「コントが始まる」 第4話 ネタバレ 感想 ~母を許す時間は短くて

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「捨て猫」

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瞬太(神木隆之介)はもう長くない母(西田尚美)に会いたくない。
最後だからと病院に行くように勧めた春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)とも喧嘩をしてしまう。
家を飛び出した瞬太は、つむぎ(古川琴音)にSOS。
つむぎは
「一緒に病院 行ってあげようか。」
と言う。
行かない。誰も自分の気持ちわかってくれないと瞬太。
「顔も見たくないほどお母さんのこと恨んでるんだったら、文句のひとつでも言ってやりゃいいじゃん。
私だったらそうするな。
だって逆襲する最後のチャンスなんだもんね。」
と。
瞬太はタクシーで病院に向かう。



もうすでに意識がもうろうとしている母。
いつも否定ばかりしていた母に文句を言う。
自分の気持ちを無視して、再婚してもすぐ別れて。
そして早すぎる死。
「あんたを許す時間もう少し 俺にくれよ。」
「ごめんね。」
「死ぬなんて認めねえかんな。
俺を置いてくなんて認めねえかんな。
断じて 認めてねえかんな!
ふざけんなよ。
時間なかったからさ。母さんの嫌いな金髪で来ちゃった。
母さん。ごめんね。」

葬式では黒髪になった瞬太。
でもネタ合わせにファミレスへ。
母には珈琲で献杯。



一般的には母に会ったほうが・・・と思っても、家族はそれぞれだし。
母子だから仲良くしないといけないわけではない。
だけどつむぎ(古川琴音)が背中を押してあげたのは良かったなぁ。
「文句のひとつでも言ってやりなよ。」
そうだよね。
文句でも良いのよ。
結局、瞬太は「ごめんね」と言った。
親を許せるのか許せないか。
今生の別れになるなら、それを確かめればいい。
今生の別れだから許せると思えるかもしれないし、今生の別れだけど許せないと思っても悪いことではない。
・・・瞬太は許したんだなぁ。
だって背後霊に「さみしがり屋だったから」なんてあんな優しい笑顔で言っちゃうくらいなんだから。
まぁ、ドラマだから綺麗にまとまったけど・・・実際には苦しいなら許さなくても良いんだから。
確かに否定ばかりする親はイヤかもしれないが、反抗期の瞬太からみた母しか描いていないからね。
もしかしたら、自分に非があると思えることもあったのかも。
それにしても神木きゅんの泣きの演技は完璧よねぇ。



で、解散問題。
引っ越しの様子が予告映像にあったので解散決定かな。
鈴木浩介先生は「もっと頑張れ!」なんてことは言ってくれなかったね。
先生の言うことはごもっとも。
芸人を続けるのも一般人になるのも・・・どっちもしんどいよ。
28歳だもんね。

つむぎは・・・人の心を癒やす。
自分のことも大事にしていると思うんだよねぇ。
人が弱っているときに多くは語らず。
とくに慰めることもしない。
でも困っている人の心がなぜか解きほぐされる。
きっとつむぎが辛いときいは誰かが助けてくれるんじゃないかなぁ。
情けは人のためならず
きっとつむぎにも情けは帰ってくるぞよ。



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主題歌:「愛を知るまでは」あいみょん

出演
高岩春斗(菅田将暉)
朝吹瞬太(神木隆之介)
美濃輪潤平(仲野太賀)
中浜里穂子(有村架純)
中浜つむぎ(古川琴音)
恩田光代(明日海りお)
坂斉凜奈(米倉れいあ)
下條良枝(松田ゆう姫)
村主うらら(小野莉奈)
真壁権助(鈴木浩介)
安藤友郎(伊武雅刀)
小林勇馬(浅香航大)
高岩俊春(毎熊克哉)
安藤友郎(伊武雅刀)
岸倉奈津美(芳根京子)
楠木実籾(中村倫也)

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