『結婚の挨拶』
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潤平(仲野大賀)は、高校時代、奈津美(芳根京子)を好きなり、奈津美の元彼・小林勇馬(浅香航大)と距離をとっていた。
春斗(菅田将暉)は勇馬と仲が良かったのにその仲を引き裂いたのは自分ではないか。
奈津美と付き合えることになったのも春斗のおかげだった。
破局寸前だった、奈津美との仲を結婚まで取り持ってくれたのも春斗だったのに、勇馬の仕事を断ったのを責めてしまった・・・。
後日・・・瞬太の店で勇馬とマクベス3人が飲む。
わだかまりはない。
高校時代から止まっていた2人の時間が動きだしたことに心の底から安堵した潤平
春斗はひきこもりだった兄と会う。
最後のライブに兄は来られない。
「兄ちゃん、もしかしてさ。
俺がマクベス解散して完全な無職になるから、それで就職、急いだんじゃないの?
親父たちを心配させないためにまた無理してんじゃないかなってちょっと心配はしてたんだ。」
「そんな理由で就職できるほど社会は甘くないよ。」
兄ちゃんでも再就職は厳しいんだなと驚く春斗。
マルチにハマってさ友人を全員失った兄。
仕事もクビになり実家で引きこもってる時に最初に連絡くれた友達の父親の会社が就職先。
その友達が垂らしてくれた糸を一生懸命、上ることしか今は考えてない。
少なくとも社会復帰することを喜んでくれている。
「たったそれだけのことを働く理由にできるもんなの?」
「俺みたいに、昔っからちやほやされて来た人間が自分を満足させようとするのは難しいんだよ。
こんな仕事じゃ、カッコ悪いとか
こんな金じゃ、満足できないとか
一歩も動けなくなる。
周りの大切な人を満足させてみようって切り替えた。
もしかしたら周りを満足させる生き方ができた時に、初めて本当の意味で自分を満足させられるような気がしてるんだよ。
人生、休むのも、あながち悪いことばっかじゃないぞ。」
春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待される。
二人は真壁の息子・太一から「夢って追いかけない方がいいの?」と質問され、「俺たち失敗なんかしてないよ」「時間切れ」と答える。
ずっと続けられる人は勝ち続けてる人。
そんな化け物にはなれない。
「試合に負けたってことが失敗したってことじゃないと思う。」
春斗と瞬太は思い出話を繰り広げる。
「冒険できてよかったよ。
マクベス号は何の、お宝も発見できず志半ばで沈没しちゃうけどさ…。
お前らと冒険できてよかったよ。
一生の思い出ができたわ。」
潤平は奈津美の実家に挨拶に行く。
「芸人をやめたら実家の酒屋を継ごうと思っております。」
父は厳しい。
一人前の仕事もできないと思われながら結婚したくないと思っている。
ちゃんと酒屋の跡継ぎとして認めてもらった上でまた挨拶にきたと伝える潤平。
奈津美の父・でんでんは寂しくて潤平の持って来た酒を飲む。
帰り際でんでんの車のナンバーが「723」だったことに気づく。
原付のナンバーも「723」
潤平は嬉しくなって写真を撮る。
帰りの車で奈津美が解散ライブは見に行くと言う。
最後のネタ合わせのファミレス。
最後のお会計で中浜(有村架純)にひと言ずつお礼。
「ここに通い始めてから1年ちょっと。
いつもあの特等席を用意してくれて
本当に感謝してます。
ありがとうございました。」
と潤平
「ここで過ごす時間がすごく大好きで…。
中浜さんの入れてくれたコーヒーも大好きで。
この1年に限っては、もう中浜さんも、6人目のマクベスなんじゃないか…。
(割愛w)
本当に、ありがとうございました。」
瞬太
「毎週、ありがとうございました。
お世話になりました。
中浜さんが入れてくれたコーヒーがネタ作りの活力になっていたことは間違いありません。
解散ライブ…、応援して来てよかったなと思っていただけるよう精いっぱいやらせていただきますので
どうか、最後まで応援のほどよろしくお願いします。
「毎週当店に、お越しいただきましてありがとうございました。
最後のライブ本当に楽しみにしております。
いってらっしゃいませ。」
ああ、終わるんだね。
変わらず良いセミファイナルでした。
すっごい劇的なことが起きないからこそリアルがある。
お笑い芸人って職業は普通ではないかもしれないけれど、そこを「夢だった職業」だと思えば20代後半のリアルがあると思う。
例えば「夢だった事務員」でも良いじゃん(苦笑)
ま、その場合、他の会社の事務員になりゃいいじゃんってことだけど。
ま・・・職業選択には色々悩みはつきないじゃん。
20代後半ってそんなもんだよなぁ(遠い目)
潤平はかなり自己中な部分があるんだけどw
冷静になってみればね。
春斗を芸人に誘ったのも潤平。
のわりにネタを書いていたのは春斗。
マクベスを始めたのも終わらせたのも潤平。
春斗は潤平の恋路も応援してくれた。
だけどさ、潤平って憎めないよね。
こういう子っているのよね。
里穂子がつむぎに送ったストップウォッチもさすが。
みんな旅立ちの季節なのに春斗は無職・・・?
個人的には芳根京子ちゃん!!
まぁ、フーミンとは全然違うじゃん。
しかも古川さんより年下なんだけど大人っぽく見える。
ってか・・・古川さんは大分年下の石井杏奈ちゃんの妹を演じちゃうくらい若く見えるってのもあるけどね。
ハキハキしてしっかりしてでんでんもでれでれw
結局、オヤジに似た人を好きになったのかな。
結婚も就職も夢も青春の始まりから中盤にかけては盛り上がるけど、青春の後半は切ないよね。
取捨選択しないといけない日が来る。
捨てなくても良いけれど、捨てた方が楽なこともあるんだよ。
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主題歌:「愛を知るまでは」あいみょん
出演
高岩春斗(菅田将暉)
朝吹瞬太(神木隆之介)
美濃輪潤平(仲野太賀)
中浜里穂子(有村架純)
中浜つむぎ(古川琴音)
恩田光代(明日海りお)
坂斉凜奈(米倉れいあ)
下條良枝(松田ゆう姫)
村主うらら(小野莉奈)
真壁権助(鈴木浩介)
安藤友郎(伊武雅刀)
小林勇馬(浅香航大)
高岩俊春(毎熊克哉)
安藤友郎(伊武雅刀)
岸倉奈津美(芳根京子)
楠木実籾(中村倫也)
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