは別に良いやん。
「調べたら調べるほどおかしい」
だけど、弁護士や検事にもなれない田中みな実が調べたところで、なんも出てこないよ？
そして大学時代、田中みな実との出会い方が怖い。
可愛い女子しかやったらあかん出会い方。
あの時、みんな友達になるのを断っていれば･･･。

安藤政信がただのお人好しの有能な医者だった。
そんなバカな（爆）
てかさ、亀梨和也って末期癌じゃなかったの？
転移もしてたよね。
外国で癌と診断されていたのよね。
そして30過ぎくらいの役でしょ？
よく助かったな･･･。
治療、後回しにしてたのになぁ･･･。

仲村トオルもペラペラ喋っちゃって。
仲村トオルと亀梨和也親子は･･･死にかけて性格が変わったんかね？

で、ラストな。
20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリー
壮大な文言がHPに･･･。
回想多めなくせに（爆）←アカンのか？

最後、元サヤになるのは良いよ。
もう中盤から安藤政信が当て馬だとわかっていたよ。←当て馬にしては有能すぎたし、性格良すぎた。
だからさ、最後二人がくっつけば良いよ。
だけどさ、最後まで「出会ってはいけない運命」って何言ってんのよ、奏。
そんなことより、真樹のどこが良いんだよ？
医者よりプー太郎を選ぶ奏が信じられないよ。
どこに惚れたの？
やたら人の罪ばかりぶっかぶるアホなのに。
でもしょうが無い。
別れて終わるより、マシ。
しかしミステリー部分が、ボロボロ。
ズタズタ。
20年のミステリーも高畑淳子さんの会見一つで終わるだなんてね。
全9話で、あんだけ回想してたら、大学生時代も本人達が演じるしかないのかもしれないけど。
やっぱり本人たちが大学生を演じるには無理があったしね。
そして･･･初回と最終回を見たら、多分、このドラマの9割がわかるんじゃね？

　　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

「Destiny」 第1話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～大学生時代は役者を変えても良かった
Destiny 第2話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～石原さとみの指がムチムチで好感ｗ
Destiny 第3話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～今年2回目の当て馬・安藤政信
Destiny 第4話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～話は遅々として進まない
Destiny 第5話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～今度は放火犯の亀梨和也
Destiny 第6話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～キムタク先輩と同じ逃亡者に？
Destiny 第7話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～亀梨が真実を話せば良いだけ
Destiny 第8話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～犯人は議員秘書。事件は繋がったけどさ･･･

主題歌 – 椎名林檎「人間として」

キャスト
西村奏（石原さとみ)
野木真樹（亀梨和也)
梅田知美（宮澤エマ)
梅田祐希（矢本悠馬)
及川カオリ（田中みな実)
大畑節子（高畑淳子)
加地卓也（曽田陵介)
渡辺（板尾創路）
奥田貴志（安藤政信)
東正太郎（馬場徹）
東忠男（伊武雅刀）
辻英介（佐々木蔵之介)
野木浩一郎（仲村トオル)