虎に翼 第47話 ネタバレ 感想~守る者ができるとスンってなる

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第10週「女の知恵は鼻の先?」


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寅子が民法の改正案を読んでいると久藤から声をかけられる。
「さっきからこの喜びを分かち合いたかった人の顔が次々と浮かんできて・・・」
家制度、戸主、家督相続の廃止
全ての国民はこういうことを望んでいたのかもしれない。
「君、思ったより謙虚なんだね
新民法に対する不満はゼロ?」
「いや・・・」
<もうヘマはできない>
弁護士を辞めるときのことを回想する寅子
「物事は一変に変わらなくても少しずつでも前進していくのが大切かと・・・」
「例えば苗字の問題」
GHQからは、夫の苗字が優先になっている時点で生ぬるいと付き合えされた。
でもGHQの提案をのむと、夫に先立たれた妻は夫の氏を名乗ることが出来なくなってしまう
君のように
夫の家族ともう家族ではないからバイバイ。
そうできない人だっているだろう」
そう言ったご婦人の意思を無視することもできない。
「民放の試行も憲法の施行にあわせたかったんだけどね。」
アルバート・ホーナー(ブレイク・クロフォード)がランチの誘いにやってきた。
「こちらアメリカに視察に言った時からの知り合い。
共に民法改正に取り組んでいる
さっきの文句はすべてこちらから
また、ディスカッションしよう。
謙虚さナシのやつでね!」
よそ行きの笑顔で挨拶する寅子

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夕食
「謙虚って悪い言葉じゃないでしょう?」
「もっと自分の意見を言わなければ・・・」
アルバートも良い人だったし・・・という寅子に、クスクス笑うこどもたち。
「だって、トラちゃんが謙虚なんて、思ったことないもん」
大笑いの食卓。
花江は笑っていない。

炊事場
「花江、どうしたの?」
「私はとてもじゃないけど笑えないわ。
直道さんの仇の国の人とトラちゃんが仕事して、仲良くして。」
「それは・・・」
「ごめんなさい。
今のは忘れて
トラちゃんは家族のために頑張ろうとしているのにごめんなさい。
仕方ないわよね
負けたのは日本なんだから。
ダメね私ったら
子供達だって受け入れているのに
ずっと私だけ同じ所に」
泣き出す花江の背中をさする寅子
「無理に笑うことないから。
お給料貰ったら何か贅沢なもの食べに行きましょうか?
何が食べたい?」
「手羽先」
怒濤のように変わっていく世の中についていくのに誰しもが必死だった。

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俯いて出勤している寅子は桂場にぶつかる。
「この度採用して頂いてありがとうございました。」
「採用を決めたのは久藤だ。俺は反対した」
「それでも、採用して良かったと思われるように
少しでも皆さんのお役に立てるように頑張ります」
への字口の桂場
「君もそういう薄っぺらなことを言うのだな
わざわざ俺にそんなことを言って何になる
どう思われたいのは行動で示せばいいだろ」
「なるほど・・・。」
「桂場君」
「神保教授」
「しばらくだね。
こちらの素敵なお嬢さんは?」
「佐田寅子です。」
「佐田さんは女性初の弁護士です。
こちら神保衛彦(木場勝己)教授。」
桂場の恩師で東大教授。
「恩師だなんて心にもないことを」
民法調査室で改正審議局で委員も務めている神保教授
寅子を女性初の弁護士と紹介する桂場
神保はご婦人がいると華やぐだと寅子に笑う。
部屋に入ると、全員が起立して神保を迎える。
「朝早くからどうしたんですか?」
久藤がいうと
「どうって君。あんなものを送っておいて。
民法の改正案だよ
君たちは我が国の改正案をこの国を破滅させる気かな?」
互いに笑顔の神保と久藤の視線がぶつかる
「この前の議論が全く反映されていないじゃないか」
「前回の審議はHQおの折衷案だったはずですが・・・」
「家督制度がなくなれば敗戦で満身創痍の日本にとどめを刺すことになる
家制度戸主が大事。
君もそう思うだろ?」
寅子に話をふる神保
”私にふる~~~~?”
桂場もライアンも寅子を見る
「ええ・・っとですね」

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やっぱりライアンに試されていたんだね。
寅子、スンって顔が多くなった。
守る者ができると、無鉄砲に発言できない。
後先をよ~~~~く考えてしまう。
よそ行きの笑顔ばかりだ。
当たり障りのない寅子に魅力がない。

桂場はガンガンこない寅子をどう思うのか・・・。
ライアン以上に、寅子がカンフル剤になると思っていたんじゃないかねぇ。
期待に添えとは言わないが、寅子の覚醒を心待ちにする一週間となりそう。

発芽玄米だってライアンとサディの会話を聞いていた。
股間を蹴り上げられた発芽玄米は、今の寅子を見てどう思うのか。
股間・・・蹴り上げたのは寅子がじゃないが。
予告では寅子を煽っていたが、あれはイヤミではなく、発芽玄米の心からの思いだったんじゃないかね。

それでも寅子・・・辛いよね。
いろんな板挟み。
でかい組織で働くってこういうことだよなぁ。
と思ったり。
そして花江ちゃんは・・・。
まだまだ泣きたいよね。
アメリカは仇の国の人だもん。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
星航一(岡田将生)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)
神保衛彦(木場勝己)

語り – 尾野真千子

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